サポーター募集
私たちは、兵庫教育大学の学生から成る学習支援ボランティア団体であり、家庭環境や経済的な理由などで塾に通いたいけど通えない子ども達や、学校への登校に課題があり授業の進度についていけない子ども達に対して、無償で塾と同じようなレベルの学習機会を提供することで、基礎知識を確かに定着させ、教育格差や学力差を少しでもなくしたいという思いから立ち上げ、「学習コース」と「遊びコース」の2つのコースを設け活動を行っております。
設立後約半年で、学習コース・遊びコース合わせて、30人を超える子ども達が参加する団体となりましたが、学生の持ち出しで活動が成り立っていることも多く、主に人材面や資金面で困っているという実情があります。
そこで、今後も子ども達に対して学習支援の場を長期的に提供していくために、皆様には「学習支援ボランティア団体HOPEサポーター」として、主に資金面において、私たちの活動を支援していただけないかと思い、サポーターを募集させていただくことになりました。
~私たちの思い~
私たちは、兵庫教育大学の学生から成る学習支援ボランティア団体であり、家庭環境や経済的な理由などで塾に通いたいけど通えない子ども達や、学校への登校に課題があり授業の進度についていけない子ども達に対して、無償で塾と同じようなレベルの学習機会を提供することで、基礎知識を確かに定着させ、教育格差や学力差を少しでもなくしたいという思いから、HOPEを立ち上げました。また、子ども達にとって、「学習」だけでなく、「遊び」がコミュニケーション能力や思いやる力を身に付けることができる大切な要素であることを踏まえ、【学習を通しての学び】と【遊びを通しての学び】を提供するために、「学習コース」と「遊びコース」の2つのコースを設け活動を行っております。
現状、通塾の低年齢化やICTを用いた教育コンテンツの普及に伴い、学校外教育への需要が高まりつつある中、それに反して、経済的に困窮している家庭や両親が共働きで遅くまで家にいない家庭が増えていることで、学校外教育を十分に受けることができる子とできない子の間で、教育格差や情報格差が生じています。家庭が自己負担する教育支出のうち約6~7割が塾や習い事等に掛かる学校外教育費であるため、家庭の経済格差が教育格差に直結する可能性が高いというデータもあります。また、学校内においても、クラスの中で学力に関して中間層が少なく上位層と下位層に子ども達が集中しているという傾向があり、同じクラスの中でも学力差に大きな開きが生じています。私たちは、この点に着目し、子ども達に対して何かサポートできないかと考えました。
当初は、無料塾を立ち上げて活動を行う構想もありましたが、学生のみで塾を設立し経営していくことは容易ではないため、ボランティア団体という形で、学生のできる最大の範囲内で、活動を行っていくことになりました。
無償で学習する機会を子ども達に提供するためには、比較的時間に余裕のある私たち学生が適しており、加えて、兵庫教育大学の学生は教員を目指す者が多く、講義や実習を通して主に教育について学んでいるため、学生にとっては、子ども達との関わりを通して大学での学びを実戦で活かすことができます。また、子ども達にとっては、年齢も近く、大学受験を経験し最新の知識を持った大学生のお兄さんお姉さんに分からない問題を教えてもらうことができます。このように、お互いがwin-winな関係で循環していくことができると考えました。
また、兵庫教育大学発の学習支援ボランティア団体として、兵教生による地域貢献・子ども支援の一環として、ボランティアの環・支援の環をもっともっと社会に広げていきたいと考えました。
「学習コース」では、小・中学生を対象に、毎週水・金・土曜日の週3回の学習指導を行っています。①週3回開催、②1回2時間30分の勉強時間、③スタッフによるマンツーマン指導・質問対応という「HOPE学習コース3大魅力」を活動の軸として、学校の宿題をしたり、分からない問題を自由に質問したりするなど、子ども達一人一人がそれぞれの課題に応じて学習に取り組んでいます。
「遊びコース」では、指定された月毎に異なる楽しい企画を通して、年齢・性別・校種・学年・地域などの垣根を越えて、多様な人々や友達と交流できる機会を設けております。実際に、過去には、兵庫教育大学講師の方による英語のストーリーテリングや、他団体様とのコラボレーションによるクリスマス会などを行いました。
設立後約半年で、学習コース・遊びコース合わせて、30人を超える子ども達が参加する団体となりました。
しかし、学生の持ち出しで活動が成り立っていることも多く、主に人材面や資金面で困っているという実情があります。今後も、子ども達に対して学習支援の場を長期的に提供していくためには、これらの問題点を中心に、制度を整備する必要があります。神戸市や明石市など、加東市から離れた地域から来ているスタッフもおりますので、代表としては、交通費だけでも支給してあげたいという思いが強くあります。また、学習指導の質をより向上させるために、それぞれの子ども達にとって必要な教材なども準備してあげたいと考えております。
そこで、皆様には「学習支援ボランティア団体HOPEサポーター」として、主に資金面において、私たちの活動を支援していただけないかと思っております。
現HOPEスタッフは、全員「子ども達のために少しでも何か役に立ちたい!」という強い思いで、一生懸命活動に取り組んでおります。皆様と一緒に、活動を通して、【学習を通しての学び】と【遊びを通しての学び】を子ども達に提供していきたいです!
少しでもご協力いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
HOPE代表 菅野光記
~データから分かること~
受験をひかえた子供の通塾率は9割を超えており、中学1年生から通う子供が約3割、小学校高学年から通う子共が約2割もいる。
「通塾の低年齢化」が顕著になっているということが分かる。
1990年代を境に、共働き世帯数が、男性雇用者と無職の妻から成る世帯数を超え、年々増加し続けている。
「今までに子どもが経済的な理由で諦めた経験」をたずねた結果では、「塾・習い事」が68.8%と最も多い。
世帯収入の低い家庭(子どもにかけられる学校外教育費の少ない家庭)の子どもほど、学力テストの正答率が低いことが分かる。つまり、家庭の経済格差が学力格差を生んでいる。
また、家庭が自己負担する教育支出(学習費)のうち、約6~7割が学校外教育費(学習塾や習い事等の費用)であることが明らかになってる。日本では、経済格差による教育格差は、学校外教育で生まれやすくなっています。
サポーターとしてご協力いただける方は
以下の申込フォームにて必要事項を記入し、お申し込みをお願いいたします。
※申込フォームにてお申込みいただいた後に、ご記入いただいた皆様のメールアドレス宛に、口座情報など詳細についてこちらからご連絡いたします。