短髪のヘアセット方法をヘアスタイル別に解説!おすすめのワックスも紹介

短髪はヘアセットが簡単というメリットがありますが、美容室帰りのようにうまくセットできないというメンズも多いのではないでしょうか?

ヘアセットをうまく仕上げるには、髪を濡らしてからのブローとワックスの使い分けが肝心。そこで、今回はおすすめの短髪スタイルとともに、ヘアセットの方法とおすすめワックスもご紹介します。

短髪の基本ヘアセットの方法も解説するので、この機会にマスターしましょう!

おすすめ短髪スタイル7選とセット方法


清潔感があり、女子ウケもいい短髪ヘア。ミディアムやロングヘアに比べてセットが簡単なのも魅力ですね。

トレンドをさり気なく取り入れた、おすすめ短髪ヘア7選をご紹介します。それぞれのヘアスタイルのセット方法とおすすめのワックスもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

①爽やか!黒髪刈り上げショート


画像引用:BIGLOBE Beauty

黒髪なのに、重さを感じさせないエアリーショート。サイドと後ろを刈り上げたツーブロックですが、後ろの刈り上げはトップと自然なラインでつなげているのでソフトな印象になっています。

セット方法

タオルドライのあとは、髪に空気を含ませるようにブロー。前髪には軽い立ち上がりを付けたいので、ドライヤーの風を下から上に向かってかけます。

ワックスを手の平に薄く伸ばし、髪全体に馴染ませます。ボリュームダウンさせないために、髪の根元には付けず、中間から毛先に付けるのがポイントです。

手の平に残ったワックスで前髪を下から上になで上げ、毛束を調節して完成です。

この髪型におすすめのワックスは「ミューヴル ドライハードワックス7」

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チューブタイプのドライハードワックス。ハードワックスなのに、伸びが良く軽い付け心地が特徴です。

ドライワックス特有のゴワ着いた感じがなく、キープ力の高さも好評です。フレッシュな青リンゴの香りです。

②ビジネスにも!アップバングショート


画像引用:BIGLOBE Beauty

男らしいアップバングのベリーショートスタイリング剤でマットにすればカジュアルに、ウェットに仕上げればフォーマルなスタイルを作ることができます。

爽やかな印象が強くなりがちなベリーショートですが、髭を生やすことでワイルドな雰囲気に。

セット方法

タオルドライのあとは、髪を握るようにつかみ、ドライヤーの風を前からあてボリュームを出します。前髪は立ち上がりのクセをつけるためにドライヤーは下から上に向かって当てます。

仕上げにスタイリング剤を髪全体に馴染ませ、毛束を調節します。ウェットに仕上げたい時は、半乾きの状態でジェルを馴染ませれば、ツヤ感が増しハードなスタイルに。

この髪型におすすめのワックスは「アリミノ ピース フリーズキープワックス」

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ワックスの中でも根強い人気を集めるアリミノワックス。その中でもフリーズキープワックスは、キープ力とホールド力の高さに定評があります。

ワイヤーフィルム配合で、根元の立ち上がりとボリュームを支えて毛先のパサつきを防ぎます。爽やかなアクアカシスの香り。

【参考】アリミノワックスを詳しく解説!

https://danlead.jp/articles/24365

③王道!刈り上げベリシ

画像引用:BIGLOBE Beauty

メンズ短髪ヘアの定番ともいえる、刈り上げのベリーショートスタイル。サイドとバックは刈り上げになっていますが、トップとの差が小さいのでソフトな印象に。

ラフな動きを出してマットに仕上げればカジュアル、サイドパートでウェットにスタイリングすればビジネスシーンでも通用します。

セット方法

タオルドライのあとは、ラフな感じで自然に乾かしますが、前髪を立ち上げる場合はドライヤーの風を下からあてクセをつけます。

ワックスは手の平に伸ばし、髪の中間から毛先にかけて馴染ませ毛束を調節。軽さをキープするためにも、ワックスの付けすぎには注意しましょう。仕上げにヘアスプレーでホールドすれば、スタイルの乱れが気になりません。

