パンデミックが始まって、それまで保育と飲食の二足の草鞋を履いていた私は、
自分の職として、これからも保育は残るけど、飲食は消えると思いました。
私は、自分が本当にやりたいことを見つけようと思って、保育も辞めました。
そして、「農業をやりたい」という、学生時代の夢を思い出し、農業の経営者を目指して行こうと決めました。
2020年10月、会津の伝統的有機農法を実践している「自然農法 無の会」へ弟子入り。
農業素人の私に告げられた言葉は、
「きみ、イチゴ担当ね。」
右も左もわからないまま、イチゴのハウスを一棟丸ごと受け持つことになりました。
イチゴ主任となった私は、3つの志ができました。
1.「ド素人でも高品質な無農薬イチゴを栽培できる」という前例を作りたい。
2. もっと多くの若者が有機農業を始めたいと思えるような世の中の流れを作りたい。
3. 私と同じように、自ら経験も知識もない分野に飛び込んで、新しいことに挑戦している人と繋がりたい。