「こなす」と
「やりきる」
2021/12/26
冬休みに入り、中3が追い込みに入っています。
当校の受験対策および冬期講習は、
テスト、テストで明け暮れています。
覚える ⇒ テスト ⇒ 覚える ⇒ テスト ⇒
授業中はインプットとアウトプットの繰り返し。
合格点取れなければ、再度やりなおし。
当校の授業は基本的に確認テストが多いのですが、
ここからは特に多くなります。
どの学年でも言えることですが、
同じようにやっていても、
理解している答案なのか
答えを覚えて書いてるだけの答案なのか
が分かれます。
この差は、
理解しようと『やり切っている』か
先に進めたいから『こなしている』か
の違いです。
『こなしている』と、気持ちが入っていませんよね。
その場しのぎの、ただの【作業】になっています。
結果、その場は合格点が取れても、すぐに忘れるんです。
これに慣れちゃうと、『勉強やってても上がらない』。
アリバイがあるから、責められないし。
無意識にやってる場合もあるし。
この見極めがポイントです。
答案自体は、パッと見ただけでは、さほど差があるとは思えないのでしょうし、生徒もバレてないと思うのでしょうが、大体わかるものです。
気配というか…、
雰囲気というか…、
温度感というか…、
『字』感というか…、
紙から出てくる、なんとなくの感覚です。
間違っているかもしれないのですが、
「ホントはわかってないだろ?」と確認すると結構当たっています。
だから、わかってる「フリ」をしているのも、バレます。
経験というか、嗅覚というか、感覚なのでなかなか言葉で説明できないのですが…。
紙だからこそ、なんですよね。