秋田市に
みんなの声を届けよう!
不登校-登校しぶりを支えるプロジェクト
困りごとと支援ニーズ
調査アンケート
結果報告(2023年)
アンケート及びアンケート結果の著作権は、秋田市にみんなの声を届けよう!不登校・登校しぶりをささえるプロジェクトにあります。
転載等をご希望の方は、todokeyo.akita@gmail.comまでご連絡ください。
秋田市にみんなの声を届けよう!不登校・登校しぶりを支えるプロジェクト(秋田市在住の当事者保護者2名が企画・実行)では、2023年4月17日~5月31日までの間、秋田市立学校で不登校・登校しぶりを経験したことのある児童生徒の保護者を対象に、「困りごとと支援ニーズ調査アンケート」を実施しました。
集まった回答は、65世帯分(主宰者2世帯分を含む)。その内5世帯に調査対象のお子さんが複数いたことから、人数にして児童生徒70名分となりました。
※但し、回答の内1件は近隣他市の方からの回答だった為、今回の調査対象世帯としては64世帯分(69名分)でした。アンケートの趣旨を鑑み、集計にあたってはこの秋田市外の方の回答は含めておりません。書いてくださった内容は実行委員が大切に読ませて頂きました。ありがとうございました。
今回の調査では、文部科学省が決めている「不登校の定義※注)」に当てはまる子どもたちだけではなく、母子登校や行きしぶりなど、一定日数以上登校してはいるが一般的に考えられているような形で登校することには困難さを感じている子どもたちの保護者の声も寄せられています。
今回は、選択式回答の設問への回答集計結果と、自由記述欄に寄せて頂いた回答の一部を発表いたします。
回答してくださった皆様、アンケートの周知にご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
2023年8月17日 実行委員一同
注)
文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは 「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を 除いたもの」と定義しています。
また、『義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(平成28年法律第105号)通称:教育機会確保法』では、不登校児童生徒の定義は 以下の通りです。
「相当の期間学校を欠席する児童生徒であって、学校における集団の生活に関する心理的な負担その他の事由のために就学が困難である状況として文部科学大臣が定める状況にあると認められるものをいう。」(第二条三項)
アンケート概要
≪アンケート名称≫
秋田市にみんなの声を届けよう!不登校・登校しぶりを支えるプロジェクト・困りごとと支援ニーズ調査アンケート(2023年)
≪アンケートの目的≫
①秋田市立の小中学校に在籍し不登校や登校しぶりの経験がある(現在・過去含)児童生徒及びその家庭の現状・困り事・支援ニーズを集約すること。
②結果を基に当事者ニーズに即した新たな支援策作り、及び、有効な支援活動に寄与すること。
≪アンケート実施期間≫
2023年4月17日(月) ~ 2023年5月31日(水)
※アンケート〆切作業は6/1の朝に行いましたので、6/1(木)朝7時に届いていた回答までを受付いたしました。
≪アンケート実施方法≫
Googleフォームを利用したWebアンケート
≪アンケートの周知方法≫
・市内の図書館や児童館などへの市内各所への告知チラシ設置
・SNS(Instagram・Facebook・Twitter)での告知
・友人・知人等による対象者への呼びかけ
≪アンケート対象者≫
以下の2点を両方満たす方。
①秋田市立の小中学校に在籍中または卒業後2年以内(2023年3月卒業者迄)
②不登校・登校しぶりを経験したことのある児童生徒の保護者
※回答時点だけでなく、過去の経験も含めて回答してもらいました。
≪アンケート回答数≫
64世帯、児童生徒69名分の回答。※①②の条件を満たす方からの回答総数。
※アンケートへの回答は1世帯につき1回のみでお願いし、上記条件に当てはまる子どもがその世帯に複数名いる場合は対象になるすべての子どもに関わる経験について回答してもらう形式を取りました。
≪アンケート設問≫
大枠として以下の内容に分けて質問項目を設定しました。
1.回答者やお子さんの状況に関する基礎的な事柄ついて
2.学校とのやり取りに関わる事柄について
3.居場所に関する関わる事柄について
4.子どもの心理的支援に関わる事柄について
