どどんとふからの移行

どどんとふから別オンセツールへの移行に際して

2020年末にFlashの正式サポートが終了し、Flashツールであるどどんとふはサポート対象外になります。

即座に使用不能になるか、未サポートの状態で使用自体ができるかどうかはわかりませんが

早い内に別ツールに移行するのが吉と言えるでしょう。


最近では新しいオンセツールが次々に作られており、群雄割拠の様を呈しています。

このページではUdonarium、Quoridornの2種を設置していますが

これ以外にも様々なツールが存在しています。

今のうちからいろんなツールを試して使い勝手を確かめておくのがいいでしょう。


各種ツールの比較

新しいものはようわからん…という「」の参考になればいいと思い各種ツールの簡単な比較を作ったよほめて

▼長所

      • P2P通信で参加者同士でデータをやり取りする形態で、サーバーを介さないので動作が軽くなりやすい
      • サーバーにデータが保存されないため、どどんとふ公式鯖ですらUdonarium利用の場合のみR-18規約の対象外になる(閉じられた環境)
      • 3Dマッピング機能でやろうと思えばとても凝った街やダンジョンマップを作ることが可能
      • カスタム性が非常に高く、様々なTRPGシステムに柔軟に対応可能。キャラチップにキャラシートの情報全てを載せることもできる
      • サーバーはUdonarium本体を置いておくだけでいいので最安値のレンタルサーバーでも何も問題がない

▼短所

      • 安定動作をさせるならPC+Chromeでの利用にほぼ限られる
      • 稀にP2P通信を規制しているプロバイダがあり、利用できない回線が存在する
      • 化石の如く古いPCを使っているとマシンパワー不足で動かない(買い替えなさい)
      • 部屋が保存されず、全員退室したら消滅するので毎回部屋データを保存する必要がある(セーブ&ロード自体は簡単)
      • 立ち絵が使えない(運用工夫で一応対応可能)
      • 標準の共有メモ機能が使いづらい(運用工夫で一応対応可能)
      • カスタム性が高い故に操作に不慣れなうちはややとっつきづらい


▼長所

      • 見た目と操作性はほぼどどんとふ、更に機能が追加・改善されている
      • 新型のVer.2以降では部屋データが保存され、使用感はほぼ完全にどどんとふそのまま。移行対象としては最もハードルが低い

▼短所

      • そもそも未完成(開発自体は確実に進んではいる)
      • Ver.2を設置する場合、現在のレンタルサーバーでは動作環境を用意できないため1ランク上のプランの契約が必要
      • 設置工程も複雑でクンリ「」がちょっと面倒


▼長所

      • スマートフォン、タブレットでも使用可能のマルチプラットフォーム
      • インターフェースが比較的直観的でとっつきやすい
      • 動作が意外と軽い
      • ADVのような背景演出が容易に可能
      • 立ち絵が使用可能。表情差分にも対応している
      • どどんとふのようなカットイン機能をもち、チャット末尾文字列に反応して鳴るSEなども設定可能
      • 部屋が保存される
      • 部屋ごとに固有URLをもつため、募集を募るときURLを貼るだけですぐ飛べて便利。ブックマークしておけば再入室も楽ちん

▼短所

      • 自鯖設置できるシステムではない
      • 版権画像の使用が公式規約でNGされている
      • 最低でも部屋を建てるGMはヒのアカウントが必要


▼長所

      • スマホやタブレットでも使用可能(むしろスマホ向けのデザイン)
      • 立ち絵使用可能、共有メモ機能も充実
      • PCで利用する場合はウィンドウを分割することで全機能を一画面内に同時表示させることも可能

▼短所

      • 自鯖設置は推奨されていない(なのでここにも設置予定はない)
      • 設置されているどどんとふ公式鯖の規約として版権画像の使用はNG
      • ウィンドウ分割して使うと画面が散らかりやすい


▼長所

      • 操作が簡単、スマホでも利用可能
      • 公式から立ち絵などキャラ画像素材が豊富に提供されている
      • ブラウザゲームADVのようにセッションログを自動でリプレイに生成してくれる機能あり
      • 同様に動画作成ソフトのプロジェクトに自動で書き起こす機能あり
      • 望まないユーザーを強制退室させられるキック機能あり
      • (備考)昔はプレミアム会員以外は部屋の利用時間に制限があったがサーバー増強に伴い時間制限がなくなった
      • 部屋ごとに固有URLをもつため、募集を募るときURLを貼るだけですぐ飛べて便利

▼短所

      • 画面がADVライクなインターフェース、基本的にCoC等の会話主体のシステム向け?(あまり使いこんでなくてわからない)
      • 公式規約として著作権を侵害する恐れのある行為はNG=版権画像の使用はNG


クンリ「」からのオススメ

Udonariumが移行先に適していると感じています。

何故かって何の規約にも縛られることなく何やっても問題になりにくいから。

データがサーバーに残らない分、非常に限られた範囲のみに対する閉じた環境での利用なので、他システムより気楽に色々できます。

ぶっちゃけ「」向けとしてサーバーに独自に設置せず、Udonarium公式やどどんとふ公式鯖に設置されているものを利用したとしても

サーバーに負荷や迷惑をかけることもないので全く問題ないくらい。

ただ、部屋一覧から部屋を探すのが大変だと思うので「」向けの設置はこのままやります。


Udonariumの問題点としては、部屋が保存されないこと。

セッション開催以外でも部屋に入ってチャットや連絡をやりたいという「」は確実にいるでしょう。

どうしてもいつでも入室できる部屋が保持されていてほしい、という場合はUdonarium以外のシステムがオススメ。

Quoridorn Ver.2が完成したら最有力候補でしょうが、未完成の現状ではココフォリアやTRPGスタジオあたりがオススメかな?

ちなみにUdonariumを使う場合、このサイトに用意してある募集掲示板や伝言板を使うことで、部屋が無くてもやりとりが可能です。

部屋が建ってない間もチャットがやりたい!と思う場合はもうDiscordでサクッとチャット部屋を作るのが早いと思う。

通知も出せるから発言を見落としづらいしスマホでも見れるので連絡のやりとりが楽ちん。

※Discordはボイスチャットを使わずテキストチャットのみの利用も可。というか世間ではテキストチャットのみの利用の方が主流

もしくは簡単に部屋を作れるレンタルチャットシステムを使うとかいう手段もあり(例:かにチャット


Udonariumへの移行に向けて

ちょちょっとUdonariumを使ってみた感じ、どどんとふで使ってた大抵の機能は再現できることがわかりました。

立ち絵の再現はまあ妥協みたいなものですが、リソースウィンドウや長文の共有メモも実運用可能なレベルで再現可能。

再現できなかったのはカウンターリモコンと立ち絵の表情差分をチャットで利用することが出来ない2点くらい?

立ち絵はそもそも実装されてないから期待しても仕方ないけどカウンターリモコン機能はマジで欲しい。

要望送るの止まるんじゃねえぞ…


んで、多分どどんとふから別システムに移行するにあたって、慣れない操作感で躓いて二の足踏んだままの「」もいると思うので

Udonariumでよければ簡単な使い方講座みたいなページ作ってもいいかなーって思ってます。特に「どどんとふからの移行」に焦点を絞った内容で。

他システムはよくわからん…ココフォリアに関しては熱心な有志のwikiがあるからそっち見た方が早いし。

いつ作るかはわからないけどページができたらトップページのUdonariumリンク付近にこっそり追加しときます。



いじょー、クンリ「」からのおせっかいでした