分析細胞生化学研究室
Laboratory of Analytical Cellular Biochemistry
山口大学 農学部 生物機能科学科
研究室主催者:今村博臣
Laboratory of Analytical Cellular Biochemistry
山口大学 農学部 生物機能科学科
研究室主催者:今村博臣
生命を支えるダイナミックな代謝システムを理解することを目指し、以下の3つのテーマを中心に研究をおこなっています。興味がある方はぜひご連絡ください!
細胞の代謝状態をイメージング・操作する分子ツールの開発:組織や細胞をすり潰して代謝物を解析する従来の手法では、空間的な情報や動的な情報の多くが失われてしまいます。そこで、細胞や組織の代謝物濃度を非侵襲的にイメージング・操作するために、ATPなど特定の代謝物を検出する蛍光バイオセンサーや、これらの代謝物濃度を変調するアクチュエーターなど、機能的な分子ツールを開発しています。
代謝の時空間ダイナミクスを支えるメカニズムの研究:代謝イメージング技術と代謝操作技術を用いて、細胞や組織における代謝の時空間ダイナミクスとそれを支えるメカニズムを研究しています。代謝のダイナミックな振る舞いと生命現象や疾患との関わりを明らかにすることを目指しています。
タンパク質機能のデザイン:分子ツールの材料となる新規の機能的タンパク質を設計して創り出す研究をしています。
SPring-8/SACLA Research Frontiers 2024に解説が掲載されました。(2025年8月5日)
今村がAPPW2025において招待講演をおこないました。(2025年3月18日)
日本結晶学会誌に解説が掲載されました。(2024年12月18日)
共著論文がRedox Biology誌にオンライン掲載されました。(2024年11月28日)
農学部3年生の岡野さん、妹尾さん、野田さん、松岡さんが研究室に配属されました。(2024年11月5日)
今村が山口大学に着任し、「分析細胞生化学研究室」を立ち上げました。(2024年9月1日)
日本語総説・解説のリストを更新しました。(2024年8月9日)
共著論文がKideny International誌に受理されました。(2024年7月3日)
米国科学アカデミー紀要に掲載された研究が、日本経済新聞(11/3朝刊)、日経産業新聞(11/15)、科学新聞(11/17)で紹介されました。(2023年11月22日)
米国科学アカデミー紀要に掲載された私たちの論文が、掲載号の"In This Issue"で紹介されました。(2023年11月17日)(https://doi.org/10.1073/iti4523120)
今村がFAOPS2023 (The 10th Federation of the Asian and Oceanian Physiological Societies Congress)で招待講演をおこないました。(2023年11月3日)
論文が米国科学アカデミー紀要に掲載されました。GFPを人工的にRFPへと改変することに初めて成功し、さらに改変前後の立体構造を比較することにより、RFPにおいてGFPとはかたちの異なる蛍光団が自己触媒的に形成する仕組みの一端を明らかにしました。大阪大学理学研究科今田研究室との共同研究成果です。(2023年10月24日)(https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2307687120)
共著論文がScience Immunology誌に受理されました。(2023年7月7日)(https://www.science.org/doi/10.1126/sciimmunol.abq4573)
共著論文がCommunications Biology誌に受理されました。(2023年3月6日)(https://www.nature.com/articles/s42003-023-04663-y)
実験医学誌に分岐鎖アミノ酸イメージングについての解説が掲載されました。(2022年8月22日)(https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/contents/?doibc=7131-00001-0000259-00)
生物工学誌にATPイメージングについての総説が掲載されました。(2022年7月25日)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/seibutsukogaku/100/7/100_100.7_359/_article/-char/ja)
生物物理誌に解説が掲載されました。(2022年5月25日)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/62/2/62_125/_article/-char/ja)
eLife誌に掲載された共著論文がeLife digestで紹介されました。(2022年4月19日)(https://elifesciences.org/digests/67659/energy-saving-saves-cells)
共著論文がeLife誌に掲載されました。(2022年4月19日)(https://elifesciences.org/articles/67659)
「現代化学」に解説記事を書きました。(2022年3月8日) (http://www.tkd-pbl.com/book/b598818.html)
