A) 加盟・登録チームの代表者は,広島市,府中町,海田町,北広島町のいずれかに住所を有する人としてください。それ以外の市町の人は代表者として認められません。
A) 広島市,府中町,海田町及び北広島町以外の市町に住んでいる人であっても,次の条件のいずれかに該当する人は選手登録できます。
(1) 広島市,府中町,海田町及び北広島町に勤務している人
(2) チーム構成員の半数未満となる員数に該当する人
(例:チーム構成員が10人の場合は4人まで。同11人の場合は5人まで。)
A) 「選手追加登録届」を提出すれば参加できます。この届出は,市リーグ開催当日の受付終了時までに提出してください。
A) チームAで「選手登録抹消届」を提出し,チームBで「選手追加登録届」を提出してください。ただし,1人が3チームまで登録することができる規定がありますので,チームAの「選手登録抹消届」の提出は必ずしも必要ではありません。その場合は,チームBの「選手追加登録届」にチームAに登録している旨の記載が必要となります。
A) 「市リーグ登録変更届」を提出してください。
A) 年度中途に加盟・登録し,市リーグに参加することはできます。「加盟・登録届」と「選手登録届」を提出してください。
A) 原則として年度内における登録種目の変更は認められません。ただし,その年度の市リーグ夏季大会に参加する前の登録種目の変更については認めます。その場合は「市リーグ登録変更届」を提出してください。
A) この場合,代表者の居住する区の支部長に加盟・登録届を提出してください。
A) 監督の登録は不要です。監督は,市リーグ参加時に提出するエントリー用紙の「監督」欄に記載(登録)することで参加できます。
A) 加盟・登録はできます。ただし,その年度に開催される広島県ソフトバレーボール連盟の帯同審判員養成講習会を受講して審判資格取得者を確保してください。
A) 市リーグでは,6・9人制の全国大会へ出場した選手の参加制限はしていません。6・9人制の全国大会へ出場した人であっても,市リーグへ選手登録できます。
A) 以前はその参加制限がありましたが,現在ではその規定はありません。広島市バレーボールリーグに登録している選手であっても,広島市ソフトバレーボールリーグに選手登録できます。
A) 日本ソフトバレーボール連盟の見解では、医療用サポーター以外の着用は認められていません。広島市連盟では「指なし手袋」の着用は認めています。
A) その着用は、自己責任をもって認められます。したがって、その着用によるケガや破損の責任は装着者の自己責任となります。プレーに不要な装飾品などの着用は控えるようにしてください。
(注1)市連盟として着用を認めない物‥腕時計・帽子(キャップ・ハット・ベレー帽・ニット帽など)・ギプス・サングラスなど
(注2)市連盟として自己責任で着用を認める物‥ヘアバンド・バンダナ・衛生用マスクなど
A) タイムアウトは連続して要求できます。この場合、競技は再開する必要はありません。選手交代は、競技が再開されないうちに連続して要求することはできません。
(注)タイムアウトと選手交代を連続して要求することは可能です。
A) 意図的に、このような行為(スクリーン)をしていると判断したときは、①主審はゲームキャプテンに口頭で注意を促す。②注意後も同様の行為を繰り返す場合はインターフェアの反則とします。
A) 監督がトスに立会うことはできません。ルールブックで「主審は、両チームのチームキャプテン立会いのもとにトスを行う」となっています。
A) 兼ねることができます。監督は選手を兼ねることができますから、監督が選手を兼ねた上でチームキャプテンになることができます。
A) 監督はサーバーの順番を確認することはできません。サーバーの順番の確認はゲームキャプテンが主審あるいは副審に対して行うことができます。
A) ベンチにいるチームキャプテンはサーバーの順番を確認することはできません。チームキャプテンは、試合中コートにいる場合に限りゲームキャプテンとして権利を行使することができます。
A) 主審がサービス許可の吹笛をした後にサービス順の確認をすることはできません。副審は、チームの確認要求を拒否してください。サービス順の確認は、タイムアウトや選手交代と同様にボールデット後からサービス許可の吹笛までに行わなければなりません。
A) この確認に回数制限はありません。ただし、ワンプレーごとに確認が行われるなど、同行為が執拗に繰り返され、試合の遅延につながると判断される場合は口頭で注意され、その後も繰り返された場合は「遅延行為」として扱われることがあります。自らのチームのサーブ順は把握するようにしてください。
(注)大会によっては「1セット2回まで」に制限される大会があります。
A) チームの責任です。審判はポジションの確認を行うだけで、チームのポジションの管理はチームの責任です。しかし、主審・副審は不要な混乱を招かないため正しいポジションを回答するよう心掛ける必要があります。
A) センターラインに触れているので「ボールイン」になります。
