森田るりさんからのメッセージ


 ずっと憧れだった絵本づくりに関わることができてとてもうれしかったです。


 子どものころは、自分がお年寄りになる日のことなんて想像もつきませんでしたが、30代の今は案外想像つかなくないうえに、自分がどんなお年寄りになるのか、けっこうわくわくしています。


 できることならこの絵本の主人公はなのさんみたいに、何歳であってもどんな場所にいても「私のように」毎日を過ごしたいです。


 読んだ後に、まわりのお年寄りの方々もそれぞれ「私のように」生きてきたんだと思えるような、自分も「私のように」歳をとってゆきたいと思えるような絵本になっていたら幸いです。




森田るり