2023年度もゲームデザイン論を開講します。

詳細は新学期4月以降に2023年度版ウェブサイトおよびITC-LMSを確認してください。

2022年度講義概要

日時:木曜5限(17:05〜18:35)・2022年度S1/S2ターム
時間割コード:31497
共通科目コード:CAS-TC1300Z1

場所:21KOMCEE West Room K402

先端技術を駆使した新しい「あそび」として,さまざまな「ゲーム」が産業的にも文化的にも大きな功績を残してきました。この全学体験ゼミナールでは,人類にとっての「あそび」とは何なのかを考え,その中で未来の「ゲーム」はどうあるべきかを発想するための基礎を体験的に学びます。ゲーム制作においては,あそびとしてルールを作る・相互の関係性を結ぶ・ストーリーを空想する・身体を使うなどの要素を考慮するだけでなく,エンジニアリングやマーケティングの側面も重要になります。これらを総じて「ゲームデザイン論」と称し,総合的な学びの機会とします。



スケジュール

4 /  7 ガイダンス4/14 ゲームの制作論 岡本 吉起4/21 ゲームの制作論 岡本 吉起4/28 ゲームと先端技術 松田 白朗5/12 ゲームと先端技術 松田 白朗5/19 ゲームとあそび 安原 広和5/26 ゲームとあそび 安原 広和6/  9 企画実践 0 岡田 茂6/16 企画実践 1 岡田 茂6/23 企画実践 2 岡田 茂6/30 企画実践 3 岡田 茂7/  7 企画実践 4 岡田 茂7/14 企画実践 5 岡田 茂

講師

苗村 健


東京大学工学部電子情報工学科 教授中山未来ファクトリー メンバー
バーチャルリアリティ、ヒューマンインタフェースの研究に従事。博士(工学)。2013年には、日本科学未来館において「現実拡張工房」の常設展を開催。文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本バーチャルリアリティ学会論文賞、ヒューマンインタフェース学会論文賞、映像情報メディア学会丹羽高柳賞論文賞、電子情報通信学会HCG賞、経産省Innovative Technologies、グッドデザイン賞など受賞。

伊達 亘


東京大学 大学院情報学環 特任研究員グラフィックデザイナー
中山未来ファクトリー メンバー

博士(政策・メディア)。美術やアカデミックに関するグラフィックデザイン業務とグラフィックデザインの表現や作り方を更新するための研究に従事しながら、紙の造形や触感提示に関するワークショップのファシリテーションを行う。2021年より情報学環オープンスタジオの運営に携わる。

阪口 紗季


東京都立大学 助教東京大学大学大学院情報学環  客員研究員中山未来ファクトリー メンバー
ヒューマンコンピュータインタラクション、エンタテインメントコンピューティングの研究に従事。博士(情報学)。2017年関西大学大学院総合情報学研究科修了。同年より東京大学情報学環中山未来ファクトリーにおいて、情報学環オープンスタジオの運営と「あそび」を題材にしたワークショップの企画に携る。Laval Virtual Award、芸術科学会論文賞など受賞。

岡田 茂



株式会社オカキチ 代表取締役

1992年セガ・エンタープライゼス(現:セガ)入社。日本、アメリカ、ヨーロッパを拠点としながらコンピュータゲームのアートディレクター、ゲームデザイナー、ディレクター等を歴任。2001年マイクロソフト入社。初代Xbox、Xbox360向けゲームのプロデューサー、プロダクトマネージャーを務める。2006年アートゥーン(現:マーベラス)入社。コンソールゲーム、オンラインゲームのプロダクトマネジメントを担う。開発本部長、上席執行役員等を歴任。2019年オカキチ入社。2020年同社代表に就任。

岡本 吉起


公益財団法人日本ゲーム文化振興財団代表理事OKAKICHI SDN. BHD. 取締役
90年代初頭、対戦格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」で社会現象を巻き起こす。その後も同社の「バイオハザード」シリーズ等、大ヒット作の誕生にも関わるなど、アーケードゲーム、コンシューマゲームでトップゲームクリエイターの地位を築く。スマートフォンゲームアプリでは国内トップクラスのセールスを獲得するまでに成長した株式会社ミクシィの「モンスターストライク」の開発者の一人。2018年よりマレーシアに生活の拠点を移した。

松田 白朗



Technical Solution Engineer, Google Stadia

Google社にてストリーミングゲーム・プラットフォーム Stadia のゲーム技術を担当。これまでApple社、Microsoft社などでStadia、Android、iOS、macOS、Xbox360、Xbox、Dreamcastなど多くのプラットフォーム開発、OS開発に関わる。専門分野はスマートフォン、ゲームコンソールでのパフォーマンス最適化、ネットワーク、グラフィクス、サウンド等ゲーム技術。

安原 広和


Unity Technologies Japan合同会社ゲームデザイナー東京工科大学 メディア学部 特任准教授
セガエンタープライゼズ社にて、「SonicTheHedgehog」を開発後渡米、NaughtyDog社にて「JakandDaxter」シリーズ、「Uncharted」などを制作。北米バンダイナムコ社、北米任天堂関連スタジオを経て現在ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社にて教育関連事業に携わり「あそびのデザイン講座」を手掛ける。デザインしたゲームソフトの累計販売本数は6000万本を超える。

関連イベント

コンタクト

メールアドレス:gamedesign2022 [a] nae-lab.org
*[a] を@に変更して問い合わせてください。