防犯カメラの
設置について
2020/2/23
毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、
本日は『防犯カメラは、できる限り街じゅうに取り付けるべきである。賛成か、反対か。』でした。
中国では、多くのカメラが設置されていますが、もちろん、賛否両論ありますよね。
賛成意見はこちらをクリック
警察という、人力での治安維持では限界がある
凶悪犯罪が起こったときの解決が早い
子供たちの安全になる
犯罪を防止できる
商業施設内のトラブルを解決できる
施設全体の管理ができる
事故の証拠になる
リアルタイムでの記録監視ができる
不法投棄対策になる
地震などのとき、事の成り行きを記録できる
反対意見はこちらをクリック
見られていることへの抵抗感がある
⇒外出できなくなる
プライバシーの侵害になる
悪用される可能性がある
設置費用がかかる
犯罪行為自体を止めることができない
個人情報が流出する
より高度の手を使って犯罪を行う
今回は、国や地方公共団体が設置することに限定しています。
犯罪の抑止や解決の手段になる反面、プライバシーの侵害等人権の問題にもなります。
いかに自分のこととして解決策を導き出すかを考える必要があります。
自分の意見を気軽に持つことに慣れていくことで、発信していく力になっていくことを期待しています。
『Opinion Training(意見練習)』とは
当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。
今年度の参加対象者は、受験対策を受講している中3生です。
普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。
主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。
ここで大事にしているのは、
会の結論として、賛成か反対かは決めない。
賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
私自身の個人的な意見は言わない。
ということ。
意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。
いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。
生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。