About Us

私たちの研究室では,光合成生物のエネルギー代謝と運動を中心に研究を行っています。特に、光合成生物のエネルギー同化作用、つまり光エネルギーをどのようにして私たちが利用できる形態のエネルギーに変換するのか、に着目して、この機構を研究することで、より上手に太陽の光エネルギーをエネルギー資源として活用する方法を研究しています。

  1. 葉緑体ATP合成酵素 の活性調節機構

  2. 光合成生物のレドックスネットワークの包括的理解

  3. 生体内レドックス状態可視化ツールの開発

  4. シアノバクテリアの遺伝子改変技術の開発

  5. クラミドモナスを用いた真核鞭毛の運動調節と構築機構

  6. 緑藻クラミドモナス・ボルボックスの光行動調節

これらの知識・技術を総合して、フロンティア研究機構・原亨和教授とともにCREST事業(2011-2016)を実施しました。

また、新学術領域研究「新光合成:光エネルギー変換システムの再最適化」 (2016-2020, 代表:皆川純基礎生物学研究所教授)に計画班として参加し、ATP合成と酸化還元制御を中心に研究を展開しています。