田村研究室(視覚行動研究室:Vision and Action Laboratory)
本研究室は,豊橋技術科学大学情報・知能工学系に2026年5月に設立されました.学生の配属はこれから徐々に始まります.
本研究室では主にヒトを対象とする心理物理学的手法を用いて,ヒトの知覚,認知,行動の仕組みを研究しています.特に,入力情報としての「視覚」と,その情報を獲得するための「行動」の関係性に興味があります.最近では,参加者がモニタの前に座って実施する心理物理実験だけではなく,ロボットやVRを実験に導入した,参加者が自由に行動できる心理物理実験ではどのような現象が起きるのかを調べています.そして,得られた知見のヒューマン・ロボットインタラクションやデバイス開発分野への応用・社会実装を積極的に推進しています.
News
【New】【2026年8月17日】D2山内さんと田村の研究がIEEE Robotics and Automation Lettersに条件付き採択されました.ロボットが背後から接近する場合に,正面からの接近よりも速度が速く知覚されるという方向依存的な知覚バイアスが生じることを明らかにしました.おめでとうございます!
Yamauchi, T., Minami, T., Nakauchi, S., & Tamura, H.* (20XX). Speed perception bias for objects approaching from behind and its implications for robot motion design, IEEE Robotics and Automation Letters, accepted.
【New】【2026年8月13日】M2 Dahechさん(中内研)の研究をプレプリントとして公開しました.怒り顔に対する不快感は,顔がどれだけ怒って見えるかだけで決まるのではなく,対人距離,顔刺激の種類,視線方向といった対人場面の手がかりによっても変化することを明らかにしました.
Dahech, H., Minami, T., Nakauchi, S., & Tamura, H.* (2026). What makes an angry face uncomfortable? Distinct contributions of facial expression, interpersonal distance, facial stimulus type, and gaze in virtual reality, bioRxiv, https://doi.org/10.64898/2026.08.06.743152, https://osf.io/fqczw
【New】【2026年7月31日】下記のサマースクールで田村が招待講演しました.
■DCSE Summer Course 2026@Department of Computer Science and Electronics, Universitas Gadjah Mada Indonesia(2026年7月27-8月5日)https://sc.dcseugm.id/
Tamura, H.*, Human-robot interaction and cognitive science, 2026年7月31日【招待講演】
【2026年7月24日】田村の研究がJournal of Visionにアクセプトされました.同一の刺激群を観察中でも光沢感判断と魅力度判断というタスクの違いによって瞳孔反応が異なることを発見しました.
Tamura, H.*, Nakauchi, S., & Minami, T. (20XX). Task-dependent pupillary responses to glossiness and attractiveness judgments, Journal of Vision, accepted. preprint version: https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2025.11.05.686874v1, https://osf.io/auz86/
【2026年6月23日】M1西浦さん(南研),学振PD長谷川さん(南研)の研究をプレプリントとして公開しました.怒りの強い表情と赤みを帯びた顔色の組み合わせが,表情認知の初期段階の脳活動を増強することを明らかにしました.
Nishiura, R.†, Hasegawa, Y.†*, Tamura, H., Nakauchi, S., & Minami, T. (2026). The congruency between anger intensity and reddish facial color modulates the early posterior negativity (EPN), bioRxiv, https://doi.org/10.64898/2026.06.15.732248, https://osf.io/t53uq/
【2026年6月17日】D2山内さん(元,中内研所属)が本研究室に配属されました.引き続き,一緒に頑張っていきましょう!
【2026年5月11日】田村が2026年5月1日付けで准教授に昇任しました.現所属は下記となります.
・豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報・知能工学系准教授
・(兼任)人間中心アグリテック共創センター准教授
・名古屋大学高等研究院客員研究員
【2026年4月24日】M2野町さん,研究室OBのHelgelandさん(COSI),森本さん(オックスフォード大学),田村の研究がJournal of Visionにアクセプトされました.VRを用いた心理物理実験により,ヒトの材質識別が状況に応じた能動的な探索戦略に支えられていることを発見しました.おめでとうございます!
Nomachi, R.†, Tamura, H.†*, Helgeland, K. A., Morimoto, T., Nakauchi, S., & Minami, T. (20XX). Material discrimination relies on context-dependent active sensing strategies, Journal of Vision, accepted. preprint version: https://www.biorxiv.org/content/10.64898/2025.12.19.695393v1, https://osf.io/xzunv/
【2026年3月23日】下記の研究成果がCognitionにアクセプトされました.観測者の背後にある顔の表情は,正面にある顔の表情よりも強く知覚されることを発見しました.
Tamura, H.*, Kobayashi, Y., Nakauchi, S., & Minami, T. (20XX). Enhanced emotion perception for faces behind the observer, Cognition, accepted. preprint version: https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2024.05.08.593080v1, https://osf.io/zpuey/
【2026年3月23日】下記の研究会で田村が発表しました.
■2025年度質感・色覚研究会@豊橋(2026年3月20-21日)
田村秀希, 野町竜, Kevin A. Helgeland, 森本拓馬, 中内茂樹, 南哲人, 材質識別手がかりの能動的獲得戦略, 2026年3月20日
【2026年2月9日】2026年2月1日付で豊橋技術科学大学人間中心アグリテック共創センター助教を兼務することとなりました(https://www.tut.ac.jp/university/faculty/hac3/).
【2026年2月9日】下記の競争的資金に採択されました.
公益財団法人内藤科学技術振興財団 2025年度(第37回)助成研究:「能動的観察行動における質感知覚の運動情報統合モデル 」(2026年4月〜2027年3月)
最終更新日 2026年8月17日