ICRES2024
9th International Conference on Robot Ethics and Standards
産学連携ワークショップ
7/29−31 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎
産学連携ワークショップ
7/29−31 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎
■開催にあたって
ICRES2024は、人工知能とロボティクスにおける安全性、倫理、法律、社会的な問題について、多角的に議論する国際学会です。 以下がトピックとなり,研究のみならずAIの本格的な社会実装に突入する産業界においても注視すべき重要なテーマです.
・ロボット/AIの社会実装研究
・HCI/HRI研究
・ロボティクスにおける倫理原則
・AIと倫理的問題
・ロボットの設計、使用、運用に関する倫理
・プライバシーと個人データの管理
・倫理フレームワーク
・安全基準の定義における産業界と社会の役割
・ソーシャルメディアコミュニケーションとAI技術
・知能システムへの価値観と規範
・倫理と標準化
・自律システムにおける透明性
・政治的および法的枠組み
・ロボット倫理に関する形式的および数学的枠組み
■個人で参加するには
ICRES2024に参加登録いただきますと,本産学連携ワークショップにもご参加いただけます.
■ワークショッププログラム ※本会議のプログラムはこちらです.
July 29, 2024 Day 1
15:30-16:40 Session 3 (80 min.) チュートリアル1 和泉 憲明 (AIST Solutions)
17:00-19:00 Welcome Reception
July 30, 2024 Day 2
10:50-12:10 Session 4 (80 min.) チュートリアル2 稲谷龍彦(京都大学 法学研究科)
13:40-15:00 Session 5 (80 min.) パネル1 AI・ロボットと法人との共生
パネラー
稲谷龍彦(京都大学)※コーディネータ
大屋 雄裕(慶應義塾大学)
中川 裕志(理研AIP)
神崎宣次(南山大学)
追加の予定あり
18:00-20:00 Social Dinner
July 31, 2024 Day 3
11:00-12:20 Session 8 (80 min.) チュートリアル3 市川 類(一橋大学イノベーション研究センター)
13:40-15:00 Session 9 (80 min.) パネル2 AI・ロボットと人との共生
パネラー
浅田 稔 (大阪大学)
栗原 聡 (慶應義塾大学)※コーディネータ
武田 英明 (国立情報学研究所)
山川 宏 (東京大学)
稲邑 哲也 (玉川大学)
招待講演
市川類(一橋大学イノベーション研究センター/東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授)
講演概要
生成AIの登場以降、その技術面での競争を含めたAIのイノベーションは加速的に進展し続ける一方、その能力の高さと安全性への懸念を背景に、世界的にAI規制・ガバナンス制度の構築に向けた検討も加速化している。
このような中、これまでの世界のおけるAIガバナンス・制度の経緯とその発展メカニズムについて整理した上で、今回の生成AIの登場に対して、世界的にAIリスク・AI安全としてどのような議論がなされ、それに伴い、特に2023年夏以降、G7・OECD、米国、英国、欧州などの先進民主主義国において、それぞれどのような方向にAI規制・ガバナンス政策が進められているかを概観する。加えて、AIの安全保障面を含む国連等での動きや、米中対立を巡る両国等における規制・ガバナンス政策の動向を踏まえた上で、今後の世界におけるAIガバナンス政策の方向性について論ずる。
プロフィール
1990年東京大学大学院修士課程、1997年MIT修士課程、2013年政策研究大学院大学博士課程修了。博士(政策研究)。1990年、通商産業省(経済産業省)に入省し、各種の技術・イノベーション政策の立案に従事。2013年内閣官房IT総合戦略室内閣参事官、2017年産総研人工知能研究戦略部長等、2020年一橋大学イノベーション研究センター教授、2023年より現職。専門は、社会システムの観点からの技術・イノベーション政策の研究、特にデジタル・人工知能などの先端技術分野の制度・政策研究。
和泉 憲明((株)AIST Solutions Vice CTO / デジタル庁 シニアエキスパート (元・経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室長))
講演概要
経済産業省のDX推進政策は、「2025年の崖」問題への対応から、グローバル戦略を見据えたデジタルインフラの社会実装へと展開している。今回は、Gaia-X、Catena-X等の国際動向を踏まえ、官民連携スキームとしてのウラノス・エコシステムによる日本版データ連携や産業DX、さらには、デジタルライフライン全国総合整備計画といった政策展開と最新動向に関して、アーキテクチャという観点から、元担当官としてのポイントを解説する。
プロフィール
平成8年12月 静岡大学情報学部 助手、平成14年4月 産業技術総合研究所・研究員、上級主任研究員などを経て平成29年8月より経済産業省商務情報政策局情報産業課企画官、令和2年7月より同情報経済課アーキテクチャ戦略企画室長、令和6年7月より現職。現在、デジタル庁シニアエキスパートを兼務。博士(工学)(慶應義塾大学)。
ICRES2024 Chairs & Committees
General Co-Chairs
Satoshi Kurihara (Keio University, Vice President of JSAI, Japan)
Etsuko Kobayashi (The University of Tokyo, Japan)
Mohammad Osman Tokhi (London South Bank University, UK)
Maria Isabel A. Ferreira (University of Lisbon, Portugal)
Program Co-Chairs
Tatsuhiko Inatani (Kyoto University, Japan)
Hideaki Takeda (NII, Japan)
Naveen Sundar G (Rensselaer Polytechnic Institute, NY, USA)
Manuel Silva (ISEP & INESCTEC, Portugal)
International Advisory Committee
Minoru Asada (Osaka University, Japan)
Gurvinder S. Virk (CLAWAR Association)
Endre E. Kadar (University of Portsmouth, UK)
Sponsors
ーーーーーGold Sponsorーーーーー
オムロンサイニックエックス株式会社
ーーーーーSliver Sponsorsーーーーー
AIアライメントネットワーク
川崎重工業株式会社
ーーーーーBronz Sponsorsーーーーー
株式会社Opening Line
株式会社サイバーエージェント
Tokyo Robotics Inc.
運営組織