『桜を見る会』
について
2020/1/11
毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、
本日は『「桜を見る会」は、通常国会でも引き続き追求すべきである。賛成か、反対か。』でした。
昨年末に大きな問題になり、臨時国会の閉会で追及も時間切れとなりました。
なんかこの話題もだいぶ前の出来事のような感じになってきてますね。
野党は通常国会で追及する姿勢を見せる一方で、国政が停滞するので追及はやめるべき、という意見もあります。
さて、生徒たちの意見です
賛成意見はこちらをクリック
本当のことを確かめる必要がある。
⇒同じことが繰り返されてしまう。
主権者である国民の税金で行われているから。
与党はこれまでも隠ぺいしてきたので、最後まで追求すべきである。
税金を使ったことが許せない。
「等」をつけることで広い解釈ができてしまう。
憲法を改正する議論をするから、こっちもやるべきである。
続けることで政権の株が上がる。
国民の税を使っているからには、理解できるまで追求すべき。
真実がわからないまま終わると、それが通例になる。
再び起こる可能性がある。
首相が説明していない。
会の私物化が明らかになった。
中止で済む話ではない。
予算を上回っている。
公職選挙法違反の疑いがあるから、追及すべき。
※賛成・反対の意見の数の違いは、同意見をまとめたりした結果です。
『賛成・反対の強い・弱い』とは異なります。
反対意見はこちらをクリック
他にも追求すべきことがある。
中止にしたからもういい。
国会で話す内容ではない。
今後追及することでも金がかかる。
かなりの時間が野党のパフォーマンスに費やされている。
ほとんどの法案が、審議にたいして時間がかけられずに通過してしまっている。
最重要課題ではない。
証拠がない。
追及で税金をムダにしている。
東京地検特捜部が扱うべき問題である。
※賛成・反対の意見の数の違いは、同意見をまとめたりした結果です。
『賛成・反対の強い・弱い』とは異なります。
などの意見が出ました。
時間とお金がもったいない、もっと重要な問題がある、という意見が多かったですね。
自分の意見を気軽に持つことに慣れていくことで、発信していく力になっていくことを期待しています。
『Opinion Training(意見練習)』とは
主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。
あらかじめ意見を調べてきて、発表します。
ここで大事にしているのは、
会の結論として、賛成か反対かは決めない。
賛成意見と反対意見を両方調べてくること。
挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。
私自身の個人的な意見は言わない。
ということ。
意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。
また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。
いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。
意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。
これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。
生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。