5.保護者の心理的支援に関わる事柄について
6.不登校や登校しぶりに関連した収支の変化など、経済的な事柄について
7.不登校・登校しぶりへの支援や対応全般について
8.市や地域に対する要望
9.アンケート調査実行委員に対するメッセージ
■設問と回答選択肢一覧はこちらでご確認いただけます。
≪結果集計について≫
・一部、設問の意図と回答内容が一致していなように見受けられるものや、選択肢に該当内容が合っても選ばすに「その他」に記載されているものなどもありました。これらについては、基本的にそのまま公表しましたが、集計に際し、一部は、呼応するであろう設問へ移動して掲載、及び、該当する選択肢への回答として合算等を行い、該当箇所に注記しています。
・いくつかの項目について、今回対象年齢の児童生徒でなく今回のアンケート対象者条件①に当てはまらない年齢のきょうだいが同様の体験をした際のことを回答された方がお一人居た為、該当箇所に注記した上で回答数を修正しています。
≪アンケート企画≫
秋田市にみんなの声を届けよう!不登校・登校しぶりを支えるプロジェクト
【HP】 https://sites.google.com/view/todokeyo-akita/
【MAIL】todokeyo.akita@gmail.com
※プロジェクトHP内では、秋田市近郊の居場所と相談先一覧も公開しています。ぜひ御覧ください。→居場所と相談先 一覧 in 秋田
アンケート集計結果
1.回答者やお子さんの状況に関する基礎的な事柄ついて
1-1. 令和5年4月1日現在のお子さんの学年を教えてください。
【回答内訳 昇順】
11名 ■小2
10名 ■小5
10名 ■中3
9名 ■中2
7名 ■R4年度卒業
7名 ■R3年度卒業
5名 ■小3
3名 ■小4
3名 ■小6
3名 ■中1
1名 ■小1
【学年区分別内訳 昇順】
22名 ■中学生
14名 ■卒業済
13名 ■小学校高学年(小5・小6)
12名 ■小学校低学年(小1・小2)
8名 ■小学校中学年(小3・小4)
1-2. お子さんの不登校や登校しぶりはどのくらい継続していますか?
【回答内訳 昇順】
26名 ■2年以上
15名 ■1年~2年未満
9名 ■半年~1年未満
7名 ■3ヶ月~半年未満
6名 ■1ヶ月~3ヶ月未満
5名 ■1ヶ月未満
1-3. お子さんの在籍校への登校状況(在籍教室以外への登校含む)を教えてください。
【回答内訳 昇順】
21名 ■週2.3回以上登校する
21名 ■まったく登校しない
8名 ■月1.2回くらい登校する
6名 ■月1回未満(年に数回)
5名 ■週1回くらい登校する
【「その他」の回答一覧】
・調子が良いときは普通に登校できて、調子が悪くなると①と②が混在した状態でした。
・時々部活のみ、1-2週間に一度、配布物を取りに
・毎日登校していたが母子登校でした
・その時により、週2回だったり3回だったり。全く行けない時もあります
・小学1年の6月から8月まで行き渋りの為、親子で登校し下校まで授業付き添いした。
・行きたくないなーと毎日言いながらも行っている。1月か2月に1度程度休む
・4年生の夏休み明けから不登校。双子なので、4年生の時は片方もつられて不登校してました。
・イオに半日毎日。
・時折 休む
1-4. 上記1-3で、①~④または「その他」と回答した方へ(※⑤全く登校しないと回答した方以外へ)の質問です。登校場所についてあてはまるものを選んでください。
【回答内訳 昇順】
31名 ■在籍する教室(普通級)
9名 ■別室登校用に用意された教室
6名 ■保健室
4名 ■通級指導教室
2名 ■ 在籍する教室(特別支援級)
2名 ■図書室
2名 ■校長室
【「その他」の回答一覧】
・場所というより先生に会いに行く形
・放課後の共用スペース
・面談室
・玄関
・放課後に他の児童がいない教室
・部活動のみ
・イオ。学校へは夜に教室へ。
・在籍する教室ではあるが、放課後クラスメイトがいなくなった時間に行き、プリント等をもらい担任と少し話をする
1-5.上記1-3で、①~④または「その他」と回答した方へ(※⑤全く登校しないと回答した方以外へ)の質問です。 登校時間帯について当てはまるものを選んでください。(過去の利用を含む)
【回答内訳 昇順】
17名 ■ 始業から終業まで一日
11名 ■ 放課後
9名 ■ 午前のみ・午後のみなど半日程度
8名 ■ 1.2時間くらい(授業のある時間帯 )
1名 ■ 給食のみ
【「その他」の回答一覧】
・9時から10時に登校して、終業まで
・食べたい給食の時は昼休み
・全員下校後の夜に
