未来の札幌の運動会とは 

「未来の運動会」は、参加者がアイデアを出し合って新しいスポーツ競技をつくり、そのスポーツ競技で実際に「運動会」を行う、だれでも参加できる共創型プロジェクトです。日本独自の文化である「運動会」を新たなアプローチで再開発するこの未来の運動会プロジェクトは、2014年から日本各地で実施されてきました。北海道ではSIAF2024にて初めて開催。さらに雪の野外での開催も初となります。運動会発祥の地の一つと言われている札幌で、運動会をみんなでアップデートします。

モエレ沼公園では「雪×アート×テクノロジー」を合言葉に、雪という札幌ならではの地域資源に加え、テクノロジーやダンス、音楽など、様々な要素を取り込んだ未来のスポーツをつくり出していきます。

プロジェクトは 8 月から始動し、複合型フェスティバル「NoMaps 2023」との連携プログラム「やってみる?未来の運動会 in NoMaps SPORTS」をはじめ、来年 1 月の SIAF2024 開幕まで、様々なワークショップをプレイベントとして実施します。

また、札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)の会期中には、モエレ沼公園ガラスのピラミッドに「未来の運動会ルーム」を設置。札幌における冬の運動会の歴史を紐解く展示、これまでの「未来の運動会プロジェクト」で生まれた種目を体験できるコーナーに加え、毎週末にはミニワークショップを開催します。 プロジェクトの集大成として、参加者みんなでアイデアを出し合う「運動会ハッカソン」、みんなでつくった新しいスポーツで遊ぶ運動会を、芸術祭会期末の来年 2 月 23 日、24日に開催する予定です。