第8回生命医薬情報学連合大会

日本オミックス医学会 シンポジウム

オミックス医学研究の動向と展望

わが国において、がんゲノム医療において遺伝子パネル検査が6月1日から公的医療保険の適用対象としたように、各国でオミックスに基づく医療が研究開発から臨床のフェーズへ移行しつつある。こうしたなか、オミックス情報に基づいたトランスレーショナルリサーチの開発と臨床応用、オミックス医療への情報的アプローチの体系的構築、疾患横断的オミックスに基づく「新しい臨床医学」体系の創出が重要となっている。本シンポジウムでは、オミックス医学研究の動向と展望について議論したい。

日時: 2019年9月11日 10時30分 - 12時00分

場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 70周年記念講堂

田中 博(東京医科歯科大学 医療データ科学推進室)

オミックス医学研究の最新動向と今後の展望

石川 俊平(東京大学 医学部・大学院医学系研究科 衛生学教室)

AIによるゲノム病理情報の学習

田辺 和弘(LSIメディエンス), 今西 規(東海大学 医学部 基礎医学系)

糖ペプチドプロファイルの機械学習による卵巣がんの早期発見

中津井 雅彦(京都大学大学院 医学系研究科)

変異キュレーションのための知識データベース構築とゲノム医療の実践に向けての課題

茂櫛 薫(富士通株式会社 共創ビジネス推進部)

オミックス医学研究と医療応用を支えるICTインフラの構築に向けて