共著論文がeLife誌に掲載されました。(2021年12月8日)(https://elifesciences.org/articles/71424)
共著論文が米国科学アカデミー紀要に掲載されました。(2020年1月4日)(https://www.pnas.org/content/117/52/33660.short)
下記の研究成果についてプレスリリースをおこないました。(2020年10月21日)(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2020/201015_3.html)
今村と元院生の坂本修一朗さんを共同筆頭著者とする論文がeLife誌に掲載されました。アポトーシスによって細胞が死ぬ際の細胞内ATP濃度の変化を単一細胞レベルで詳細に明らかにしたほか、pannexin-1が細胞内ATP濃度を低下させることでアポトーシスした細胞の代謝を抑え、グルコースの無駄な消費を止めていることを突き止めました。(2020年10月15日)(https://elifesciences.org/articles/61960)
計画班代表として参画する研究課題が科研費「学術変革領域(B)」に採択されました。(2020年10月2日)
業績リストを更新しました。(2020年1月23日)
吉田さんの論文がACS Sensorsにアクセプトされました。業績リストも更新しました。(2019年12月11日)
松岡篤志さんと中嶋瞳さんが修士課程を修了しました。また、樋口牧郎さんが京大MICへ異動となります。皆さんの新天地での活躍を期待しています。業績リストも更新しました。(2019年3月28日)
今村が平成30年度中谷賞奨励賞を受賞しました。(2019年2月22日)
業績リストを更新しました。(2018年12月19日)
武田科学振興財団のライフサイエンス研究助成に採択されました。(2018年11月12日)
業績リストを更新しました。(2018年9月11日)
新メンバーとして樋口さんと米満さんが加わりました。(2018年4月1日)
島津科学技術振興財団の研究開発助成に採択されました。(2018年2月20日)
京都大学iPS細胞研究所の齊藤研との共同研究成果がBBRC誌に掲載されました。(2018年2月17日)
遺伝研前島先生との共同研究成果がCurrent Biology誌で公開されました(京都大学のプレスリリース)。(2018年1月19日)
平成29年度島津科学技術振興財団研究開発助成に採択されました。(2017年12月12日)
京都産業大学の横山さんとの共同研究成果がPLOS ONE誌に受理されました。(2017年12月12日)
東北大学の水上さんとの共同研究成果がChemical Science誌に掲載されました。(2017年11月24日)
埼玉大学脳科学セミナー(11月17日)で今村が講演します。(2017年11月16日)
プロメガ主催の講演会(9月15日、千里ライフサイエンスセンター)で今村が講演します。(2017年8月24日)
日本生体エネルギー研究会第43回討論会のホームページを公開しました(→JBEG2017HPへ)。(2017年8月21日)
甲南大学の渡辺さんとの共同研究成果がScientific Reports誌に掲載されました。(2017年8月21日)
中野将希君(垣塚教授グループ)の論文がEBioMedicine誌に掲載されました。細胞内ATP濃度を維持する効果のある薬剤を投与することにより、パーキンソン病モデルマウスの症状が大幅に緩和されることを見出しました。(2017年8月18日)
九州大学の小柴さんとの共同研究成果がScientific Reports誌に受理されました。(2017年6月5日)
新メンバーとして中嶋瞳さんと松岡篤志さんが加わりました。(2017年4月17日)
Andrea Trevisiolさん(ドイツMaxPlank Kalus Nave lab)を筆頭著者とする共同研究成果が、eLife誌に受理されました。(2017年4月17日)
科研費(基盤B)に採択されました。(2017年4月1日)
高橋世菜さんと西山翠さんが修士課程を修了しました(写真)。新天地での活躍を期待しています。(2017年3月24日)
高橋世菜が日本農芸化学会2017年大会で一般講演をおこないました。(2017年3月19日)
今村が、日本農芸化学会2017年大会(京都女子大)でシンポジウム講演、および生命動態システム科学四拠点 CREST PRESTO QBiC 合同シンポジウムでポスター発表をおこないました。(2017年3月18日)
昆俊亮さん(北海道大学遺伝子病制御研究所藤田研)を筆頭著者とする共同研究の成果が、Nature Cell Biology誌に受理されました。(2017年3月15日)
吉田君の論文がMethods in Molecular Biology誌に掲載されました。(2017年3月14日)
光科学技術研究振興財団研究助成に採択されました。(2017年3月1日)
Andrea Trevisiolさん(ドイツMaxPlank Kalus Nave lab 大学院生)が研究室を訪問&セミナーをしてくれました。(2017年2月27日)
中谷医工計測財団開発研究助成に採択されました。(2017年2月24日)
基礎生物学研究所上野研の鈴木さんが中心となっておこなった共同研究成果が、Development誌に受理されました。おめでとうございます。(2017年2月8日)
京大生命上村研(細胞認識学)の津山さんが中心となっておこなった共同研究成果が、Journal of Cell Biology誌に受理されました。おめでとうございます。(2017年1月24日)
