告知日:2019年5月22日
発効日:2019年6月1日
ヒュージ・リーダーズフォーマットの制定当初、このフォーマットでは独自の禁止カードリストは作成せず、本家統率者戦での禁止リストさえ把握していれば参入が可能であることに価値を見出していました。この理念は今でも重要なものであると信じていますし、そうであり続けることを望んでいました。 しかし、ゲームの健全性に悪影響を及ぼすカードについては、これを放置するわけにはいきません。コミュニティへのヒアリングを実施し、一定のデータを得られた今、初めての禁止カードを設定することになりました。
ヒュージ・リーダーズにはコンバット・ジェネラルの居場所を望んでいました。このカードは《悟った達人、ナーセット》などが、すべての対戦相手を倒し切るための重要なカードであり、また他の追加ターンも同様でした。しかし、熱心なコミュニティの探究心によって、追加ターンを得るカードの価値が本家統率者を超えるものであることがわかると、プレインズウォーカーと追加ターンを組み合わせたデッキが環境を支配するのに時間はかかリませんでした。 プレインズウォーカーを利用したデッキそのものには何の問題もなく、異常なほどの低リスクで追加ターンを得られることが問題であると判断したため、《運命のきずな》を禁止します。 なお、《時間のねじれ》、《時間操作》、《荊州占拠》などの、解決後に追放されない、追加ターンを得られる点数で見たマナ・コストが5マナであるカードについても注視を続けていきます。