・1時間目が始まってから、または2時間目~最後まで
1-6.回答者とお子さんの関係を教えてください。
【回答内訳 昇順】
■母 61名
■義母 1名
■父 2名
1-7. 普段 どんな方法や場所で、 秋田市周辺の不登校・登校しぶり支援等に関する情報を得ていますか?あてはまるものすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
35名(55.6%)■SNS(Twitter・Facebook・Instagramなど)
29名(46.0%)■友人・知人から
22名(34.9%)■ Googleなど検索エンジンで検索する
19名(30.2%)■学校の先生から
9名(14.3%) ■ 親の会・家族会(集まりの際に直接聞く)
7名(11.1%) ■秋田市のホームページで関連情報をチェックしている
7名(11.1%) ■すくうる・みらい(先生・カウンセラー含む)
6名 ( 9.5%) ■新聞
5名 ( 7.9%) ■スペース・イオ
5名 ( 7.9%) ■親の会・家族会(それらのホームページ発信等をチェック)
2名 (3.2%) ■フリースクールの先生
2名 (3.2%) ■秋田市報
【「その他」の回答一覧】
・児童相談所
・通院している小児精神科医師
・支援に関して情報を得ていない。支援があることを知らなかった。
・SSW(スクールソーシャルワーカー)
・ふきのとう秋田
・スクールカウンセラー
1-8.このアンケートの存在を何で(どこで)知りましたか?出来るだけ具体的に(施設や親の会等の場合は名称を)書いてください。
【回答内訳 昇順】
22名(34.4%) ◆アンケート実施者が行っている不登校関係の活動団体(※)
15名(24.4%) ◆発信者不明のSNS(詳細が回答に記載ナシ)
14名(21.9%) ◆友人・知人
10名(15.6%) ◆秋田県発達障害者支援センターふきのとう秋田
2名( 3.1%) ◆発達障害児者・親の会 アインシュタイン
1名( 1.5%) ◆魁新報
(※)アンケート実施者の活動団体は『Akitaホームスクーリングファミリー』『トーキョーコーヒー秋田』です。
【実行委員コメント】
※ふきのとう秋田さんとアインシュタインさんには、SNSやHPなどでの告知協力とチラシ掲示・配布のご協力を頂きました。また魁新報さんには、記事に取り上げていただきました。その他、告知にご協力くださった関係各所の皆様にも御礼申し上げます。
※本来はSNS種別や発信元別などに整理して公表すべきですが、自由記述とした為、回答者により回答内容にばらつきがあり詳細が不明なものもあったため、上記の形での結果発表としました。今回の反省を活かし、次回以降は回答形式や設問により留意していきたいと考えております。
2.学校とのやり取りに関わる事柄について
2-1. ここからは学校とのやり取りに関わる困りごとについての質問です。過去を含めこれまで経験した困りごとをすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
38件(59.4%)①欠席連絡に関すること
34件(53.1%)②配布物などの受け渡しに関すること
31件(48.4%)⑤登校しないことに関する先生と保護者の認識のズレに関すること
26件(40.6%)⑩登校刺激(登校を促す働きかけ/子どもへの声かけ・家庭への電話・家庭訪問)に関する事
24件(37.5%)⑦年度替わりなど担任が変わる際の引継ぎに関すること(情報が引き継がれていない・一から説明しないといけない等)
24件(37.5%)⑧給食費・教材費・PTA会費等の支払い手続きに関すること
23件(35.9%)③行事への出欠に関すること
23件(35.9%)④学校がある時間の子どもの行動(外出など)に関すること
21件(32.8%)⑨学校以外の居場所や相談先に関すること(情報提供や取次など)
19件(29.7%)⑥学校と家庭とのコミュニケーションに関すること
19件(29.7%)⑮先生が忙しそうなので相談や特別な配慮のお願いなどがしにくい
18件(28.1%)⑫合理的配慮に関すること(子どもの特性に応じた適切な対応が頼めない等)
16件(25.0%)⑪別室登校(校内の在籍する教室以外への登校)に関すること
13件(20.3%)⑯どんな対応をお願いすることが可能なのかわからず、先生に相談も出来ない
9件(14.1%)⑭クラスメイトなどに、子どもの不登校・登校しぶりについてどのように話すか
6件(9.4%) ⑬高校受験に関する手続き等に関すること(中学生の場合)
