中1最初の
テスト勉強
計画作成会
2021/5/9
テストまで、あと1か月。
当校恒例のテスト勉強計画作成会を実施しました。
当校は「勉強での自立」を目標としておりますので、この作成会は非常に大きな意味を持ちます。
昨日、中2・中3を、本日中1の作成会をそれぞれ行いました。
特に中1生にとっては初めての定期テストです。
テストの難易度やテスト勉強の大変さ、テスト範囲、はたまた50点満点であることなど、あらゆることに対して『ピンと来てない』状況です。
なんとなく、ふわっとテスト勉強に入る生徒がほとんどでしょう。
周りの生徒の進み具合を探って、やってない生徒を見つけてホッとしてみたり
『学校で習ってないから』とか、『部活があって疲れたから』とか、やらない理由を探したり
親御さんが「やんなくていいの?!」とハッパをかけても、ピンと来てないから、緊急性や温度感覚がわからん…。
じゃあ、「テスト勉強の計画を組めばいいんでしょ!?」と、何週間かの白紙スケジュールを目の前にしても、実際には何を書いたらいいのかチンプンカンプンで、途方にくれる…。
「ざっくりでいいから、なんか書けばいいじゃん!」って言っても、そのざっくり加減すら、わからない。
実際、まじめな性格の生徒さんほど、スケジュール表の前で固まっています。
ちゃんと書きたいけど、ちゃんと書く方法がわからない。
『とりあえず、手を付け』られないんです。
テスト勉強計画の作成ポイントは、
部活がある中で、各曜日、勉強時間を具体的に何分取れるのか。
テスト勉強道具はそもそも何があるのか。
学校のワークは、だいたい1ページあたり何分かかるのか。
学校のワークは、何ページがテスト範囲になるのか(なりそうなのか)。
ワーク1回目を終わらせるのには、どのくらいかかりそうなのか。
2回目、3回目は、具体的にどうやってやるのか?
という、『材料』と『力量』、『状況』をある程度把握してから、
各教科の1週間ごとの計画
1日ごとのスケジュール
と、落とし込んでいきます。
塾に通っていれば、普通、テスト勉強は塾主導で進めますから、こんな計画をわざわざ立てる必要はありません。
しかし、当校は前述の通り「勉強での自立」を目指しています。
時間をかけて作成し、トライ&エラーを繰り返しながら、自分で考えることによって、自立して、生きる力をつけてほしいと願っております。