山頂からの景色が素晴らしい。大阪側、奈良側とも遮るもののない景色が広がります。5月のゴールデンウイーク前後は山頂のつつじが満開となりロープウエイは2時間待ちとなります。秋のススキも見ごたえがあります。登山道としては天狗谷ルートがお勧めです。前半は沢沿いの道で台風の影響で少し荒れてはいるものの不安はありません。沢を離れてからは木段、七曲となりますが間もなく尾根に出て傾斜も緩みます。4月中旬にはカタクリやショウジョバカマの群落を楽しむこともできます。(ショウジョバカマやカタクリの群落はロープウエイ山頂駅からでもすぐです) 標高 959.2m
天狗谷コース入口の青崩(あおげ)の村の風景
天狗谷コースの前半は沢に沿って登る
途中何か所か沢を登ったり、渡渉する所もあり変化に富んでいる。
ショウジョバカマ 4月22日
弘川道との分岐付近からキャンプ場手前までに群落がある。林道を歩くと見ることができない。
ツクバキンモクソウ 4月22日
10月14日
奈良側の風景
中央に耳成山、右に畝傍山
金剛山を望む
5月11日
金剛山を望む
6月9日
大和葛城山は「花の百名山」にも認定され、ギフ蝶などの保護にも取り組んでいる。
大阪方面
金剛山
センブリ
櫛羅(くじら)の滝コース入口
櫛羅の滝コースは大規模な崩落により旧道が壊滅的な被害を受け、長期の閉鎖の後、旧道の隣に全く新しいコースを設けて再開された。
櫛羅の滝
旧道は溝状の所に設けられていた
崩落した旧道
新コースは尾根に沿った道ですが、木段等の整備はまだ行われておらず、シューズの摩擦を頼りに摺りあがっていく感じです。葛城山は小学生の遠足等も多かったのですが、運動靴では下りは滑ってしまうのではないかと心配になります。
階段も増えました。ただ、階段は段差が小さくとても歩き易いです。
下りはカタクリを見るために北尾根コースで降ります。下り始めてしばらくは登山道の両側がカタクリの群落です。
カタクリ 4月22日
奈良側
案内には「展望良し」とあるが、結構樹木が繁茂していて「木の間ごし」の所が多い。
北尾根コースの半分弱はとても歩き難い道です。段差が大きい所が何か所もあり、小学校低学年の子供さんには大変かなと思います。スリップしやすい所も多いので気を付けてください。