3件(4.7%) 不登校・登校しぶり関連で学校とのやり取りに関わる困りごとを体験したことがない
【「その他」の回答一覧】
・困る程でもないが、気を遣う
・教師への信頼関係が築けず 学校には相談ができない。
・学校に行くことが当たり前と思われる世の中。親である私も含め、思考を変えたい。
・今後どのように対応していけばいいか分からない。相談しても先生に経験がないのか明確な答えを貰えていない。
・勉強を一切しない。どういう形だと興味をもつか悩む。そこは、相談しにくい。
・本人から、この方法だと学校で過ごしやすいかもしれないと提案があっても、やってみるとまた別の対応に変更したい時がある場合、せっかくその方法で配慮してもらったのに先生に言いにくく、対応方法を変えれないため、また学校に行けなくなってきたことがあった。気軽に本人に対する配慮の方法の変更は言いにくい。
・息子の行き渋りがあることには比較的理解がある先生だと思う。他のお友達の不登校のことも相談したことがある。
・学習の支援について、学校に行けないのに、聞きにくれば教えると言われたこと
2-2. 学校とのやり取りに関する 困りごとが減る為に、”こうなったらいいな”と思うことをすべてを選んでください。
【回答内訳 昇順】
41件(64.1%)■どんなイレギュラー対応が可能なのか、学校側から提示してもらえる
40件(62.5%)■不登校・登校しぶりの子どもへのより適切な対応について、学校の先生にもっと知ってもらう
37件(57.8%)■学校以外の場所(市の施設以外を含)で過ごすことを、暖かく見守ってもらえる
35件(54.7%)■しばらく休むとわかった時点で欠席連絡を免除(週1・月1などの頻度に。)
34件(53.1%)■学校との話し合いの際に、専門家が立ち会ってくれる。(不登校・登校しぶりの子がいる家庭状況を理解し、合理的配慮や不登校に関わる法律などの知識も持つ人。例:スクールソーシャルワーカー等)
33件(51.6%)■支払い関係(給食・教材・PTA費等)の(停止)手続きなどについて、学校から伝えてもらえる。
33件(51.6%)■学年が変わる際にも情報が確実に引き継がれるようなフォーマットなどを用意してもらう
31件(48.4%)■状況に応じて連絡手段が選べる(出欠など)
31件(48.4%)■担任以外にも相談しやすい体制
31件(48.4%)■先生方の忙しさの緩和
30件(46.9%)■合理的配慮について、学校の先生により理解してもらう
29件(45.3%)■学校から必要な情報(居場所・相談先・手続き関係等)を一覧表などでもらえる
【「その他」の回答一覧】
・今現在困り事はないが、当初、欠席の連絡が苦痛だった。
・前の担任が異動してしまっても話したい
・子供の気持ちをもっと理解してあげたい。行きたくないときは行かなよねって言ってあげたいのに時に責めたり、理由を追求してしまう自分が嫌です。
2-3.困り事について具体的なエピソードやどんな対応をして欲しいか(欲しかったか)?などあれば、自由にお書きください。
【回答 一部抜粋して紹介】
・親として責任があることは十分理解しているが、どんな状況にも親(たいていは母親一人)が立ち向かう形になり親の心身負担が大きい。学校対親ではなく、間に入って下さるような存在(ソーシャルワーカーさんなど)を当たり前に利用できるようになって欲しい。先生は本当にお忙しいと思うので、先生たちのためにも不登校などの問題を専門に扱う立場の方がこれからは必ずいるべきだと思う。
・行き渋りの時期は欠席や遅刻の連絡が、本人にも家族にも精神的に負担になることがあるが、免除してほしいことを何度か相談しても、登校時に事故などあれば困るため連絡は必ずほしいと言われたこと。普通に登校できる生徒との対応と一緒なのだと感じ、学校の決まりごとだと理解はできても、精神的に辛く感じた。 電話連絡から連絡フォームの利用が可能になったのはよかったが、毎日の連絡が必須なので結局負担は変わらなかった。 学校に行ける日に連絡させてもらえる方がありがたい。
・子供のことでお願い事があっても、わがまま言ってるようで、どう思われるかなと気にしてしまい、言いにくい。
・欠席の連絡について 。登校しぶりが始まった当初は朝の時間帯は家庭内が修羅場で最悪でした。そのような状態の時欠席連絡をするのは先生方も多忙であろう時間帯で、先生に迷惑をかけているのではないかという不安と、子供の状態を受け入れられない自分自身の葛藤でストレスフルでした。 昨年度からネットでの欠席連絡が導入されて、先生と親の負担が軽減され、とても本当に良いことだと思いました。 不登校児や家族、学校がお互い楽に過ごせるよう、今後もどんどんデジタル技術を取り入れていただきたいです。
