ゲーミング図書館アワード
#ゲーミング図書館アワード2023
2023年10月26日に開催された図書館総合展フォーラム「図書館にゲームを普及する作戦会議」(パシフィコ横浜)において発表されました。本アワードの詳細はこちらをご覧ください。
また、審査概要については「第1回アワード審査概要」(PDF)をごらんください。
大賞
「江戸川区立西葛西、東葛西、東部図書館」
選評:図書館の基本的な機能、収集、保存、利用にゲームがきちんと組み込まれ、図書館情報資源として「ゲーム」が位置づけられている点が他館の模範となります。今後も幅広くさまざまなゲームが取り入れられることを期待します。
優秀賞(ボードゲーム)
「京都府立丹後緑風高等学校久美浜学舎 くみこう図書館」
選評:主体的、対話的な学びの一つとしてボードゲームを学校図書館に先がけて導入し、府内他学校図書館に広がるきっかけとなっている点が素晴らしいです。今後もゲームと生徒たちが出会う場として広がっていくことを期待します。
優秀賞(デジタルゲーム)
「稲城市立図書館」
選評:図書館のPRにゲームを積極的に取り入れ新しい利用者層に呼びかけられているのではないでしょうか。今後はさらにゲームが館内サービスに取り入れられることを期待します。
審査員特別賞
「和光市図書館下新倉分館」
選評:ボードゲームを図書館情報資源として位置付け、地域の図書館として生涯学習や多様な体験を提供している点が素晴らしいです。今後もゲームの収集提供が広がっていくことを期待します。
当日の様子
ゲーミング図書館アワードとは
ゲーミング図書館アワードは、ゲームの提供や利用およびコレクション形成・展示などについて優れた実績のある図書館やアーカイブ機関を顕彰することを目的に、2023年からスタートした賞です。
図書館でのゲームの導入は、地域のコミュニティ形成、ゲームや遊びの価値の再評価、YAを中心とする図書館への入り口、経済的不平等の是正、さらには教育利用などの観点でユーザの高いニーズを反映しつつ海外で急速に発展を見せており、国内でも徐々に展開が進んでいます。
本賞は、さらにこのような動向を国内において後押しするものとして設置されました。
ゲーミング図書館アワード実行委員会
ゲーミング図書館アワード実行委員会は、図書館総合展で過年度より図書館でのゲーム利用促進を進めてきた図書館とゲーム部ならびにゲームのアーカイブ形成を目的とする図書館員・研究者が参加し組織化した、審査・顕彰のための実行委員会です。
メンバー
日向良和(都留文科大学)、福田一史(大阪工科専門職大学)、高倉暁大(日本図書館協会認定司書)
ロゴを自由にご利用いただけます
以下のゲーミング図書館アワードのアイコンはご自由に利用いただけます。ただし画像の改変は禁止します(ファイル形式やファイルサイズの変更、背景の変更はこれを認めます)。
受賞館の広報やアワードの認知向上などにお役立てください。ロゴ作成はボードゲームクリエイターのウニゲームス(@unigames_info)さまです。
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