徒歩による高取城跡へのアクセスは大きく分けて2つあります。①近鉄吉野線「壺阪山駅」で下車して上土佐の町を抜ける約2時間のコースと②バスや自家用車で壷阪寺まで行き、そこから歩く約1時間半のコースです。①のコースは城郭まで舗装路で、かつての武家屋敷跡が残る街並みを歩きます。食事処や喫茶店もあり、桃の節句にはその家に代々伝わる雛人形を公開しているお家もあります。今回は②の壷阪寺からのコースを歩きました。私は地道で登りましたが荒れている所もあり舗装路の方がお勧めかもしれません。ただ、五百羅漢は舗装路から少し外れた場所にあります。備中松山城、美濃岩村城と共に日本三大山城の一つと言われるだけあって、「こんな山の中にこんな巨大な城郭をよく築いたものだ」と驚くばかりです。高取城は比高(麓から本丸までの高さ)日本一で390mもあるのでそれなりの登りになります。
2018.4.17
壷阪寺を出発して間もなくの所に五百羅漢像群
城郭の入口
山城には珍しく水堀もあったそうです
桝形
本丸の巨大な石垣
本丸広場に入る前の桝形
明治20年頃まで天守閣が残っていたそうです
夏でしたので本丸広場には結構虫が多かったです。小型のハチもかなり飛んでいたように思います。