令和7年6月21日(土)三重県鳥羽市において歴史災害資料に関する博物館見学および現地巡検を実施しました。
これは、鳥羽市立海の博物館で開催中の企画展「みなとまち鳥羽 ~海に開かれ、海に栄える~」の見学会として実施したものです。展示されている史料には鳥羽が経験した過去の地震・津波災害や風水害に関するものが含まれており、中には当研究会メンバーが発見し、調査してきたものもあります。博物館の見学にあわせ、鳥羽ガイドセンターや鳥羽城跡付近の巡検も行いました。
三重県の南東部、志摩半島に位置する鳥羽は、江戸時代には宝永地震(1707年)と安政東海地震(1854年)による津波により、2度にわたり大きな被害を受けました。特に安政東海地震による鳥羽城の被害と修復については、『鳥羽御城石垣御修復一件』(当研究会による翻刻資料をダウンロードできます)に詳細に記録されています。
はじめに鳥羽ガイドセンターへ
鳥羽ガイドセンターを見学
鳥羽市立海の博物館 特別展示室へ
鳥羽市立海の博物館 特別展示室にて