・毎年、引き継ぎがなく1からの説明が辛かった。担任に電話すると明らかに面倒くさそうな対応をされたこともあり、その後どこにどう相談したらいいか分からず困った。 学校として、何をどこまでどのように対応してもらえるのかが、明確ではないため、担任に聞いても答えが出ない。学校側が、子供にどのように関わってもらえるのか、全く見えてこないため、結局家庭がどう動けるのか分からない。
・登校しぶりをしたときに担任から心ない声掛けをされたので、もう少し登校しぶりの知識をつけて欲しいと思いました。 子供の様子や親子の様子を聞く前から、お母さんの愛情不足、トラウマがあったんじゃないか、こんなこと今までなかった、発達に遅れがあるのでは、等々言われました。
・支援員の手続きはしたが、何人かの生徒に対して支援員一人の対応だったため個別の対応が出来なく思っていたものとは違った。
・別室登校の別室が一杯になるだけ教室に入れない子や不登校の子が増えているので、たまに登校したい時に部屋がなくて空いている部屋になったりはしたが、ついている先生もいないという状況だった。そういう事を学校から言われると教室や付き添う先生の手配の手間や時間を使わせて学校に行く方が悪く感じて、いく意味に親も子も孤独感があった。
2-4. 困りごとのうち、既に解決したものがあれば、教えてください。(誰に、どんなふうに相談したら、こんな風に改善した等)
【回答 一部抜粋して紹介】
・中学でいじめ問題を保健室の先生が細かく真剣に聞いて泣いてくれた。怖さが伝わってどうしたらいいのか一緒に考えてくれるようになった。 主任や担任の先生との趣味の話等で大人は意地悪で綺麗事な人ばかりではなく、正直に対応してくれる人もいると安心したら、その先生達の前では緊張が多少溶け、少し頑張って学校にいる事ができた。
・②配布物などの受け渡しに関すること⑮先生が忙しそうなので、相談や特別な配慮のお願いなどがしにくいなどについて 担任の先生の対応がとてもあたたかくて、当初は不安だった欠席連絡や子供への配慮についても、不安を感じることがほとんどなく行うことができました。 先生次第だとおもいます。 全ての先生がこのような先生だったらいいなと思います。
・イオの欠席について所属校に連絡することについて。親の転職により休み時間が少なくなり連絡が困難になった、本人のイオ欠席が増えた、などを理由に所属校に掛け合い、電話でなく代表メール(教頭あて)への連絡になった。しかし、毎回、のルールは変わっていない。
・自分で不登校の情報収集を積極的にすることで、当事者家族とのつながりが持てた。困りごとに対して、共感してもらえたり、ヒントが見つかったりと、当事者家族とのかかわりが一番の支えになっていいる。
・自然いっぱいおーぷんすくーる を利用して、転校しました。その結果、小規模校がとてもあっていたようで、たくさんのことを学ばせていただき、先生と信頼関係を結べるようになりました。
・精神的に孤独感を感じてしまい、自分の進め方が悪かったかと責める方向に考えることもあり苦しい状況になったが、アインシュタインの会のぶどうの会、夜話会で同じような状況や学校や先生との関係の悩みを共有できて安心感を得られた。
・毎日の欠席連絡は、メールで連絡をしている方もいると聞き、そちらに変えてもらった。メールだと速いし、たんたんとこなすことができた。給食費に関しては、知り合いの不登校の方が給食を止めていると聞いていたので申し出たが、学校側からは特に言われなかったので知り合いから聞いていなければ気づかなかったかもしれないと思った。
・毎週だった家庭訪問は学校から配られたタブレットで先生と子どもと週に一回オンラインで繋がることで減ったように思う。顔は出せなくても声のみでやり取りできて子どもも楽に繋がれたと思う。 平日の外出は父と子どもがわりと気にせず出歩いていたので、自分も少しずつ気にせずできるようになった。
・不登校の子ども達が集まれる場(トーキョーコーヒー)に繋がることができ、親子で居場所を見つけることができた。何件か病院を回り、心理の先生に見てもらったり、教育相談所やソーシャルワーカーに相談などもしたがトーキョーコーヒーで生き生きと遊ぶ我が子を見て、健康なのに病院に連れ回していることに違和感を感じたし、本人も行きたがらない場所だったので今となっては専門機関との繋がりはそれほど重要ではなかったように思う。
・別室登校は教室にいられないときの避難する場になっていた。そういう場があることだけでもありがたいが、大人がついていてくれるとより安心できたように思う。
