なないろ工房 代表
地域の勉強会に参加したのがきっかけで自分もやってみたいと思い、工房を建築。販売経路などを起業セミナーで学び、2022年10月に開業。 四人姉妹で和気あいあいと地産地消をテーマにお弁当、お菓子、漬物の製造、工房近くの道の駅で委託販売。
なないろ工房(Instagram)
A.地元の野菜やお米を使ったお弁当、お菓子、漬物を製造しています。2022年10月に開業し、工房近くにある“道の駅せせらぎの里こうら”に委託販売しています。地産地消をテーマに四人姉妹で和気あいあいと相談しながら、惣菜の加工・販売に取り組んでいます。
A.地域の取り組み事業で、ものを作って出荷してみようという勉強会があり参加しました。その勉強会で、実際に作って出荷するところまでを学びました。すごく楽しくて、自分でも形にできないかなと思ったのがきっかけです。
A.工房を建てる土地はあったので困らなかったのですが、建物や厨房を準備するのが色々な面で大変でした。
たとえば、昔から使っているガスオーブンを工房でも使うためにはどうすればいいのか調べるところから始まり、許可を得るために消防署や保健所に通ったりもしました。建物の中はほとんど大工さんにお願いしましたが、床のクロス貼りといった自分たちでやれることは自分たちでやりました。
やっと工房ができたと思ったら、今度は加工したものを販売する経路をどうするのかという壁にぶつかり、セミナーを受けてみようと思ってもどのセミナーを選べばいいのかでまた迷ったりもしました。そんな時、起業相談ですすめていただいたG-NETしがの起業支援セミナーを受講し、たくさんのことを学ばせていただきました。
A.やはり出荷した商品をおいしいと喜んでいただいた時や、おいしかったのでまとめて注文をしてもいいか、というお問い合わせをいただいたりした時は本当に嬉しいですね。あとは、試行錯誤して新しく開発した商品がうまくできた時も、やっぱり嬉しいです。
A.地元の甲良町でとれる米や野菜を使った地産地消を目指しています。今もできる範囲でやってはいるのですが、もっと自分の畑で作った野菜を使った商品を増やしていきたいです。また、総菜、菓子類が主要商品になっているのですが、お天気次第という部分があるので、天候などに左右されない商品も開発していきたいですね。畑づくりが軌道に乗れば、自分の畑でつくった野菜をお漬物に加工して、道の駅で販売することにも挑戦したいです。たくあんなどの昔からの漬け方のお漬物を販売していきたいです。
A.私自身、わからないことだらけの中でスタートしましたが、一人でここまでこられたわけではなく、いろんな人に助けていただき、人とのつながりで今ここに辿り着けたという実感が強いです。
起業するためには幾つかのハードルがありますが、応援してくれる人や仲間はたくさんいます。
支援の手を積極的に借りて、一人で抱え込まずにがんばれば、夢はきっと叶います。
がんばってください!
A.私は生まれも育ちもずっと甲良町で、逆に滋賀以外を知らないのですが、緑も自然も豊かで、野菜もお米もおいしいところがとても好きです。
これまで、この地だからこそ頑張ってこられたと思いますし、これからもこのまま頑張りたいです。
ありがとうございました。