(注)センターラインに触れず、アタッカー側の床のみに接触していれば「ボールアウト」になります。
A) サービスしたボールがネットに触れたので「サービスフォルト」になります。
A) サービスを受ける権利を選択することはできません。トスに勝ったチームキャプテンは、先に①サービス権または②コートのいずれか一つを選ぶ」ことになっています。トスに勝ったチームキャプテンが「コートを選択」すれば、相手チームが「サービス権を得る」ことになり、自らは最初にサービスを受けることになります。
A) ラインアップシートに記載されている位置に選手を正しく移動させ、ゲームを開始してください。一旦ラインアップシートを提出した後は、原則としてラインアップシートを変更することはできません。
A) 監督またはゲームキャプテンに、ラインアップシートに記載されている選手をコートに入れるか、このままコート内の選手を残すかを確認してください。一旦ラインアップシートを提出した後は、原則としてラインアップシートを変更することはできませんが、チームがラインアップシートに記載されていないコート内の選手を残したい場合は、ラインアップシートを訂正させ、これを認めてください。
(注)この選手の交代は,1回の選手交代にはカウントしません。
A) 正規にエントリーしている監督及び選手が、試合の途中から出場しようとする場合、ゲーム途中のチームベンチ入りは認められず次のセットからのチームベンチ入りが認められます。
(注)監督及び選手は、両チームメンバーによる挨拶のときにいれば第1セットからゲームに出場できます。
A) コートを交替した時点の「10対6」のスコアで試合を続行します。第3セットのコート交替が正しい時点で行われなった場合、誤りに気付き次第交替します。得点は交替が行われた時点のスコアがそのまま引き継がれます。
A) ラインから少しでも踏み出ていれば「コート内に位置していない」ということでアウトオブポジションの反則になります。
A) 線審は、アウトオブポジションの判定はできません。ポジションに関する反則は、サーバーおよびサービングチームは主審、レシービングチームは副審が判定することになっています。
A) 接触に連続性があるブロックは、その一連の動作を一つのブロックと見なします。したがって、この場合はブロックと判定し引き続き最大3回のプレーができます。
A) 身体の一部がネット上端より出ていても、ブロックの動作からフェイントボールを取るという次の動作に移っているためレシーブと見なします。
A) この場合は遅れてジャンプし、ネット下でボールに触れているためブロックとは見なされません。ブロックとは、選手が①ネットに接近して②相手方から送られてくるボールを③ネットの上端より上方で④阻止する行為です。ただし、ボールに触った部分はネット下であっても、身体の一部がネット上端より出ている場合はブロックと見なされます。
A) プレーの継続に支障があると判断した場合は、主審または副審は吹笛して緊急にラリーを中断してください。
(注)同様なケースとして眼鏡やコンタクトレンズが落下した場合,破損回避等のためにラリーを中断してください。
A) 「サービス順の誤り」と「フットフォルト」の反則が同時に発生した場合、「サービス順の誤り」を反則として判定します。これは「フットフォルト」の反則を犯す以前に「サービス順の誤り」の反則を犯してサービスを実行したと判断するためです。
(注1)副審は必要に応じて反則チームのゲームキャプテンに正規のポジションを告げてください。
(注2)副審の勘違いでサービス順の誤りでなかったときは、フットフォルトの反則となります。
A) サービス側の反則となります。
A) サービスゾーンの幅は、それを区画する2本のラインの外縁の想像延長線上の内側6.1mです。したがってサービスゾーンを区画するラインを踏んでも反則にはなりません。そのラインを踏み出す(想像延長線より踏み出す)と反則になります。
A) 主審がサービス許可の吹笛をした時点では、まだインプレー状態に入っていないため速やかに交代すればOKです。
(注)誤ったサーバーがサービスのためのトスを上げた場合、またはトスをせずにヒットした場合はサービスが有効となりサービス順の誤りの反則となります。
A) 支柱の高さを問わず支柱のみに触れた場合は反則ではありません。ネットを張るために支柱に巻き付けたネットは支柱として扱いますので、その部分に触れてもタッチネットの反則にはなりません。
A) 相手チームのブロッカーのタッチネットの反則になります。この場合、ボールが規定回数で返らないことは予測できますが、まだインプレー中であることから相手チームのブロッカーのタッチネットが先に起きたことになり反則となります。
(注)相手チームのブロッカーがタッチネットを犯す前に、ボールが先に味方コート内に落下(ボールデッド)すれば、相手チームのポイントです。
A) チームキャプテンがコート内の選手から代理のゲームキャプテンを指名します。チームキャプテンは、セットの最初からチームベンチにいる場合、あるいはセットの途中で選手交代をしてチームベンチに戻る際にはコート内にいる他の選手をゲームキャプテンに指名しなければなりません。なお、指名された選手は、競技が再開される前に主(副)審に対して挙手し、自らがゲームキャプテンであることを示さなければなりません。
