12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」においては、
◯ 教育相談は、現代の児童生徒の個別性・多様性・複雑性に対応する生徒指導の中心的な教育活動であること
◯ 教育相談の目的は、児童生徒が将来において社会的な自己実現ができるような資質・能力・態度を形成するように働きかけること
と書かれており、教育相談の大切さが改めて強調されているところです。
新着情報・研修会情報
2025年度冬期研修会 NEW !!!
日時:2026年1月9日(金)10:00~16:00
場所:エルプラザ札幌(JR札幌駅直結)
講師:石川 尚子コーチ
内容:「気持ちに寄り添うアプローチ【コーチング編】」
冬期研修会のご案内をいたします。
本会の冬期研修会、恒例となりました石川コーチをお招きし、コーチングにどっぷりつかる研修会です。子ども達やクライエントにどのように寄り添うのか、より実践的かつ具体的な内容で進めていただきます。
多くの皆様と、学びを共にできることを楽しみにしております。
【申込みURL】
https://forms.gle/1Rn7fPZGSahyhpAR9
2025年度
テーマは「不登校・発達障害」です。
・夏期研修会は、2025年8月4日(月)
・冬期研修会は、2026年1月9日(金)
本会の2025年度の活動予定を掲載いたします。
場所や講師等については、現在進行形で交渉・検討中です。
今後も皆様方のお役に立てる研修会を企画していきたいと思いますので、足をお運びいただけたらと思います。
詳細につきましては、こちらに随時アップしていきますので、定期的にご確認ください。
※予定:R7:不登校・発達障害等
R8:面接・カウンセリング技法、生徒指導提要等
R9:少年非行、児童虐待等
実践報告(令和6年10月)
北海道における実践を日本スクールカウンセリング協議会の実践報告に取り上げていただきました。
ガイダンスカウンセラー実践インタビューに掲載されておりますので、ご覧ください。【https://jsca.guide/activity/】
つぶやき・ツイート
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は、本会の新たな挑戦として、講師による講義の後、シンポジウムを行いました。
シンポジウムとはいえ、事例を基にした事例検討会の色合いが濃い内容でした。
本シンポの趣旨として、
1.実際にどのように実践に還元できるのかを体験を通して深めること
2.参加者にあっては、シンポジストに自身を投影する中で、自身のアセスメントの自覚や気づきを深めたり、くせを探ったりすること
をねらいとしました。
戸田教授、田辺教諭、岩瀬教諭、古原SSW、ファシリテーター北河でシンポジウムを行い、事例をもとにしたケース会議は、現場でも同じように進むケース会議の態様でした。
初めは手のつけようのない難しい事例のようにみえても、(短い時間の中でしたが…)インシデントプロセスによるアセスメントで拡散した内容をそれぞれのシンポジストの立場からリソース探しで収束していくという流れを通して、何ができるのかの風穴を開けるチャンスが発見できそうでした。
参加された皆様におかれましては、多くの目でアセスメントをすることの有効さを感じていただけたのではないでしょうか。
34万の児童生徒に34万通りの対応があるわけです。
今回のチャレンジを通して、今後も工夫を大切にしていきたいと意を固くすることができました。 文責:北河
本会の基本情報
日本学校教育相談学会北海道支部 会則
※本部の会則に準じる。
第一章 総 則
第1条 総則
本会は、「日本学校教育相談学会北海道支部」と称する。(以後「本会」)
第2条 事務局
本会は、主たる事務局を代表宅におく。
第二章 目的及び事業
第3条 目的
本会は、学校教育相談の実践をとおして、研究・研修等を行い、会員相互の資質の向上と、学校教育相談の普及・充実を図ることを目的とする。
第4条 事業
本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
1)研修会の開催
2)合同論文集「学校教育相談研究」の発行
3)研究・研修の推進
4)学校カウンセラー及び名誉会員等の推薦
5)その他、必要な事業
第三章 組 織
第5条 会員
本会の会員は、正会員、準会員、学生会員、名誉会員及び賛助会員とする。
1)正会員、学生会員、名誉会員及び賛助会員の条件及び承認については、本部に準じる。
第6条 入会
