企画実践
講義の様子
6/9 〜 7/14の企画実践では「面白さの伝達」をテーマに,チームに分かれて既存のゲームが持つ面白さの因数分解と新しいゲームの企画に取り組みました.
成果物
企画実践で発表されたゲーム企画を紹介します.
CLIMBER
キャッチ
リズムにのってコンボをつなげてテンポをあげてセカイをのぼっていけ
プレイ方法(ゲームの概要)
リズムよく、スピードよく壁を登っていくゲーム
制限時間の中で壁をのぼり切ることを目的としつつ、コンボをつなげたり失敗すると落ちてしまうかもしれないスリルを楽しむ。
1人ではタイムアタック的に早く登ることを目的としつつ、マルチプレイも想定。
コメント
リズムゲームということなのでBPMの変化と難易度のバランスをどう設計するのかがネックになりそうです。壁をのぼりきったゴールにどういう報酬があるのか?など達成した時のご褒美があるとよりゲーム性が上がると思います。
また、このゲームならではの魅力をいかに設計するか?をさらに深掘りしていけると思います。
WOLF LABYRINTH: ウルフ ラビリンス〈ウルラビ〉
キャッチ
人狼×レース×迷路:一位を目指しながらレースに潜む人狼を見破れ!
プレイ方法(ゲームの概要)
迷路でレースをおこない、話し合って狼を追放したらゲーム終了です。
人狼でおこなうタスクの代わりにレースで競い合い、三連戦行います。
人狼が残っていたら市民内の順位かかわらず市民は全員負けで人狼の勝ち。
人狼を追い出したら市民の勝ちとなりさらに市民内での順位がつく。
コメント
人狼とレースゲームを因数分解しながら要素を組み合わせたゲームです。既に世に出回っているゲームとの差と面白いポイントがより明確になると良いと思います。
SCANDALER
キャッチ
好感度(デッキ)を死守しながらオーディションを生き残れ!
アイドルのデビューをかけたバトルロイヤルカードゲーム
プレイ方法(ゲームの概要)
自分の好感度を上げたり相手の好感度を下げたりしながら、自分の好感度を維持したらアイドルデビュー(勝利)!
スキャンダル(攻撃)・ボランティア(回復)・ワガママ(妨害)といった好感度を変動させるカードを使い、自分のデッキが残るように戦う。
行動順や手札から出す枚数も自由な組み合わせによって無数の戦略が生まれる。
コメント
モチーフが明確で、世界観があそびに組み込まれている。SNSがトラップ扱いだったりと現代のメディアの使われ方を反映していて面白い。どういう見た目のデザインになるのかによっても遊ばれ方が変わりそうだと思いました。
オセロジ
キャッチ
世界一シンプルなゲームをひっくり返す:駒をひっくり返してSPを貯めて、スキルで大逆転
プレイ方法(ゲームの概要)
オセロのコマをひっくり返した時にポイントが貯まり、ポイントを使ってスキルを発動できる。
スキルはカードにあるキャラクタごとにちがう能力がある。
四隅を取り返したりなど、これまでのオセロのあそびを拡張した楽しみがある。
コメント
オセロの盤面をこれまでのルールに追加してカードゲームの要素を組み込んだゲーム。オセロの盤面が勝利条件になっているが、オセロの盤面とカードゲームそれぞれに影響を与える要素があってもおもしろそうだと思いました。
壇ノ浦サバイバー〜水面下の心理戦を攻略せよ〜
キャッチ
指先の神経を研ぎ澄ませ!新感覚“協力裏切り”バランスゲーム
プレイ方法(ゲームの概要)
舞台は、壇ノ浦の戦い。
揺れる盤面の中でタワーを作り、3段積み上げれば勝利。
作るタワーは参加者の指で支える。中に平家がいて妨害されることも?
コメント
身体を使ったボードゲームの提案で盤面が参加者の指の上に構築されるのが面白い。シンプルなゲームにさらに楽しくする要素や応用がどのように入ってくるのか?気になりました。