彼は彼女になにを見る
彼女は彼のなにを見る
さながらそれは月と太陽
陽があるから月が輝く
月があるから陽は昇る
どちらかが欠けてしまえば、それはこの世の終わりを示す
されどそれは人間も同じ事
陰と陽は、惹かれ合う
それはこの世の理に過ぎない
太陽がいるから月は輝き夜を照らす
月がいるから太陽は照らし夜に託す
彼の隣にいれば、彼女の隣にいれば、自然と心に陽が灯る
輝き、輝かせ、世界に光を差していく
太陽と月は、必ず傍に、近くに存在してる
太陽が昇れば、月が昇れば、世界が違って見える
明るく光に満ちた輝かしい世界
様々な色を見せる、万華鏡の世界
暗く静かな淡い光を放つ世界
まるで人々の心を癒す星空の世界
きっとそれは、見る人によって違う
太陽と月が魅せる世界は、見る人によっては違って見える
ねぇ
世界にはまだ、君達の知らない色で溢れてる
探してみようよ
僕と
私と
一緒に
きっと、今まで見てきた世界が嘘のように
幻だったように、違って見えるはずだから
こんな薄汚れた世界でも、まだ希望はあるって
教えてあげる
一緒に魅せよう
一緒に見よう
一緒に
太陽が昇る限り、在る限り、曇らない限り
月が昇る限り、在る限り、曇らない限り
僕は輝ける
私は輝ける
彼と彼女は、この世界になにを見る
なにを魅せる
きっとそれは、二人しか知らない世界
二人だけが魅せる世界
いや
二人だけにしか、見出せぬ、作れぬ世界
そんな世界に、君達は生きてる
二人が作った世界で
二人の光を浴びて
輝いてる
2023/05/10 ボイコネ終了に伴い移動