Twitter 頭痛診療医のノブ @headachenobu
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頭痛は病気です。
きちんと治療をしましょう。
じゃないと、薬物乱用頭痛や慢性片頭痛になり、3割の人は頭痛が治らなくなると言われています。
頭痛の経験は多くの人にあるとおもいますが、頭痛で生活に支障が出てしまい、学業不振・退職・自ら命を断つなどしてしまうことが社会問題になっています。2021年に頭痛ガイドラインの改訂、新しい予防薬であるCGRP関連製剤の登場(商品名エムガルティ、アジョビ、アイモビーグ)、2022年に新しい急性期治療薬(商品名レイボー)の登場により、頭痛はほぼコントロールができる病気となりました。今まで頭痛治療でうまくいかなかった方も、新しい治療薬の登場によりコントロールができるようになる可能性があります。
ぜひ、月に2回以上片頭痛(生活に支障)のある方、月に10日以上痛み止めを飲んでいる方、頭痛を起こしたくない大事な予定のある方は頭痛外来や脳神経内科、脳神経外科を受診されてください。
特に月に15日以上頭痛が有る方、月に10日以上痛み止めを飲んでいる方は受診を強くおすすめします。適切な治療を怠ると、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、痛み止めの飲み過ぎによる頭痛)や慢性片頭痛になり、頭痛が治りづらくなるからです。
頭痛の治療は以下の3つの組み合わせです。
1.痛いときに飲む 急性期治療薬
(漢方薬、痛み止め、トリプタン、レイボー)
2,痛くならないようにする予防治療
(漢方薬、降圧薬、抗てんかん薬、抗うつ薬、CGRP関連製剤の注射)
3.頭痛ダイアリーによる記録
もしも
月に2回以上片頭痛(生活に支障)があったり
月に10日以上痛み止めを飲んでいる方は
受診を検討されてください。
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、痛み止めの飲み過ぎによる頭痛)について
今まで頭痛の予防薬がうまくいかなかった方もこの新薬を試してください。
頭痛協会認定施設 専門医ではないが、一生懸命頑張っている病院です。
それでも近くにない場合は、脳神経内科医、脳神経外科医、また「頭痛外来」と謳っているクリニックを受診されてください。