ジェルやグリースでウェットに仕上げる場合は、髪が半乾きの状態でスタイリングするとツヤ感、パキッっと感がアップします。

この髪型におすすめのワックスは「ナカノ スタイリングタントN ワックス4 ハード」

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美容室でも使われていることが多いナカノのワックスシリーズ。伸びが良くキープ力があるのに、髪がゴワつかず手直ししやすいのが特徴です。

シアバター配合で紫外線による髪のダメージを予防。さらに植物エキス配合でダメージやカラーリングの退色を防止します。マスカットベースの甘すぎない香りが爽やかです。

【参考】ナカノワックスを詳しく解説!

https://danlead.jp/articles/22117

④知的!大人のベリ

ショ

画像引用:BIGLOBE Beauty

知的な印象を与えるベリーショートスタイル。サイドは刈り上げてツーブロックになっているので、知的ながらも男らしい髪型になっています。

メガネやヒゲ、帽子などを組み合わせると、一気にオシャレ感がアップ。大人の男性だからこそ似合うスタイルです。

セット方法

タオルドライの後は、髪全体をフォワードにブローし、ウェットワックスかグリースで仕上げます。スタイリング剤は、変え髪以外の髪全体に薄く馴染ませ、自然な髪の流れをつまみながら作ります。

前髪はボリュームと軽さをキープするため、スタイリング剤は毛先だけにつけます。

この髪型におすすめのワックスは「DEUXER(デューサー) アクアジェルワックス6G」

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その名の通り、ジェルの様なウェットな質感とパリッとした仕上がりになるウェット系ワックス。そのキープ力には定評があり、仕上げにヘアスプレーを使う必要がありません。

付けすぎると、ハードな印象になってしまうので、少量ずつ手に取り調整します。

【参考】デューサーワックスを詳しく解説!

https://danlead.jp/articles/23180

⑤好感度アップ!ツーブロックアップ

バング

画像引用:BIGLOBE Beauty

スポーツマンのような爽やかな印象のツーブロックスタイル。サイドはハチまで幅広く刈り上げていますが、バックは自然なラインでトップにつなげているので、ハードな印象になり過ぎることなく清潔感をキープ。

スタイリング剤を使い分ければ、カジュアルにもフォーマルにもキマる髪型です。

セット方法

ビジネスやフォーマルなシーンにはウェット感がでるジェルがおすすめ。タオルドライの後ドライヤーでラフに乾かし、半乾きの状態でジェルを髪全体に馴染ませます。

カジュアルに仕上げるなら、マット系のワックスを髪全体になじませ、仕上げに毛束を調節し立体感をだすようにします。

この髪型におすすめのワックスは「ロレッタ デビル ゼリー 10.0」

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ロレッタデビルはスタイリストが愛するロレッタワックスのメンズシリーズです。なかでも、ロレッタデビルゼリー10.0がおすすめ!

キープ力がありウェットに仕上がるので、大人の雰囲気を出すことができます。

【参考】ロレッタワックスを詳しく解説!

https://danlead.jp/articles/26012

⑥小顔効果あり!スパイラル

マッシュ

画像引用:BIGLOBE Beauty

小顔効果を期待できるのがマッシュベースのスパイラルパーマ。甘くなりがちなマッシュスタイルも、スパイラルパーマをかけることで、おしゃれで無骨な雰囲気に。

マット系ワックスで仕上げるとカジュアルに、ウェットな質感に仕上げれば男の色気を出すこともできます。

セット方法

タオルドライのあとはドライヤーで半乾きまで乾かし、ワックスを全体に散らします。髪が濡れた状態の方が、パーマの動きがより鮮明に。

前髪もラフな動きをだして、作りこみ過ぎないのがポイントです。毛先や毛束の感じを調整して完成。

この髪型におすすめのワックスは「オーシャントリコ エア」

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ふんわりとしたパーマのシルエットをキープするなら、「オーシャントリコ エア」がおすすめ。おしゃれメンズに人気の美容室オーシャントーキョーが手がけているスタイリング剤です。

美容室帰りのような、自然な毛束感と毛先の動きを自宅でも再現できるワックス。凛とした爽やかな香りも印象的です。

【参考】オーシャントリコワックスを詳しく解説!

