学校週6日制

について

2019/1/13

毎週日曜日の『OPINION TRAINING(意見練習)』、

さて本日は『学校週5日制をやめ、週6日制に戻した方がよい。賛成か、反対か。』でした。

賛成意見は、

  • 教師の準備に余裕がある

  • 学年閉鎖時の調整がしやすい

  • 1回の授業がじっくりできる

など、学校運営や教師側に立った意見が出ました。

また、親目線で

  • 家でゲームや遊びをやられるよりかは学校に行っててくれた方がいい

というのも。

反対意見は、

  • 部活の大会を入れる日程が日曜日しかない

  • 授業日数が増えるので、自分の時間が持てない

  • 教師の休みが週1日になってしまう。

  • 教科によって増える時間数は異なるので、教師によって負担が違う

など。

感情が入ったものも出てきましたが、6日制の経験はなく、単純に今よりも1日増えるのは負担である、という感覚からですね。

いろいろな意見を通して、さらに知識をつけていただきたいと思います。

次回も楽しみにしております。

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※当校の『意見練習』とは

当校では、いろいろなことに自分の意見を持つ、という練習を毎週日曜日に行っています。

参加者は、中3生と中2以下の希望者です。

普段から意見を持つことに慣れていないので、ディベートではなく、その一段階手前です。

主題は、時事・政治ネタから身近な生活についての話題など、多岐にわたります。

あらかじめ意見を調べてきて、発表します。

ここで大事にしているのは、

  • 会の結論として、賛成か反対かは決めない。

  • 賛成意見と反対意見を両方調べてくること。

  • 挙手制ではなく、全員発表する「指名制」。

  • 私自身の個人的な意見は言わない。


ということ。

意見を戦わせることが目的ではなく、「自分の意見を持つこと」が目的ですから、勝ち負けではありません。

また、私が個人的な意見を言ってしまうと、大人の意見であり教師の意見ですから、生徒の意志を左右させてしまうことにもなります。

いろいろな意見を聞いて、自分の意見もどんどん変わっていい。

意見が変わるのは知識を得たからであって、成長している証拠。

これによって、さらに自分の知識や意見が深まっていきます。

生徒がいろいろな物事に対して、いい意味で「意見を気軽に持つ」ことに慣れていってほしいと思っています。