ごあいさつ

広島市立高等学校文化連盟会長 柳智子

 梅の蕾が膨らみ始め、春の訪れを予感させる中、4年ぶりに入場者数等の制限なく「第36回広島市立高等学校総合文化祭」を開催できますことを心より嬉しく思います。

 この文化祭は、広島市教育委員会のご支援の下、広島市立高等学校7校、広島中等教育学校及び広島特別支援学校が参加し、文化活動の振興と生徒の健全育成を図るとともに、生徒の文化活動の成果を広く市民の皆様に知っていただき、地域の文化活動の一層の充実に資することを目的に平成元年から開催されています。


 文化芸術作品を創り上げていく過程では、生徒たちは多くの葛藤や挫折、他者との衝突も経験いたします。それらの苦しい経験を乗り越えて今回披露される作品や発表は彼らの人間的な成長をも窺い知ることができるものとなっており、来場される皆様に清々しい印象と感動をお届けできるものと確信しております。ぜひお楽しみいただき、生徒たちに温かい励ましのお言葉をいただければ幸いです。

 本文化祭の開催にあたり、多大なご支援を賜りました広島市教育委員会を始め、広島市安佐南区民文化センターの職員の皆様、企画・運営にご尽力いただいた広島市立高等学校文化連盟の各学校委員の皆様、生徒の皆さんに心よりお礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。