「龍神スカイライン、護摩壇山付近紅葉見ごろ!」の情報に誘われて出かけました。護摩壇山や龍神岳へはちょっとしたハイキング程度で、登山という代物ではなく、あくまでも「紅葉見物」の付けたしの予定でした。残念ながら標高1000m以上の場所はすでに冬枯れの状態で紅葉を楽しむことはできませんでした。ご覧のように天気もいまいちで、稜線上はかなり冷たい風が吹いていました。龍神岳が和歌山県最高峰で二番目が護摩壇山なのですが、登山口の道の駅の標高が高いので、山頂との標高差は160m弱です。後半の紅葉の写真は標高1000mより下で撮ったものです。
2025.11.10
護摩壇山 標高1372m 龍神岳 標高1382m
護摩壇山タワーのすぐ横が登山口です
公園にある展望広場に登って行く感じです
山頂へは15分程度。この辺りには平家の落人伝説があり、平維盛が護摩壇を築いて護摩を焚き、平氏の命運を占ったのが山名の由来であると言われています。
山頂からの眺望。紀伊半島の先端方向を見ています。人工林の緑と紅葉の混じった斜面がきれいでした。
龍神岳に向かいます。最近のクマ情報で行くかどうか迷いましたが、鈴を鳴らし、時たま大声で奇声を上げながら進みました。何年か前に鉄道の終点、極楽橋駅でクマの目撃情報がありました。
稜線上は見晴らしが良かったですが、冷たい風がかなり強く吹いていて「濡れたらヤバイ」という状況でした。
龍神岳の山頂にあります
従来は、護摩壇山が和歌山県最高峰とされていましたが、GPS測定により龍神岳の一位が確定しました。
帰り道、車でかなり下ってきました。