俱留尊(くろそ)山より麓の曾爾(そに)高原の方が圧倒的に有名で、関西では人気のハイキングスポットです。春、夏は緑の草原、秋は一面のススキに覆われたお亀池周回コースを歩くか、亀山峠まで30分ほど木段を登って絶景を楽しむかして大半の観光客は曾爾高原を後にします。観光地のためかペットボトルやたばこの吸い殻などが結構高い場所まで散見されるのが残念でした。倶留尊山は亀山峠から90分程度ですが、それまでの遊歩道然とした道から一変し、登山道はかなり段差のある岩場が頂上まで連続します。途中、ポールを収納した場所もありました。曽爾高原のイメージで登ると実際よりもつらく感じるのかもしれません。早春には野焼きが行われて高原全体が真っ黒けになるそうなので、HP等で確認して出かけるようにしてください。 2025.12.10 標高1037m
高原散策路(登山道)の入口。少し先で古光山方面の道と分岐します。
倶留尊山はこのピークの向こう側
ススキも11月下旬までだそうです
お亀池。近年は湿原化が進んでいるそうです。確かに30年くらい前は「もっと大きな池」だった記憶があります。
木段の始まり。道は右に折れ稜線に出れば亀山峠。年中さんくらいでも登れます。
右端の立木の場所が亀山峠
亀山峠からの眺望
左から住塚山、国見山。中央の露岩の山が兜岳、その右が鎧岳。住塚山のピーク下の露岩帯が屏風岩。
亀山峠を出発。ここから道の様子が一変します。
無くても登れますが、鎖場も2か所あります
写真の左側の方が段差が小さく登り易いです
樹林帯に入ってもずっとこんな感じです
二本ボソの山小屋。簡易トイレもあります。この先は個人所有の土地のようで500円の入山料が必要です。休日などには飲み物なども販売しているようです。小屋の横までモノレールの線路が付いていました。
正面が俱留尊山山頂。二本ボソ山頂から約80m急坂を下りその後、俱留尊山の山頂(1037m)まで急坂の登り返しになります。距離はそれほどでもありませんが、なかなか辛い!
右のピークはたぶん高見山
登り返しスタート
両手を使う場所も何か所かありました
下りではロープに大変お世話になりました
山頂直下は岩が大きい!ここはトラバースできません
俱留尊山から二本ボソ山頂
樹林帯から出ると常に絶景が目に入ります