2022年08月20日
いぶき野FCヘリオスの6年生は、全国少年少女草サッカー大会 清水カップに4泊5日で参加しました。
1次リーグ戦(抽選により決められた4チームでの総当たり戦)
いぶき野FCヘリオス
3 vs 0 高槻南AFC 2nd(大阪)
2 vs 2 バディSC江東B(東京)
4 vs 0 清水プエルトSC(静岡)
2勝0敗1分 第2位 33位から64位グループ入り
2次リーグ(同グループでの1次リーグ2位同士4チームでの総当たり戦)
いぶき野FCヘリオス
1 vs 2 三保FC(静岡)
0 vs 1 柏エフォートFC(千葉)
0 vs 2 TOKAIスポーツアカデミー(静岡)
0勝3敗0分 第4位 57位から64位グループ入り
3次リーグ(同グループ8位同士4チームでの総当たり戦)
いぶき野FCヘリオス
2 vs 0 清水クラブSS(静岡)
0 vs 0 カテット白沢サッカースクール(栃木)
0 vs 1 行田東フットボールクラブ(千葉)
1勝1敗1分 第2位 59位か60位確定
順位決定戦
いぶき野FCヘリオス
0 vs 0 リバーFCグリーン(神奈川)
PK 3 vs 2
最終順位 127チーム中59位
COVIDの影響で3年ぶりの開催となった清水カップ。出場が叶わなかった先輩の気持ちも胸に試合の前日8月16日12:30に出発。台風の影響で東名高速が通行止めとなり、渋滞の影響で到着まで何と7時間!
今回お世話になる和風ビジネス旅館 福住さんに20:00過ぎに到着。
翌朝、朝食前に魚町稲荷神社にてサッカーの神様に必勝祈願!
初日は清水小学校にて抽選で組み合わせが決まった4チームでの総当たり戦を行いました。同グループには2ndチームといえど、強豪を相手に勝利、引き分けと幸先の良いスタートを切りましたが、常に課題とされている”得失点が重要となる場面で点を確実に取ること”ができず、結果2位で終えました。
今回、熱中症予防の為、全試合午前中で終わる日程となっており、初日の午後は皆で三保の松原へ。いきなり泳ぎ出す子もいれば、帰りのことを気にして躊躇する子も。最終的には全員海につかりました。COVIDで思うようにできずに溜まっていたうっぷんを晴らすかのように皆楽しんでいて、本当に来れて良かったと思いました。ビーチフラッグ大会ではY.I.さんが勝利!清水エスパルスグッズゲット!
※来年は三保の松原へ行く場合は、水着とタオルと着替えを持っていくべし!
大会2日目。旧東海大学第一高校にて、同グループ16チームの4つの総当たり戦で2位となったチーム同士での2次リーグ。コーチ陣としてはこの日が非常に重要と考えておりましたが、1試合目からエンジンかからず、終わってみれば3敗。
ちょっとしたミスからの失点での失速。コーナーキックからの失点。体を簡単に入れ替えられる守備。パス・シュートの質。多くの課題が浮き彫りとなり、大敗はしないものの悔しい結果となりました。
悔しい結果となりましたが、午後は清水港出発の富士山清水みなとクルーズ、その後エスパルスドリームプラザにて自由行動。チームのメンバーと一緒に買い物をしたり、乗り物に乗ったり、しっかりとリフレッシュしました。クルージングではイルカにも遭遇!この時期はよく見れるとのこと。風船はヘリオスカラーを選択。
今回の遠征の一つのテーマとして、”選手達がより自立すること”を掲げていました。自分達で話し合って決めたことを実行する。この日の夜は皆でミーティングを開き、2日目の反省を踏まえて、勝利を手にするために何をすべきかを議論しました。会議の最後に、”これをやれば勝てる”の説明してもらうことにしました。会議のアニメーターを決めてみたり、途中話し合った内容のノートを取り始める選手がいたり、議論が脱線しそうになった時に軌道修正しようとする選手、途中集中が切れてしまう選手、見ていて非常に興味深かったです。
最終的なアウトプットは”ボールを必ず先に触り、パスを出す前に周りを見て準備をしておき、確実に点を取る。これをやれば勝てる!”となりました。
大会3日目。駒越小学校にて、8位リーグが行われました。昨晩話し合って決めたことを皆できちんと確認し、序盤からボールを先に触る意識がきちんとできていました。また、今までドリブルを選択し強引に行っていた場面でも、きちんと周りを見て準備し、より可能性の高いパスを選択することも見受けられました。
ここまでくると同じ位のレベルのチームに絞られ、一進一退の攻防が続くことが多くなりました。暑い中2日間、11人で6試合をこなし、疲れも溜まっている中一生懸命選手達はボールを追いかけている姿には感動しました。1勝1分で迎えた3試合目、両チーム点が入らないまま迎えた後半の中盤、キーパーがクリアに出たところを相手の速いリスタートにやられ失点、惜しくも敗退。結果、8位リーグを2位で終え、最終日の59-60位決定戦に進みました。
クリアして外に出て行ったボールを取りに行って相手に渡したキーパーのT.T.さんにはグリーンカード贈呈。
3日目の午後は宿の周りを散歩し、行列ができる高田アイスさんでアイスを堪能!
夜は、J2の清水エスパルス vs. 町田ゼルビア戦をアイスタにて観戦。2点先取したゼルビアを3点取って清水がひっくり返す展開に選手達も大興奮!ハーフタイムや試合終了後には花火も上がり、夏の良い思い出となりました。
大会最終日。まずはお世話になった福住旅館さんにお礼のご挨拶。期間中大変お世話になりました!
そして、この日のお相手は何と同じ宿に泊まっていたリバーFCグリーンさん!
2日目の夜に決めた約束事に、前日のJリーグの試合にインスパイアされた上で、”町田ゼルビアのように前から当たる”と”パス&ゴーを意識する”が加わりました。試合は前半は一進一退の攻防、後半は押し込まれる場面が多くなりましたが、最後の力を振り絞って守り切りPK戦へ。ヘリオスは先攻お互い、1人ずつ外し、4人目が決め3 vs 2。最後は相手がゴールバーに当て外し、勝利!
同じ釜の飯を食べてきた仲間と試合後に闘を讃え合う姿は、スポーツの素晴らしさを感じる場面でした。最後は一緒に記念撮影!
この結果、いぶき野FCヘリオスの最終順位は参加127チーム中59位となりました。
今回、自立を一つのテーマとしていましたが、この遠征を通じて、選手達はサッカー選手として、一人の人間として大きく成長できたと思います。課題もまだまだ多くありますが、小学生としての残りの大会でこの経験をフルに生かかしてほしいと願います。
今回大会を運営して下さった清水カップ主催者様、会場をご提供頂きましたチームの方々、審判を手伝って下さった地元の高校生の方々、お相手頂きました全てのチームの皆様、福住旅館の方々、本遠征の手配をして頂き、遠いところまでサポート及び応援に来て頂きました保護者の方々、応援に来てくれたちびっ子達。関わって下さった全ての方々に感謝申し上げます。
今後とも宜しくお願い致します!