今日はロープウエイを使って大和葛城山に登り、そこから岩橋峠~岩橋山~平石峠~竹内(たけのうち)集落を通り、磐城(いわき)駅まで約11㎞の道のりです。近年路線バスの廃止が相次ぎ、山には自家用車で行くことが多いのでルートは自然ピストンになりがちです。このルートは近場ではスタート、ゴールとも公共交通機関を利用できる数少ないルートの1つです。いわゆるダイヤモンドトレイルを歩くのですが、「さすがにダイトレ!」、山中にもかかわらずトイレもあり、分岐の道標も大きく分かりやすくて安心して歩けます。今回のコースは岩橋山への登りを除いては基本的に下りだったので、ダイトレ名物の階段もそれほど苦ではありませんでした。ただ岩橋山の山頂を含めて、大きな眺望には余り恵まれていないのが少し残念でした。 2025.5.19
天神の森
ロープウエイ山頂駅から遊歩道に合流した一帯がブナの原生林
自然研究路(北尾根コース)に入る。4月22日は道の両側にカタクリが群生していた。
4月22日撮影
ここでダイトレと合流。矢印の方から登って来ました。
基本的には下り基調
ダイトレと北尾根コース(葛城山登山口へ)の分岐
ダイトレと言えば階段
このような立派な道標がいたるところに
以前歩いたことのある葛城山麓公園からのルートとの分岐。ここから先のダイトレは歩いたことがありません。
分岐からわずかでトイレとベンチ。洋式1,和式2の簡易水洗トイレですが、ポリタンから自分で水を流す方式でした。ありがたい!
ボブスレーコースのような登山道。両側からの山の圧力ですごく狭くなってしまっている所もありました。
岩橋山への長い階段の登りがスタート
平石集落からの登山道にある久米の岩橋。200mほど下って見に行きました。付近にはこの他にも胎内くぐりなどの奇岩が点在しています。
岩橋山頂上。展望の無い頂上で、駐車場からも遠くなかなか登りに来る決断が付かなかったのですが、縦走の途中で登頂できることもあって今回のコースを選択しました。
平石峠、第二十四経塚。平石集落、二上山、当麻の3方向への分岐点。
この周辺の山々には「靡(なび)き」と呼ばれる修行の場が点在しています。田中陽希さんが大峰奥崖道を歩いていた時、「金剛山の行者」と名乗る女性と話をしておられました。
左は二上山とその先ダイトレのスタート地点の屯鶴峯へ。直進すれば当麻へ。
ほどなく簡易舗装の林道に
竹内集落。日本最初の国道「竹内街道」は明日香の都の東西の大通り「横大路」と直結していた。
集落内には司馬遼太郎さんの生家もある(お母さまの実家で、遼太郎さんはそこで生まれた)