中山道 第17日目 

 2024年11月1日  

  薮原宿~奈良井宿~贄川宿~日出塩駅 

  夜行バス(梅田~松本)   松本~藪原(JR)

  歩行距離 18.9㎞   村井泊


 湧き水がいたるところにある藪原宿の民家の前を通って舗装路はぐんぐん高度を上げ、やがて美しい木々に囲まれた山道になります。標高1197mの鳥居峠は木曽路最大の難所でした。藪原側は道幅の広い歩き易いつづれ折れの道ですが、峠を越えた奈良井宿に下る道は道幅もぐんと狭くなりつづら折れに代わりに急な下り坂となります。奈良井宿は往時の建物が数多く残り馬籠、妻籠以上に多くの観光客でにぎわっています。その先の木曽平沢は宿場町ではありませんが、古い建物が美しい状態で保存され中山道屈指の美しい町並みです。町全体で漆器業を営んでおられ、観光客目当ての施設は全くありません。翌日は大雨の予報だったので予定の贄川宿を越えて日出塩駅まで歩きました。