https://danlead.jp/articles/23404

⑦爽やか!ビジ

ネスパーマ

画像引用:BIGLOBE Beauty

ビジネスマンにおすすめの髪型がこちらのパーマスタイル。ショートスタイルの髪にパーマで自然な動きを出しているので、爽やか、フレッシュな印象を与える髪型です。

アップバング、七三、サイドパートなど、スタイリングを変えて、オンオフでイメチェンも楽しめます。

セット方法

タオルドライのあと、髪全体をフォワード方向にブローしますが、トップ部分のボリュームとアップバングを作るには、前方からドライヤーの風を当て髪根元に立ち上がりのクセをつけます。

マット系ワックスを全体に馴染ませ、毛先の動きと毛束を調節して完成。

この髪型におすすめのワックスは「LIPPS L12フリーキープワックス」

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メンズに人気の美容室LIPPS(リップス)の経験と技術から生まれたワックスシリーズの中の一つ「LIPPS L12フリーキープワックス」。伸びが良く髪に馴染みやすいので使い心地が良いのが特徴。

ワックス特有のベタつきがなくサラサラとした感触なので洗い流しも簡単です。パーマの空気感をキープし、フワッとした自然な仕上がりを実現します。

短髪のヘアセッ

ト方法基本編

髪型を問わず、ヘアセット方法の基本編を解説します。これさえ覚えておけば、いつものヘアスタイルもアレンジして簡単にイメチェンすることができますよ。

パーマヘアの場合は、ブローせずに濡れた状態でスタイリング剤を付けた方が、パーマが活きることがあります。パーマをかけた際には、美容師さんにヘアセットの方法も確認すると安心ですよ。

髪を根

元から濡らす

まずは髪を根元から濡らすところから始めましょう。

この一手間をかけることで、寝癖や髪のクセがリセットされて、セットしやすくなります。


タオルドライ

髪を濡らした後、必ずタオルで水分を吸収します。

タオルドライをしっかりすることで、ドライヤーをかける時間も短くなり、熱によるダメージを軽減することができます。

ドライ

ヤーでブロー

ヘアセットの8割はブローで決まると言われるほど、ブローが肝心です。目指す髪型をイメージしながらブローし、髪型の土台をしっかりと作っていきます。

髪はドライヤーの熱で形を変えて、冷める時の形でキープします。なので、アップバングなど、髪に立ち上がりのクセづけをしたい時には、髪の根元に温風をあて立ち上がりのクセを付けたあと、髪の熱が冷めるまで手で支えて形をキープします。

そうすることで、時間が経っても崩れない髪型のベースを作ることができるのです。

ワックスで

スタイリング

ヘアセットの仕上げとしてワックスなどのスタイリング剤を使います。ブローしただけでは落ち着かない髪も、スタイリング剤を使うことできれいにまとまります。

毛束や毛先の動きを出したい時にはワックス、バーバースタイルなどフォーマルに仕上げたい時にはグリースやジェルなど、仕上げるヘアスタイルによって使い分ける必要があります。

短髪に合うワックス選びの5

つのポイント

多種多様のワックスが販売されているので、何を選べばいいのか迷ってしまうメンズも多いのではないでしょうか?

ワックスを選ぶ際の目安となる5つのポイントはこちら。

  1. 髪質は軟毛or剛毛

  2. 髪の長さは短いor長い

  3. 髪をボリュームアップorダウン

  4. 仕上がりの質感はマットorウェット

  5. 香り・価格・パッケージ

それでは、一つずつ詳しくみていきましょう。

①髪質は

軟毛or剛毛

ワックス選びで重要になるのが、自分の髪質です。髪の毛が細く柔らかい髪質の人が、ハード系ワックスを使うと、ベタつきやボリュームダウンの原因となることがあります。

逆に剛毛の人がライト系やクリーム系のワックスを使っても髪が落ち着かず「ワックスを付けた意味がない」状態に。

自分の髪質に合ったワックスを見つけるには、美容師さんのアドバイスや商品の口コミ、使い心地チャートなどを参考にすると良いでしょう。

②髪の長さは

短いor長い

ワックスの選び方は、髪の長さによっても異なります。ミディアムからロングヘアの場合は、ハード系ワックスを使うと髪がゴワゴワして指が通らなくなってしまいます。

一方で、短髪の場合は毛束や毛先の動きを強調したいヘアスタイルが多くなるので、ハード系やファイバー系ワックスがおすすめ。ボリュームを出したい場合や髪を立たせたい場合にもハード系、ファイバー系ワックスがおすすめです。

