田村研究室(視覚行動研究室:Vision and Action Laboratory)
本研究室は,豊橋技術科学大学情報・知能工学系に2026年5月に設立されました.スタッフ1名,博士2名,修士6名が所属しています(2026年10月時点).
本研究室では主にヒトを対象とする心理物理学的手法を用いて,ヒトの知覚,認知,行動の仕組みを研究しています.特に,入力情報としての「視覚」と,その情報を獲得するための「行動」の関係性に興味があります.最近では,参加者がモニタの前に座って実施する心理物理実験だけではなく,ロボットやVRを実験に導入した,参加者が自由に行動できる心理物理実験ではどのような現象が起きるのかを調べています.そして,得られた知見のヒューマン・ロボットインタラクションやデバイス開発分野への応用・社会実装を積極的に推進しています.
News
【New】【2026年10月6日】D3 Namさん(中内研)の研究がi-Perceptionにアクセプトされました.顔表情への順応過程において,顔の赤みが表情とは独立した手がかりとして顔の印象形成に寄与し,その影響は表情情報が曖昧な場合により顕著になることを明らかにしました.おめでとうございます!
Nguyen, H. N.*, Tamura, H., Nakauchi, S., & Minami, T. (20XX). The contribution of facial color to facial expression adaptation, i-Perception, accepted.
【New】【2026年10月6日】田村が下記のイベントで講演しました
■困りごと学ワークショップ02@京都大学楽友会館(2026年10月3日)
田村秀希,私の後ろにいる人はどんな表情? ,2026年10月3日【招待講演】
【New】【2026年10月1日】博士1名,修士6名の学生が研究室に配属されました.楽しく元気に過ごしていきましょう.
【2026年9月29日】9月は様々な学会で研究室の皆さんが発表しました.お疲れ様でした.
■第44回日本ロボット学会学術講演会@金沢大学自然科学本館(2026年9月1-4日)
伊藤楓, 中内茂樹, 南哲人, 田村秀希, 自律移動ロボットに対するヒトの荷物受け渡し行動と音声呈示の効果, 2026年9月4日
■第31回日本バーチャルリアリティ学会大会@富山県立大学射水キャンパス(2026年9月6-9日)
野町竜, 森本拓馬, 中内茂樹, 南哲人, 田村秀希, AI生成材質の識別タスクにおける能動的探索行動, 2026年9月7日
■第31回日本顔学会大会(フォーラム顔学会2026)@金沢工業大学扇が丘キャンパス(2026年9月12-13日)
長谷川友哉, 西浦陸斗, 田村秀希, 中内茂樹, 南哲人, 怒りと赤色の結びつきが事象関連電位EPNに与える影響, 2026年9月12日
■日本視覚学会2026年夏季大会@北九州国際会議場(2026年9月16-18日)
澁澤美空, 長谷川友哉, 田村秀希, 中内茂樹, 南哲人, アイメイクによる表情判断の変化, 2026年9月16日
谷尾祥鈴, 南哲人, 中内茂樹, 田村秀希, ヒトはどのような絵画を売れると感じるのか:色彩統計量によるモデル化と心理物理学的検証, 2026年9月16日
長谷川友哉, 田村秀希, 中内茂樹, 南哲人, ドット・プローブ課題を用いた怒りと赤色の関係が選択的注意に及ぼす影響, 2026年9月16日
野町竜, 森本拓馬, 中内茂樹, 南哲人, 田村秀希, 運動する光沢物体に対する観察行動と瞳孔反応, 2026年9月17日
村上歩夢, 南哲人, 中内茂樹, 田村秀希, 光沢が好み評価に与える影響:煌めきディスプレイによる検証, 2026年9月17日
仙田大空, 田村秀希, 中内茂樹, 南哲人, グレア錯視による縮瞳の消失:無意識処理の階層性からの検討, 2026年9月17日
松尾慧一, 中内茂樹, 南哲人, 田村秀希, 物体形状判断タスクにおける背後刺激への知覚バイアス, 2026年9月17日
Dahech Hatem, 南哲人, 中内茂樹, 田村秀希, Perceived anger and social discomfort in virtual reality, 2026年9月17日
【2026年9月8日】D3呉さん(南研)の研究がPerceptionにアクセプトされました.視覚的な明瞭度の低下はグレア錯視に対する相対的な明るさ判断を弱める一方で,グレア錯視に伴う瞳孔収縮反応は比較的保たれ,刺激サイズの増大によってこの瞳孔収縮反応が強まることを明らかにしました.おめでとうございます!
