【 100年以上前からこの地に建つ山小屋を守りたい!】


奥劔 池ノ平小屋はかつて国内最大のモリブデン採掘地として1916年に作業者の宿舎として小屋が建てられたのが始まりです。

その後鉱山が閉鎖し、残された建物を利用して山小屋営業が開始されました。


劔 池ノ平小屋の建つ場所は登山口からとても遠く、北アルプスの中でも人が訪れ難い奥地にあります。

そこへ至る道も荒れた登山道を歩く必要があり、雪渓の状態によっては登山道が通行止めになってしまう事もあるような場所です。

初心者には難しいルートになる為、訪れる登山者はシーズンを通してとても少なく、採算を取りながら営業していくのは難しい環境にあります。

また、小屋のオーナーも高齢となり、自身で小屋を切り盛りして行くことは出来なくなっている事から、小屋の営業や手続きなどを『モンロー会』というボランティア団体が手助けしながら営業しています。