案内書にある気持ち良さそうな稜線歩きの写真に誘われて出かけましたが、取り付きの人工樹林帯の坂のきつさと長さは中々のものでした。地図で見ても等高線と垂直に交わる登山道が御殿山まで2時間以上続きました。帰りも飽きてしまいそうなほど下りました。御殿山手前で傾斜が緩み小広い場所に出たときは本当にほっとしました。冬道、夏道の分岐を過ぎて御殿山に到着。おにぎりを食べたのですが虫が多くて落ち着いて食べられません。ご飯を飲み込むようにしていよいよ稜線歩きです。ブナの自然林からはカッコーの鳴き声も聞こえ爽快な気分で歩きました。ワサビ峠を越えて西南稜の最後の急登を登ると頂上に到着です。
2022.6.21 標高1214m
御殿山から武奈ヶ岳山頂を望む
ワサビ峠付近から
サラサドウダン
ワサビ峠の灌木帯には花がたくさん咲いていました
コケモモ
ニガナ
白い花は不明
赤い花はツツジ
西南稜に入る
二段グリーンのようになっている所からきつい。その先はがれ場。扉の写真と比べてもらえると傾斜度が分かりやすいです。
蓬莱山を望む
登山道の右側斜面にブナの原生林が広がっていて、山名の由来となりました。
武奈ヶ岳山頂
琵琶湖方面を望む
頂上に着くころにはガスってしまいました