彦根ダンスホール紅花は、彦根・袋町にあるイベントスペースです。地元の有志で公民館のように運営しています。
袋町は、かつて芸妓さんたちが踊りや演奏を披露し、多くの人が芸事に親しんだ場所。紅花もまた、音楽や言葉、踊り、あらゆる表現が生まれ、人が出会い、交わる場でありたいと願っています。
一般的なライブハウス等とは異なり、非営利での運営です。ホールレンタル時のスタッフは基本的に紅花の担当者1名のみのため、利用者やお客様にもご協力をお願いすることがあります。
この場所が続いていくこと、その先にまた新しい表現が生まれること。
そのために、皆さんとともにこの空間を育てていければと思っています。
紅花は、音楽や言葉、踊り、あらゆる表現を通じて人が出会い、交わる場でありたいと願っています。
異なる価値観が交わるとき、出会いの喜びだけでなく、ときには摩擦が生まれることがあります。楽しいと感じたり、正しいと思ってしたことが誰かを傷つけてしまうこともあります。
でも紅花は、そのような摩擦を排除するのではなく、問題を対話や尊重によって解決し、新しいものを生み出していくプロセスを大切にする場所でありたいと思っています。それが出来るのは、思いやりのあるよい気風を、ここに集うみなさんが一緒につくってくれるからです。
以下はこの場所をともに育てていくために、大切にして欲しいことです。
ライブイベントなど表現の場を通じて人と出会うのは、とても楽しいことです。音楽がなかったら出会えなかった大切な友人が沢山います。
でも、初対面の人に軽い気持ちで言ったことが、思わぬ形で相手を傷付けてしまうこともあります。相手をよく見て、どんな人なのかを知ろうとすることが大切です。
紅花はこの街のひとつの場所です。だから、ここを大切にする気持ちで、地域を大切にして下さい。
たとえばポイ捨てしないこと(超大事)。また、彦根には素敵なお店がたくさんあり、紅花で出店されることもあります。ぜひそんなお店にも足を運んでみて下さい。
紅花には、音止め時間などの制約があります。この場所がよりよくなるように、「どうしたらみんなが心地よく過ごせるか」を一緒に考えてもらえたら嬉しいです。
また、オープンデーでは掃除や場所の整備もしています。人手が必要なときもあるので、よかったら力を貸して下さい!
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ソファーやバーカウンターがあり、ゆっくり居られる場所であることも、紅花の魅力のひとつです。ここにいる誰もが、直接話さなくても、同じ場所で関わり合っていることを大切にしたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いします。