メタバースクラブのテーマは「メタバースに学びの世界を」
このテーマの実現のために、複数のプロジェクトを同時に進行させています。
沖縄のサテライト校やタイのアサンプション大学など、遠隔地との交流のためのメタバース
下呂温泉との連携など、観光地の情報発信のためのメタバース
離島体験学習用教材や幼児教材、童話の世界など、教育のためのメタバース
<プロセス>
企画
明確な目標・計画を立てるためにニーズ調査を実施し、社会に役立ち、活用してもらえるメタバースを企画します。
作成
チームにわかれ、役割分担をし、計画に沿ってメタバースを構築します。
3DCGモデリングソフト「blender」を使い、建物や人、小物などのモノを作成
AI等を使用した音声ガイダンスの読み上げや多言語対応
メタバースプラットフォームに作成したモノを配置
評価・改善
完成したら、プロジェクトの内容を評価・分析して、改善を目指します。連携している企業様や小・中・高校生の皆さんに実際に使用していただき、より良いものを創り上げていきます。
私たちの目的は、データやテクノロジーを活用した未来社会を構想するDX人材の育成とダイバーシティの推進です。その手段として、メタバースを構築しています。
具体的には、文系の学生がメタバースの利活用について学ぶこと、未来を担う中高生・大学生がデータサイエンスなどについて学ぶ場を提供すること、メタバースを目的に合わせて企画・設計・プロデュースすることです。また、地域との連携を通して、地域活性化や社会貢献に寄与することも目的の1つです。
私たちメタバースクラブでは、メタバース空間による新しい学びの場を提供し、女性が活躍できる未来の社会を見据えて研究を続けています。
皆さんは「メタバースは何か」と問われたら、答えることはできますか?
メタバースとは、「インターネット上に構築される仮想空間」のことをいいます。自身のアバターを通じて交流するため、年齢も性別も国籍も周囲の環境すらも気にする必要はなく、自分のすごしたいようにすごすことができます。また、メタバース空間においては、好きなものを好きなように配置し、現実と同じように、もしくはそれ以上に居心地の良い空間を創造することも可能です。
メタバースとは、年齢が離れていても、住んでいる国が違っても、障害があってもなくても、多様な人々とコミュニケーションをとることができる空間なのです。
情報機器の普及と利用の拡大や、コロナ禍による生活様式の変化により、オンライン授業やテレワーク等オンライン機器を活用した交流は当たり前のものになりました。また、VRやARなど現実と仮想空間を組み合わせたコンテンツは生活のあちこちにあり、多くの人にとって身近なものになっています。
今や「仮想空間」は特別なものではありません。メタバースを誰もが当たり前のように利用し、様々な交流が行われる世界を実現させるため、私たちはプロジェクトを進めていきます。