吉田君の論文がScientific Reportsにオンライン掲載されました。新しい発光型ATPバイオセンサーを開発し、高い定量性で培養細胞集団の平均細胞内ATP濃度を測定することに成功しました。細胞内ATP濃度を変化させる薬剤のハイスループットスクリーニングや光合成生物におけるATP濃度のイメージングにも応用できると期待されます。(2016年12月21日)
吉田君が日本生体エネルギー研究会第42回討論会でポスター発表をおこないました。(2016年12月19日)
吉田君の論文がScientific Reportsに受理されたお祝いをしました(写真)。(2016年12月1日)
今村が第54回日本生物物理学会でシンポジウムのオーガナイザーをつとめ、講演をおこないました。(2016年11月27日)
高次生体統御学講座有志で高台寺へ紅葉ライトアップを見にいきました(写真)。(2016年11月21日)
今村が長瀬研究振興賞を受賞しました(長瀬科学技術振興財団HP)。(2016年4月1日)
高次生体統御学講座の新人歓迎お花見バーベキューをしました(写真)。(2016年3月31日)
京大メディカルイノベーションセンター仲川先生との共同研究成果がScientific Reportsに掲載されました。(2015年12月18日)
BMB2015で西谷君がポスターで、西山さんがポスターと口頭で発表をおこないました。。(2015年12月3日)
東北大内田研との共同研究成果がJBCに受理され、paper of the weekに選出されました。(2015年12月2日)
今村が11月30日に阪大生命機能研究科(OsakaMito2015)、12月1日にBMB2015(多機能オルガネラ・ミトコンドリアの動的ふるまいによる生命機能制御)、12月2日にPromega Dynamic Connectionで講演します。(2015年11月26日)
吉田君と今村が第53回日本生物物理学会年会でポスター発表しました。(2015年9月14日)
吉田君と今村がYoungMito2015に参加し、吉田君は口頭発表しました。(2015年7月9日)
今村が新学術領域「酸素生物学」の公募班に採択されました。(2015年4月1日)
岩切君が卒業し、西山さんが新たなメンバーに加わりました。(2015年4月1日)
今村が京都大学白眉センターから生命科学研究科へ異動しました。(2015年4月1日)
柳沼さんの論文がScientific Reports誌の注目論文として取り上げられました(→Nature Japanのサイトへ)。(2014年11月10日)
メンバーページの写真を更新しました。(2014年10月10日)
柳沼さんの論文がScientific Reports誌に掲載されました。ひとつひとつのバクテリア内の絶対ATP濃度を定量する技術を開発しました。その結果、遺伝的に同一であり、かつ同一条件で培養した場合であっても、個々のバクテリア細胞ではATP濃度が大きく異なることを明らかにしました。ATPのような代謝物濃度に細胞間で大きな多様性があることは、これまで知られていなかった新たな知見です。(2014年10月6日)
今村が執筆した総説が、「生体の科学」8月号と「実験医学」増刊号に掲載されました。(2014年9月8日)
今村が第23回バイオイメージング学会公開シンポジウムで講演しました。(2014年9月6日)
今村が第2回京都大学ー台湾大学ジョイントシンポジウムで発表しました。(2014年9月1日)
Ben Loos博士(Stellenbosch University, South Africa)が研究室を訪問しました。(2014年7月23日)
田中君とKaiser君が卒業し、吉田君と西谷君がメンバーに加わりました。(2014年4月9日)
新谷泰範さん(阪大医学部)との共著論文がEMBO Reports誌に掲載されました。(2014年3月11日)
井尻貴之さん(京都産業大学)と共著の紀要がSpringerより出版されました。(2014年3月11日)
今村が生体エネルギー研究会第39回討論会で口頭発表し、優秀発表賞を受賞しました。(2013年12月20日)
木岡秀隆さん(阪大医学部)との共著論文が米国科学アカデミー紀要に掲載されました。心筋細胞において新規のATP合成制御機構が存在することを明らかにしました。(2013年12月16日)
田中喬君の論文がJournal of Biological Chemistry誌に受理されました。膵臓ランゲルハンス島におけるATP濃度とカルシウム濃度の関係を明らかにしました。(2013年12月4日)
Roland Malli研(Medical University of Graz)との共著論文がMolecular Biology of the Cell誌に掲載されました。(2013年12月4日)
清中先生(京大工学部)との共著論文がNature Methods誌に掲載されました。(2013年10月16日)
慶應義塾大学医学部で招待講演をおこないました。(2013年9月18日)
第86回日本生化学会大会(横浜)で招待講演をおこないました。(2013年9月11日)
Peter Carmeliet研 (VIB, Belgium)との共同研究成果がCell誌に掲載されました。(2013年8月1日)
新たに開発した低温型ATPバイオセンサーを使ったin vivo ATPイメージングの研究論文がAnalytical Chemistry誌に受理されました。津山さん(京大上村研)や岸川さん(京産大横山研)たちとの共同研究成果です。(2013年7月22日)