【羽織&着物リメイク商品】お取り扱い方法
【羽織&着物リメイク商品】お取り扱い方法
新品または仕立て直した羽織・リメイク品には、しつけ糸が付いていることがあります。これは仮縫いや形崩れを防ぐための糸なので、着用前に丁寧に外してください。
しつけ糸は、表地にあるざっくりと縫われている白い糸です。大まかな縫い目と細かい縫い目が交互に縫ってあるのが特徴です。
細かく綺麗に縫われた取りにくい糸や、着物を着たときに見えない裏に縫ってある糸は切ってしまうと着物自体が解けてしまいますので、切らないようにご注意ください。
風通しの良い場所で陰干しし、湿気を飛ばしてください。
汗や匂いが気になる場合は、数時間陰干しすると軽減されます。
汚れが付いた場合は、乾いた布で軽くたたくように拭き取るか、蒸しタオルで軽くたたいて取り除きます。
アイロンは低温〜中温に設定し、当て布を使用して優しくアイロンをかけてください。
直接熱を当てるとテカリや傷みの原因になるため注意してください。
当て布を霧吹き等で湿らせてからアイロンがけをするとシワが取れやすくなります。
着物の生地は繊細なものが多いため、必要以上に洗濯せず、適切な頻度でケアすることが大切です。
汚れがつかない限り、基本的に頻繁に洗う必要はありません。
素材や使用状況によって異なりますが、目立つ汚れがない場合はシーズンごと(2~3ヶ月に1回)程度の洗濯がおすすめです。
🔹 正絹(シルク)
水に弱いため、ご自宅での洗濯は避け、着物専門のクリーニング店をご利用ください。
軽い汚れは、乾いた布でやさしく拭き取るか、蒸しタオルで軽くたたいて取り除きます。
🔹 化繊
裏返してネットに入れ、手洗いまたは洗濯機の「おしゃれ着コース」で洗濯可能です。
洗剤は中性洗剤を使用し、脱水は短めに。
陰干しで自然乾燥し、アイロンをかける場合は低温で当て布を使用してください。
湿気と直射日光を避けるのがポイントです。桐のタンスや不織布のカバーを活用するのがおすすめです。
防虫剤を使用する場合は、着物用のものを適量入れ、直接生地に触れないようにしてください。