A) 危険防止のため、大会ルールで「タイムアウト及びセット間の休憩はコート内でとることができる」とされている場合だと思います。この場合は、副審の指示に従ってコート内に留まってください。
(注)ルールブックでは「タイムアウトの間、コート内の選手は、ベンチ近くのフリーゾーンに出なければならない」とされています。しかし、広島市連盟が主催する大会の会場は、コート間が狭く規定のフリーゾーン(2m幅)が確保できない場合が多いため、危険防止のためこの大会ルールで競技運営を行っています。この大会ルールを適用する場合は、大会プログラムあるいは開会式の「審判上の確認事項」等でチームにお知らせしています。
A) 試合球は,公益財団法人日本バレーボール協会検定のソフトバレーボールを使用しています。ボールメーカーが大会協賛の場合は、そのメーカーの製造ボールを使用します。この場合、開催要項で使用球を指定するようにしています。2社以上が協賛の場合は、複数のボールを使用することになりますが、実施種目等で振り分けることで各チームは大会を通じて同じボールを使用できるように配慮しています。
(注)広島市ソフトバレーボールリーグでは、各チームが持参したボールを試合球として使用しています。この場合、セット等で交換して使用することで公平になるように配慮しています。
A) 競技規則では規定されていません。ユニフォーム(上下)で規定されているのは、①統一された色と同形のものを用いること、②番号を付けること、③チームキャプテンはマークを付けること、の3点です。
(注1)広島県連盟競技委員会の申合せ事項では,選手の服装について「選手のユニフォーム(及びビブス)の胸部又は背部にチーム名を記載すること。字の大きさは最低5cm以上にすること。チーム名は英字・カナ・ローマ字などの書体は問わないが申込書と同じ読みとする」と決められています。
(注2)広島市ソフトバレーボールリーグでは、競技規則上の規定がないこと、新規チームの負担を軽減し参加を促進することなどから「ユニフォームのチーム名については,記入するように努めること」(努力目標)としています。
A) この要求は拒否してください。選手交代は公式ハンドシグナルを示し、交代者と被交代者の各番号を告げて要求することになっています。
A) 退場処分ではないためベンチに残ることは認められます。
A) この場合は,相手方に向かって送ろうとする意図がない動作であるため、アタックヒットにはなりません。サービスとブロックを除き、ボールを相手方に向かって送ろうとするすべての動作がアタックヒットと見なされます。したがって、質問にあるようなサーブレシーブしたボールがパスミス(レシーブミス)で誤って相手方コートに入ったとしてもアタックヒットの反則にはなりません。
(注)ただし、返球の状況(方向、角度、スピード等)によっては、主審の判断でアタックヒットと見なされ、アタックヒットの反則を取られる可能性はあります。この場合は主審の判定に従ってください。
A) アンダーパスであってもボールを相手方に向かって送ろうとするものであれば、アタックヒットと見なされます。サービスとブロックを除き、ボールを相手方に向かって送ろうとするすべての動作はアタックヒットと見なされます。しかし、アタックヒットの反則となるのは、相手方が①サービスしたボールを②ネット上端より完全に高い位置から③アタックヒットし、それが④完了したとき(ネット上方の垂直面を完全に通過した瞬間、あるいは相手方選手に触れたとき)反則になります。常識的にはアンダーパスによるアタックヒットは、ネット上端より低い位置で行われることが想定されるため反則になることはほとんどないと考えられます。
A) この場合、アタックヒットの反則(サービスされたボールをネットより高い位置で行ったアタックヒットが相手選手に触れた時点で反則が成立)とオーバーネットの反則が同時に発生しているためダブルファウルとなります。
A) ボールが明らかに身体上で止まるようなプレーがあったときはホールディングの反則としてください。ホールディングなどのハンドリングの基準は、試合のレベルに応じて緩和されることが望ましく、掴んだり、投げたりの極端な場合を除き反則とすべきではありません。
(注)ネット上で両チームの選手がボールを押し合い、ボールが動かなくなった状態は、両者のホールディングでありダブルファウルとなります。
A) ホールディングの反則とはしません。明らかにボールを掴んだ場合や2度続けて触れてしまった場合はホールディングやドリブルの反則となりますが、そうでなければ反則にはなりません。
A) ボールが完全に支柱の外側を通過した時点でボールアウトになります。したがって、このボールを自コート側に取り戻すことはできません。ルールブックでは「ボールが、2本のアンテナ,またはその想像延長線の間を通過しなかったときボールアウトとなる」となっています。