Wu, S., Kinzuka, Y., Tamura, H., Nakauchi, S., & Minami, T. (20XX). Modulation of Glare Illusion Perception and Pupillary Responses with Visual Clarity and Stimulus Size, Perception, accepted.
【2026年8月31日】研究室OBの大川さん,南先生の研究がJournal of Visionにアクセプトされました.中心視野において色情報の知覚には上下非対称性があり,下側の色情報が相対的に大きく知覚されることを明らかにしました.おめでとうございます!
Okawa, T., Martinsen, M. M., Tamura, H., Nakauchi, S., Nascimento, S. M. C., & Minami, T.* (20XX). Vertical Asymmetry in Central Colour Evaluation: How Spatial Position and Scene Structure Modulate the Perceived Size of Coloured Regions, Journal of Vision, accepted.
【2026年8月31日】M2澁澤さん(南研),学振PD長谷川さん(南研)の研究をプレプリントとして公開しました.目を物理的に大きくする操作が,女性の顔を怒り顔よりも幸せ顔として知覚させやすくすることを明らかにしました.
Shibusawa, M.†, Hasegawa, Y.†*, Tamura, H., Nakauchi, S., & Minami, T. (2026). Eye-enlarging manipulations bias female-face expression perception toward happiness, Research Square, https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-10622928/v1, https://osf.io/xuawk/
【2026年8月31日】下記の学会でM2野町さん(南研),田村が発表しました.
■European Conference on Visual Perception 2026 (ECVP2026) @ Bournemouth, UK(2026年8月23-27日)
Ryu Nomachi, Takuma Morimoto, Shigeki Nakauchi, Tetsuto Minami, Hideki Tamura, Active gaze sampling differentially shapes the use of motion and image cues in gloss perception , 2026年8月24日
Hideki Tamura, Ryu Nomachi, Shigeki Nakauchi, Tetsuto Minami, Takuma Morimoto, Active exploration reveals individual differences in material discrimination, 2026年8月24日
【2026年8月17日】D2山内さんと田村の研究がIEEE Robotics and Automation Lettersに条件付き採択されました.ロボットが背後から接近する場合に,正面からの接近よりも速度が速く知覚されるという方向依存的な知覚バイアスが生じることを明らかにしました.おめでとうございます!
Yamauchi, T., Minami, T., Nakauchi, S., & Tamura, H.* (20XX). Speed perception bias for objects approaching from behind and its implications for robot motion design, IEEE Robotics and Automation Letters, accepted.
【2026年8月13日】M2 Dahechさん(中内研)の研究をプレプリントとして公開しました.怒り顔に対する不快感は,顔がどれだけ怒って見えるかだけで決まるのではなく,対人距離,顔刺激の種類,視線方向といった対人場面の手がかりによっても変化することを明らかにしました.
Dahech, H., Minami, T., Nakauchi, S., & Tamura, H.* (2026). What makes an angry face uncomfortable? Distinct contributions of facial expression, interpersonal distance, facial stimulus type, and gaze in virtual reality, bioRxiv, https://doi.org/10.64898/2026.08.06.743152, https://osf.io/fqczw
【2026年5月11日】田村が2026年5月1日付けで准教授に昇任しました.現所属は下記となります.
・豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報・知能工学系准教授
・(兼任)人間中心アグリテック共創センター准教授
・(兼任)次世代半導体・センサ科学研究所准教授
・名古屋大学高等研究院客員研究員
最終更新日 2026年10月6日