③髪をボリュームアッ

プorダウン

髪をボリュームアップさせるには、ハード系やファイバー系のワックスを使いますが、ボリュームダウンさせたい時には、水分を多く含むウェット系ワックスがおすすめです。

ただ、ワックスだけでボリュームダウンさせようとするとベタつきの原因ともなるので、まずはブローでしっかりとボリュームダウンするようにしましょう。

④仕上がりの質感はマット

orウェット

ワックスの種類によって、仕上がりの質感にも違いがあります。マット系ワックスは髪にツヤを与えないマットな仕上がりになるので、ナチュラルでカジュアルな印象。

一方で、ウェット系ワックスは濡れたようなツヤ感を出すのでフォーマルシーンやビジネスシーンにおすすめです。

⑤香り・価格

・パッケージ

意外と見落としがちなポイントですが、ワックスの香りの好き嫌いには個人差があります。匂いに敏感な方は、無香タイプを選ぶと安心ですね。

また、ワックスは毎日使うものなので、使いやすい形状のパッケージであること、継続して使える価格の物であることも選ぶ際のポイントとなります。

【参考】あなたにピッタリのメンズヘアワックスを見つけよう

https://danlead.jp/articles/11321

短髪は女

子ウケがいい

セットが簡単で、アレンジ次第でカジュアルにもフォーマルにもイメチェンできる短髪ヘアですが、女子ウケがいいというメリットもあります。

なぜ短髪は女子ウケがいいのか、その理由をみていきましょう。


清潔感がある

女子が好感をもつ男性の条件が「雰囲気イケメン」。これは、髪型だけに限らず服装や髭などを整えている清潔感がある男性のことです。

注意するポイントは、襟足やサイドの髪の長さです。襟足は襟にかぶらない長さ、耳の周りは耳にかからない長さに維持するようにしましょう。

また、ダークカラーのスーツは肩に落ちたフケが目立ちやすくなります。少しのフケは仕方ないとも言えますが、パッと見て目に付く量のフケは不潔な印象を与えてしまうので、頭皮ケアにも気を配るようにしましょう。

【参考】清潔な男を目指すならシャンプーにこだわろう!

https://danlead.jp/articles/773


誠実に見える

メンズの短髪は、誠実な印象を与えることができます。これは女子に限らず、ビジネスシーンでも好感度アップにつながります。

特に、短髪で黒髪の場合はより誠実な印象に。黒髪の重さが気になる方は、パーマをかけて軽さをだすといいですね。

事がデキそう

女子がかっこいいと思う男性の条件にランクインするのが「仕事がデキる男」。

清潔に整髪された短髪スタイルの男性は「身だしなみに気を配れるデキる男」の印象を女子に与えることができます。

チャラい奇抜

な短髪はNG

一方で、奇抜な短髪スタイルやチャラい短髪は女子ウケが悪くなってしまいます。稀に個性的な男性が好き、という女子もいますが、それは少数派。

女子がチャラいと思うのは明るいトーンのカラー、奇抜だと思うのはシルバーやレッドなど個性的すぎるカラーといえます。

【参考】モテる男を徹底分析!

https://danlead.jp/articles/11880

まとめ:短髪のヘアセットはブローできまる・ワックスは使い分けが肝心

女子ウケも良くビジネスシーンでの好感度アップにもつながるメンズの短髪。ヘアセットが簡単なのもメリットですね。

髪型によって、セットの仕方に多少の違いはありますが、基本のセット方法をマスターすればいろいろな髪型に対応することができます。

スタイリングの仕上げにはスタイリング剤を使いますが、短髪の場合はワックスがおすすめ。ワックスは髪型や髪質によって使い分けることで、ヘアスタイルをキープすることができますよ。

参考リンク:

短髪に限らずメンズのヘアスタイルを知りたいという方は下記の記事をご覧ください。男性におすすめの髪型を20個紹介しています。

https://danlead.jp/articles/13063