高校卒業後、地元のピザハウスにて飲食業に携わる。

当時、巷では料理の鉄人やイタ飯ブーム等が起こっており、そこに感化され料理の面白さに惹き込まれていく。

中でもイタリア料理は素材を重視し、その持ち味を充分に活かした調理方法が魅力的だった。

数年後、次第に料理の本質を見極めたい欲求が募り、たまたま見かけた求人雑誌にリストランテ山﨑を見つけ、興味を持つ。

応募前に店を見ておきたいと思い予約し、実際に料理を食べその美味しさと盛り付けの綺麗さに感動し、その場で働きたい意思を告げる。

ここから濱崎シェフとの出会いがあり、現在に至る料理の本質や考え方に多大な影響を与えて頂いた。

以降は、自身の核としてイタリア料理を根幹に置きながら、フレンチをベースとしたフュージョン料理を推奨する山岸一茂シェフの元でも研鑽を重ねさせて頂く。

その後、都内数カ所でシェフ、店長を経験し五年前に新百合ケ丘の地にイタリアンピアノダイニング「エスティア」を妻と共に開業し今に至る。

 Hestia シェフの拘り