(注)ボールの一部が支柱にかかっている状態で取り戻した場合は有効です。
A) 味方チームのボールがネット下方を通過途中(完全に通過していない状態)であれば、相手チームのインターフェア(相手チームのプレーを妨害する行為)の反則となります。
(注)ボールが、ネット下方の垂直面を完全に通過すればボールアウトになります。
A) ボールの一部が残っている時点で、そのボールをアンダーオーバーネットして自分側に取り込んだ場合は反則ではありません。
A) 副審は、オーバーネットの反則を吹笛(判定)することはできません。この場合、主審は副審及び両チームのゲームキャプテンを呼んで、副審にはオーバーネットの反則を判定する責務がないことを注意し、両チームのゲームキャプテンには謝罪し、ノーカウントにして試合を再開します。
A) 片方の手でセンターラインを指さします。
A) サービスボールがネット上端に触れ相手コートに入ったときは、ネットの上端をサービス側の手で触れます。(注)サービスボールがネットに触れ、ネットを越えなかったときはネット側面をサービス側の手で触れます。
A) ボールがコート外の物体に触れたときは「ボールアウト」のハンドシグナルになります。ボールが選手に触れて味方コート外の床に触れたときは「ワンタッチ」のハンドシグナルになります。ただし、物体に当たったケースでも、最終判定が選手にも分かりやすくするためにワンタッチのハンドシグナルを示す場合もあります。
(注)広島県連盟審判委員会の申合せ事項では、自コート側の物体に当たったときは「ワンタッチ」としています。ただし,危険防止のための申合せ事項である「隣接コートに係るボールアウト」の反則については「ボールアウト」のハンドシグナルとなります。
A) ゲーム中に選手が負傷した場合の主審・副審の処置としては、
(1) 主審または副審は、ゲームを直ちに停止する
(2) 副審は、負傷者の状態を確認する。応急処置が必要と判断した場合は速やかに大会本部(又は施設管理者)へ通報し、コート内への立ち入りを許可する。
(3) 副審は、負傷した選手がプレーを続行できない場合は次の処置を行う。
①副審は、正規の選手交代ができればその交代を行う。
②副審は、正規の選手交代ができない場合は例外的な選手交代(注4を参照)を行う。
③副審は、正規の選手交代も例外的な選手交代もできない場合は、その選手に3分間の回復のためのタイムアウトを与える。
ア 回復すれば,試合を再開する。
イ 回復しない場合は、
①そのチームは不完全であると宣告し、チームを失格とし、そのセットを没収する。
②没収措置では、相手チームに対して、そのセット(又はその試合)の勝者となるために必要な点数を与え、失格になったチームに対してはそれまでの得点をそのまま与えるよう点示員に指示する。
③次のセットに入る場合は、3分間のセット間のタイムアウトの後、競技ができる状態に回復していれば次のセットを続行する。回復していない場合は、その試合を没収し、得点の処置(15対0)を点示員に指示、,試合終了の旨を主審に伝える。
(4) 主審は,セットカウントが1対0あるいは1対1の場合は、「セット間」のプロトコールを進める。セットカウントが2対0あるいは2対1となった場合は、試合終了とし「試合終了後」のプロトコールを進める。
(注1)この回復のためのタイムアウトは、1セットにつき最大2回まで認められるタイムアウトには含まれません。
(注2)例外的な交代は、選手交代の回数には含まれません。
(注3)例外的な交代をした場合、負傷した選手は、その試合が終了するまで再度コートには戻れません。
(注4)例外的な選手交代について(競技規則)
1 低年齢区分の選手が負傷の場合は,高年齢区分の交代選手の同性の者と交代する。
2 同じ条件での選手交代が終了し,低年齢区分の選手が負傷の場合は,同年齢区分の交代選手がいても高年齢区分の同性の者と交代する。
3 4回(4人)の選手交代がすでに終了し,低年齢区分の選手が負傷の場合は,同年齢区分の交代選手がいても高年齢区分の交代選手の同性のものと交代する。ただし,高年齢区分の同性の者が不在の時は,再度同じ条件の選手と交代する。
4 高年齢区分の選手が負傷した場合で,同年齢区分の同性の者が不在の場合は,例外的な交代は認めない。
A) 主審は、チームメンバーが相手を挑発・威嚇するような行為を行なったときは「軽度の不法な行為」(試合中にプレーへの牽制行為)とし、再発を予防するためゲームキャプテンを通して口頭で指導(警告)してください。
(注1)競技規則では,不法な行為はその程度により、①軽度の不法な行為、②無作法な行為、③侮辱的な行為、④暴力的な行為の4種類に分け、罰則内容(警告、反則,退場,失格)と処置の仕方が決まっています。
(注2)広島市連盟では、行動規範で相手チーム、選手及び審判に対する挑発的・反抗的な言動や審判の判定に対して抗議やアピールをすることは慎むように取り組んでいるところです。チームメンバーから不法な行為があったときは、口頭指導(警告)に止め、罰則は適用しないようにしてください。ただし、主審は、罰則に値する行為があったときは本部へ報告してください。