会員として入会を希望する者は、所定の方法で本部に入会を申し込む。
第7条 会費
1)年会費や入会費は、本部の会則に従う。支部の会費はなしとする。
2)研修会に係る参加費用は、個人負担とする。
第8条 退会
会員が次の各号に該当するに至ったときは、その資格を喪失する。
1)退会の意思を事務局に告げ、手続きが完了したとき。
2)連続して2年の会費が未納であり、継続の意思がないとき。
3)本会の名誉を傷つけ又は目的に反する行為をしたと認められるとき。
第四章 役 員
第9条 顧問
本会の企画・運営等に示唆を得るため、必要に応じて顧問をおくことができる。顧問は、総会の承認を得た者とする。
第10条 理事長(含 副理事長・理事)
本会に理事長をおく
1)理事長は、本会を代表し、会務を総括する。
2)理事長は、会の推薦と議を経て、決定される。
3)代表の任期は2年とし、再任を妨げない。
第11条 事務局員(含 事務局長・事務局次長・事務局総務)
会員の連絡調整及び会の円滑な運営のため、事務局をおく。
1)事務局は、事務局長、事務局次長、事務局総務及び事務局員により構成する。
・事務局長 ~ 会務の執行、会員の把握、入会の受付、退会の受理 等
・事務局総務 ~ 事務局長を補佐し、会務の執行 等
2)事務局員の任期は2年とし、再任を妨げない。
3)事務局員は、理事長が選出する。
第12条 各種委員(研修担当・会報担当)
本会の目的を達成するため、各種委員をおく。
1)各種委員は、研修及び会報を担当する。
・研修担当 ~ 研修計画の策定と運営、合同論文集の査読・構成等
・会報担当 ~ 会報及びHPの原稿依頼、作成、編集及び発行
2)各種委員の任期は1年とし、再任を妨げない。
第13条 会計監査
本会に会計監査をおく。
1)会計監査は本会の会計を監査する。
2)会計監査の任期は2年とし、再任を妨げない。
第五章 運 営
第14条 総会
本会の組織と運営に関する最終の決定は総会の議による。総会は、原則として年1回開催する。但し、自然災害等の影響により、総会を開催できない場合は、事務局会議をもって、総会の議決に代えることができる。
1)緊急の必要がある場合に、臨時総会を開くことができる。臨時総会は、事務局員の決議又は全会員の過半数の連名による要請があった場合、理事長が招集し、運営する。
2)総会の議事は、出席者の過半数の同意をもって成立する。但し、本会の会則変更及び解散については、出席者の3分の2以上の同意を得なければならない。
第15条 事務局会議
本会の組織と運営に関する会務を執行するため、事務局会議を開催する。事務局会議は、必要に応じて年2回開催する。
1)事務局会議は、理事長・副理事長・事務局長・事務局次長・事務局総務・事務局員で構成する。
2)研修会の運営に関わる事項を検討する場合は、運営チーフ及び運営サブチーフを含むものとする。
第16条 会計
本会の経費は、会員の入会金、会費、寄付又は補助金をもってあてる。
1)本会の会計年度は、毎年4月1日から始まり、翌年3月31日に終わる。
2)決算報告及び予算案は、総会の承認を得なければならない。
第六章 雑 則
第17条 会則の変更
この会則の変更及び施行について必要事項又はこの会則に定めていない事項については、総会の議決を経て別に定める。
第18条 附則
1)本会の倫理規定については、本部の規定に準ずる。
2)本会の事業及びその運営を明確にするため、別に細則を設ける。
3)本会則は、令和4年4月1日より施行する。
4)本会則の成立当初の事業年度は、施行日から翌年3月末日までとする。
「論文作成」の執筆要領
日本学校教育相談学会北海道支部
1.論文発表は未発表のものに限る。但し、既発表の内容を発展させた場合や口頭発表、配布資料はこの限りではない。
2.論文筆頭者は会員資格(日本学校教育相談学会)を必要とするが、共著者はこの限りではない。
3.投稿は、最終締切日を遵守してください。
4. 論文の執筆はワープロソフト(Wordのみ)を使用し、投稿は電子ファイルにて送付してください。
5.論文の長さはA4版4枚以内(図表も含む)とする。
6.投稿論文は次に従うものとする。
1)論文の種類は以下のような区分とする。
・研究論文:学校教育相談分野に関する調査研究または理論的考察をもって論文とする。
・実践事例:学校教育相談分野に関する事例(個別、集団)の実践報告をもって論文とする。
・資 料:学校教育相談分野に関する資料として掲載する価値のある論文とする。
・そ の 他:実践論文、実践報告については、随時検討する。
