玉漆 虚

１.

虚は人ならざる者、ラクスさんと契約し、特別な力を得ている。

右目の瞳孔はフルール・ド・リス。それは元はラクスさんの目であり、交換したものだ。

恋人の時はラクス、主として接する時はラクス様、と、虚は使い分けている。

２.

常に所持している、アサシーナ=バレンナというナイフがある。

戦闘もできるが、どちらかと言えばお守りとして持っている。

そのナイフにはラクスさんの力が宿っているが、虚は気づいていない。

３.

玉漆虚という名前は”裏社会での本名”であり、親から授かった名前は『士楽 留偉(しらく るい)』。

この名前は嫌いではないし、家族も嫌いではなかったため、大切にしている。大切にしているからこそ、隠しているのだろう。

この名前を知っているのは、幼い頃からそばにいてくれたラクスさんのみだ。

「穏やかで接しやすい人……はは、そうかな。ありがとう」

「ぬいぐるみか、俺も欲しくなってしまったな。そうだな、クジラとか」

「神よ、貴方様にお会いできて大変光栄だ。嗚呼、存じ上げている。尊きその輝きは、人々を導くに相応しい」

「俺は強くない。決して、強くはないんだ。……分かってはるんだけどな」

(※敬称略)

曲

• BOSS/NIL

• 一騎当千/梅とら

• 疑心暗鬼/梅とら

• 愛言葉IV / DECO*27　(CP)

声

子安武人