真鍮は家具にあまり使用されない素材である。皮脂が酸化することで、指紋が残ってしまうからだ。
遺されたものを繰り返し手に取る行為を祈りと解釈して、死者のための本棚を作成した。真鍮板に愛している本のページを貼り付けて、物語の断片からパーソナリティの断片に迫ろうとする試み。