2) 書き方は、問題(目的)、方法、結果、考察(結論)、参考・引用文献からなることを原則とする。文体は「である」調とし、常用漢字・現代かなづかいを用いる。
3) 論文の印字は明朝体(10.5ポイント:以下po.)とし、題名(14po.)、副題名・氏名[所属](各10.5po.)とする。
論文名に7行とり、本文は8行目から始め、最初の小見出しのみ3行とる。
4)小見出しは1・・、(1)・・、①・・、ア・・の順につける。
5)本文は、A4版縦置き・横書き・2段組で、1段の次数は24字×45行とする。
6)図表は、「図1 〇〇と〇〇の関連」「表1 〇〇〇〇」と本文中に挿入する。
7)注及び参考・引用文献は、注記番号も併記し論文末に一括して掲げる。注記番号は、(1)…と表記し、参考・引用文献は邦文・欧文を含めまとめてアルファベット順に記載する。
(論文の場合) 著者、論文名、雑誌名、巻、号、年号、頁の順
(単行本の場合) 著者、論文名、雑誌名、巻、号、年号、頁の順
(本文中の引用例)例1:…中野(2000)も強調しているように……、
例2:又は、……という調査結果もある(大友1998a、1998b)。※同一著者は、年代順a、b…に記載する。
8)調査研究・事例研究等、個人情報に関わる研究は倫理的配慮について記載する。
原稿送付:投稿は、電子ファイル(ワード仕様のみ)にて送付する。また、メールには、氏名・自宅住所・電話番号・勤務先・メールアドレス・発表の有無を記載してください。
募集要項:送付先等の詳細につきましては、「論文発表会の申込みについて(ご案内)」をご覧ください。なお、論文発表会の発表がなく、論文集に掲載のみの場合につきましても、同様の送付先になります。
<補足>原稿受付後、論文の種類の変更や、書式・内容等についての連絡調整をさせていただく場合がありますので、ご了承ください。
2022.3改正
2024年度 日本学校教育相談学会北海道支部総会
1.日時:2024年8月9日(金)16:15~
2.開催方法:集合形式
3.総会次第 総合議事司会
(1)理事長挨拶
(2)議事
① 2023年度事業報告
② 2023年度会計決算及び監査報告
③ 2024年度事業計画(案)
④ 2024年度会計予算(案)
⑤ 支部役員の改選について
(3)各担当からの報告(運営、広報、研究、事務、認定等)
(4)その他、連絡
<概況報告>
◯ 北海道支部会員 2024年度会員(3月末)67名 新入会員5名 退会喪失会員12名
◯ 第34回全国総会、発表大会(愛知大会)8月
◯ スクールカウンセラー派遣 中野武房(網走市)
<議事>
2023年度事業報告
◯ 2023年度支部総会
日時:2023年8月10日(木)12:00
◯ 2023年度夏期研修講座について
日時:2023年8月10日(木)10:00~16:00 内容:「発達心理からアプローチする学校教育相談」講師:前野 紀惠子氏
◯ 2023年度論文発表会について
日時:2023年8月10日(木)16:15~17:00
◯ 2023年度事例検討会
オンラインによる定例研修会(研修会・座談会)において実施(予定)
◯ 2023年冬期研修講座
日時:2024年1月10日(水)10:00~16:00 内容:「コーチングをベースに据えた学校教育相談」講師:ゆめかな代表取締役 石川 尚子 氏
◯ 2023年の支部役員会
日時:2024年1月10日(水)12:00
◯ 2023年度事務局会議(3回を予定)・2023年 5月21日(日)・7月30日(土)ZOOMによる事務局会議
2023年度会計決算及び監査報告:別紙報告
2024年度事業計画(案)
◯ 2024年度支部総会
日時:2024年8月9日(金)16:15
◯ 2024年度合同論文発表会について
日時:2024年8月3日(土)13:30~ オンライン開催
◯ 日本学校教育相談学会北海道・東北ブロック研修会兼第1回青森県支部研修会
日時:2024年7月26日(金)9:45~16:10 内容:事例検討会 Co:小玉育子 内容:「不登校児童生徒の実態に応じた支援のあり方」講師:花輪 敏男 氏
◯ 2024年度夏期研修講座について
日時:2024年8月9日(金)10:00~12:00 内容:「いじめに対する学校教育相談の役割」講師:札幌弁護士会
日時:2024年8月9日(金)13:30~16:00 内容:「アセスメントにおける学校教育相談の役割」講師:畠山 貴代志氏
◯ 2024年度事例検討会
オンラインによる定例研修会(研修会・座談会)において実施(予定)
◯ 2024年冬期研修講座
