深田久弥の百名山の1つですが、西側に見える北アルプスと異なり、東側の美ヶ原は松本市民にとっては学校登山で登ったことがある身近な裏山といった存在です。古くは御岳が望める山として御岳講の登山が盛んでしたが、現在の美ヶ原は登山の対象というより、頂上付近までドライブを楽しみ、牛が放牧された高原台地の散策がメインの観光地と言った感じです。とは言っても2000mを越える標高があり、見通しが良ければ御岳始め、百名山が40座以上見えるという360°の絶景や、高山植物も豊富で高山のすばらしさを楽しむこともできます。2022年にアルピコ交通バスが廃止となり、三城牧場の登山口へはマイカーの他はタクシーかレンタカーでしかアクセスできなくなり、県外の登山者にはハードルが上がりました。
2026.7.30 標高2034m
三城牧場の登山者用駐車場(無料)からすぐに登山口になります。
最初はオートキャンプ場の中を歩きます
自然林の明るい登山道です
最初の1時間くらいは沢に沿って歩きます
小広場。あづまやがあります。奥に行くと茶臼山。ここから沢を離れて九十九折の道になります。
数えた人によると38曲がりあるそうです。一部直登気味であえぐ場所もありますが、全体的にそれほど傾斜はきつくありません。
柱状節理から剥がれた平たい石が一面に敷き詰められています。浮石状態で、踏みしめた力が逃げていくので土の出ている所を選んで歩きました。
出発から約2時間で稜線に出ました
ウバユリ
マルバダケブキ
ハクサンフロウ
タカネナデシコ
アルプス展望コースは全体的には下り気味で頂上(王ヶ頭)のかなり下に出ます。この場所から御岳が見えない状態であれば、放牧場の中(塩くれ場方面)を歩くのもお勧めです。
頂上の電波塔。道は高原台地の淵を巻いていく感じです。王ヶ頭まで約40分かかります。
正面が乗鞍岳 のはず
柵の内側が放牧場
山本小屋方面を望む。台形のピークは蓼科山。
ザ・美ヶ原の風景
ツリガネニンジン
ヤマホタルブクロ
コケリンドウ
クルマユリ
王ヶ頭の石碑。石碑の正面に御岳に向かってたくさんの石碑が建立されています。
石碑のすぐ脇からダテ河原コースに入ります。三城牧場が見えています。
下って1時間くらいは九十九折のターン部分の段差が大きく、両手を使う場所が何か所かあります。
溶岩由来の大きな岩の間を下ります
美岳荘跡。ここから斜度が緩くなります。
白駒池のように、溶岩の上に苔が密生しています。
水平な林道がしばらく続きます
伐採の際にブルドーザーが通った所が登山道となっているのでは?幅の広い道が1時間弱続きます。斜度もあり、登りの場合は結構辛そうです。
三城牧場から王ヶ頭を望む。ダテ河原コースは頂上まで約2時間の直登コースです。