比企丘陵ソングライン 私たちのルーツ×アート展覧会

日時:2024年11月30日(土)~ 12月1日(日)11:00〜17:00(2日目は〜16:00)

会場:ときがわ町「活き生き活動センター」多世代交流ホール・会議
(埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川2515)

主催:沼タイズ実行委員会
助成:真如苑 市民活動助成事業

協力:Honey Bee House

むかし、里山の奥には「山の神様」がいました。

春には田んぼに降りてきて「田の神様」として米づくりを見まもり、子どもたちと遊び、

動物たちを使って人々にメッセージを伝えていました。

村人は豊作を祝ってお祭りをし、神様にお供えをしました。

私たちはこの物語に学んで、現代風のアート展覧会としてみました。

ソングラインの原型はアボリジニの口承文化で、祖先のたどった道筋を、神話や物語で語りながら、歌や踊り、絵画、儀礼や食文化をとおして伝えるものです。

本展では、比企丘陵の生態系と生活文化をリサーチし、現代に生きる人びとの思いを織り交ぜながら、作品展示や、朗読会、体験ワークショップをおこないます。人類がこれからもこの自然と共生していくために、何が大切なのか、何ができるのか、考えるきっかけになればと願います。

嵯峨創平
(ヤマノカゼ舎主宰、景観生態学研究者)

「比企丘陵ソングライン2022~2024」15点:比企丘陵のため池文化を、生態学・民俗学の手法でフィールド調査し、ソングラインになぞらえた短編連作物語を創作。物語をとおして風景を再発見する体験型アートを楽しんでください。

楊英美(ワークショップファシリテーター)

「水は神を宿す」絵画作品の展示:比企地域に移住して子どもの居場所運営や、持続可能な地域づくりに関わる。里山の暮らし、子育てを経験し、2024年から絵を描きはじめる。

アートおそなえ工作ワークショップ

◯両日(随時)

お米づくりの道具や、自分だけの宝物、何でもOK!巨大アートをみんなでつくろう。紙や空き箱などを使ってオブジェを作ります。会期中は展示して、後日お焚き上げの予定です。

比企丘陵ソングライン「朗読会」

両日11:00〜,14:00〜(40分程度)

比企丘陵の生き物・ため池農業・先人の知恵を物語化した15篇の連作短編から数篇を選んで音楽とともに語ります。

*伴奏音楽のパフォーマーも出演予定

思い出の道具をかたるティーパーティ

両日(随時)

あなたの思い出の「生活用具」のスマホ写真を撮ってきてください。会場にはときがわ町の「古い民具」も展示してあります。お茶を飲みながら「モノ語り」をして、会場に写真と思い出を増やしていきます!

交通 JR八高線明覚駅から徒歩15分/東武東上線武蔵嵐山駅から、イーグルバスせせらぎバスセンター行き「ときがわ町役場本庁舎」下車徒歩1分/車で、関越自動車道東松山インターから20分


問合せ
E-mail:sosaga01@gmail.com

プレイベント(別会場)


鑑賞ワークショップ
「田の神/山の神の風景をたどる」

日時:11月23日(土)13時15分~15時15分

会場:ときがわ町玉川地区(春日神社の杜)

現地集合・解散:ふれあいの里たまがわ

沼の生態系を知る

「秋の鳥さんぽ」

日時:11月24日(日)9時~11時

会場:熊谷市小江川「 農福連携圃場」を目印に現地集合解散

*申込みはこちらから