日時:2025年1月10日(金)10:00~16:00 内容:「コーチングをベースに据えた学校教育相談」講師:ゆめかな代表取締役 石川 尚子 氏
◯ 2024年の支部役員会
日時:2025年1月10日(水)12:00
◯ 2024年度事務局会議(3回を予定)・2024年3月27日(水)・2024年5月8日(水)・2024年 7月21日(日)
◯ 定例研修会(研修会・座談会)について
オンラインによる年3回程度の定例研修会(研修会・座談会)を開催(予定)
2024年度会計予算(案):別紙報告
北海道支部役員(2024~2025年度) ※( )内の所属は2023年度現在
理事長 北河剛治(真竜小)
理 事 北河剛治(真竜小) 岩瀨由妃(白樺高等養護) 田辺園枝(中島中)
古原祥子(石狩市教委) 岩瀨大地(札幌小野幌小) 木幡紀彦(札幌南郷小)
事務局長 岩瀨由妃(白樺高等養護)
事務局総務 古原祥子(石狩市教委)
事務局員 北河剛治(真竜小) 岩瀨由妃(白樺高等養護) 古原祥子(石狩市教委)
田辺園枝(中島中) 岩瀨大地(札幌小野幌小) 木幡紀彦(札幌南郷小)
事務局サポーター(準事務局員)
荒谷豊明(平岡高) 十川光穂(枝幸) 酒井洋子(東陵高)
桑野佳子(深川) 高島聖子(千歳第二小) 福島奈緒子(札幌高等養護)
【研 修】 田辺園枝(中島中) 岩瀨大地(札幌小野幌小)
【広報・運営】 岩瀨大地(札幌小野幌小) 木幡紀彦(札幌南郷小)
【会 計】 岩瀨大地(札幌小野幌小)
【監 査】 桑野佳子(深川)
名誉理事長 中野武房
顧 問 川村道夫 大友秀人 金山健一(神戸神和女子大)
三島利紀(釧路高専) 畠山貴代志(札幌) 木村幸恵(遠軽高)
認定カウンセラー推薦委員会 委員長:北河剛治(真竜小) 委員:田辺園枝(中島中)
お願い【試行】
今後に向けたアンケート 【https://forms.gle/zJqnAxkTpXwwhXxf7】
メーリングリスト(ML)登録のお願い 【https://forms.gle/zGwskna6eoKX8nqy7】
理事長ご挨拶
『大切な今の積み重ね』により『大切な未来を創っていく』
日本学校教育相談学会北海道支部理事長 北 河 剛 治
日頃より本会の活動にご理解・ご協力をいただき、ありがとうございます。
私自身、学校現場に勤務し、「真に必要なことは何か」「真に求められるものは何か」「真の目的は何か」を再確認する必要性を強く感じております。ここ数年、「学校に行く意味は?」「学校って面白い?」と子ども達から問われ、学校の無力感・無効力感を感じる日々が続きました。しかし、裏を返すと、子ども達は、真に生きる意味や真に学ぶ意味を模索しているように感じます。そんなことを正面から問いかけてくる子ども達と向き合う中で、子ども達と直接接することのできる我々にあっては、真の意味における「子どものため」という理念が再生し始めてくるのではないかと期待感を抱きます。プラグマティズムの思想における「役に立つ知識こそ真の知識」を強く心に刻み、真に大切なものを自らに問い続け、子ども達の前に立ちたいと身が引き締まる思いです。
北海道支部では、子どもたちと向き合うお一人お一人が自身の実践を立ち止まる場として(またはホッとできる場として)存在していきたいと思い活動を続けるとともに、研修の場の提供だけではなく、日常的に教育相談に携わるもの同志が、心の安らぎや人とのつながりを大切にした活動を続けていきたいと考えております。
多くの皆さまと切磋琢磨できる機会をいただけますよう、今後ともよろしくお願いいたします。
【本会からのお知らせ】
★ 会員の皆様へのお知らせ:
● 2年間、会費が未納になると名簿から抹消されますのでご注意ください。
● 異動などにより住所等に変更があった場合や、資格認定等につきましては、
事務局長(岩瀬:yukinog763@gmail.com)まで、 お問合せください。
★ 非会員の皆様へのお知らせ
● 本学会では、新入会員を募集しております。
日本学校教育相談学会本部HP【http://jascg.info/】より入会申込みができます。
● 本学会では、「学校カウンセラー」の資格を認定しております。
資格認定事業につきましては、スクールカウンセラー派遣制度の拡充と共に拡まって
きており、現在700名以上の方が資格を取得しています。
※詳細は本部HPをご覧ください。
【独 自】
北海道支部独自の取組として、全道各地の仲間と意見交換や近況報告、お悩み相談などができるよう、オンライン研修会を予定しております。お気軽にご参加ください。準備が整いましたら、本HPにてご案内いたします。