内親王の結婚
について
2020/12/13
毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、本日は『眞子内親王の結婚は、認めるべきである。賛成か、反対か。』でした。
先日秋篠宮さまから、結婚を認めると解釈できる旨のご発言がありました。
一般人なら「でっかいお世話」なことですが、なかなかの国民の関心事ですね。
さて、生徒たちの意見です。
賛成意見はこちらをクリック
結婚は好きな人とすればよい
本人が幸せになればそれでいい
憲法に「婚姻は両性の合意にのみ基づいいて成立する」とある
本人が結婚を強く望んでいるから
親も同意しているから
本人の自由だから
自分たちで決めたことだから
本人たちの気持ちを尊重すべきである
小室圭さんの母親の400万円の借金は借用書があるわけではないので、金銭トラブルを大きくとらえ過ぎてはいけない
本人たちの意思で決めるべき
結婚する自由が憲法24条で決められている
長い間付き合っているから
※賛成・反対各意見の数の違いは、同意見をまとめた結果です。
『賛成・反対意見の強い・弱い』とは異なります。
反対意見はこちらをクリック
借金を皇室の金で返すという問題が発生する
職についていないので、ついてからでもいい
皇室に金銭トラブルを持ち込むべきではない
金銭トラブルを先に解決するべき
秋篠宮家は皇室の一員であり、国問の祝福と理解を得ることが不可欠
社会的にマイナスなイメージを持たれている人と結婚することは得策ではない
金銭トラブルを抱えているので信用できない
結婚したら「元皇族」となり、社会的に優位な立場になってしまう
一時金は税金から出され、生活ができてしまうのが不満
多くの国民が喜んでくれる状況ではない
小室さんに、眞子様を守る気持ちが感じられない
同等以上の経歴の人はたくさんいるので、小室さんにこだわる必要はない
一時金の使い道が怪しい
※賛成・反対各意見の数の違いは、同意見をまとめた結果です。
『賛成・反対意見の強い・弱い』とは異なります。
賛成意見は、
自由権に基づく意見がおおいですね。
反対意見は、
少々感情的に偏る意見も少なくありませんでした。
このトレーニングを通して、自分の意見を持つ習慣をつけ、また、自分との反対意見に対する理解も深めることで、さらに発信していく力になっていくことを期待しています。
『Opinion Training(意見練習)』とは
当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。
今年度の参加対象者は、受験対策を受講している中3生です。
普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。
主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。
ここで大事にしているのは、
会の結論として、賛成か反対かは決めない。
賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
私自身の個人的な意見は言わない。
ということ。
意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。
いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。
生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。