3.居場所に関する関わる事柄について
3-1. ここからは居場所利用に関する質問です。お子さんが利用したことがある学校外の居場所をすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
32件(50.0%)■学校以外の居場所を利用していない
※注)「その他」欄の『利用していない』1件を合算。
12件(18.8%)■各種の放課後デイサービス
※注)選択肢『second Raum』及び、「その他」欄に記載された『ふれんず』が放課後等デイサービスであることからそれらを合算。
8件(12.5%)■秋田県の適応指導教室(スペース・イオ)
8件(12.5%) ■トーキョーコーヒー秋田
7件(10.9%)■秋田市の適応指導教室(すくうる・みらい)
5件 (7.8%)■フリースクールRAUM(ラウム)
4件 (6.3%) ■ステップひろば 2件 (3.1%)■あきたリフレッシュ学園
1件 (1.6%)■フリースクールKOU
1件 (1.6%)■フリースクール・フリスク
【「その他」の回答内訳】
・ながしだの森クリニックのディケア
・発達支援プレスクールこどもらぼ
・週2回1時間程度、学研に継続して行っている。
・祖父母宅
・母と出歩く
・通級指導教室
【実行委員コメント】
この設問の選択肢として提示した居場所に関する情報と問い合せ先は、プロジェクトのWebサイト内にある『居場所と相談先一覧 in 秋田』からご確認頂けます。
3-2.不登校・登校しぶりの子どもの居場所は秋田市に十分ある、と思いますか?
【回答内訳 昇順】
48件(75%) ■いいえ(学校以外の、地域の居場所がもっと欲しい)
22件(34.4%)■いいえ(学校内で、在籍級以外で過ごせる場所がもっと欲しい)
【「その他」の回答一覧】
「わからない」に相当する回答・・・11件
その内、「わからない」「よくわからない」など…4件
”わからない理由”が記載されていた回答(以下)…7件
・子どもが、家以外に行きたがらないので、多いか少ないかはわからないです
・十分かはわからないです。ですが、こんなに沢山あるとは知りませんでした。
・探していないのでよく分からない。
・利用していないのであるともないとも言い難い
・まだ利用していないのでわからない。
・そういう場所があるのがそもそも分からなかった。
・利用したことがないので分かりません
*************************************************************************
「わからない」以外の「その他」の回答
・休みが週1くらいなので、フリースクール等にはまだ目を向けていないのですが、いつでも行きたい時に行ける氣楽な場所があるといいなと思います(こちらの情報不足なだけで、既にあるのかもしれませんが…)
・生きる力を育む場所がもっとあればいいと思います。
・県や市での運営先については学校などから紹介や連携がもっとあればよい
・児童館自体がもっと魅力的だとよい
・居場所はずっと増えてきているが、その子のニーズに合う場所が見つけにくい。
・不登校になってからの心の段階で、その時期や心の状態によって、今までの居場所が合わなくなって来ることがあり、段階に会わせて利用できるところがもっとあると助かる
3-3.学校外の居場所に関して感じたことのある困りごと(過去含む)をすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
37件(57.8%)■子どもは家以外の居場所を求めていないが子どもがずっと家だけにいることに保護者が不安を感じている
27件(42.2%)■子どもがずっと家に居て親子が離れる時間がないので、保護者が休息出来ない
22件(34.4%)■利用したい居場所があるが、送迎が難しいので利用が限られる
17件(26.6%)■子どもが学校・家庭以外の居場所を求めているが、どんな施設があるのかわからない。
13件(20.3%)■利用したい居場所があるが、経済的な理由で利用が限られる。
10件(15.6%)■子どもが学校・家庭以外の居場所を求めているが、合う施設がない
3件( 4.7%)■困りごとを感じたことはない
【「その他」の回答一覧】
・合う施設があっても、そこにいることを良しとされない(あくまでも学校に戻ることを求められる)。
・高校生、大学生等と一緒に遊べるなど交流の場がほしかった
・その子により合う合わないがあるので、一概にここは良いここは悪いということは言えない。よって、行き先次第で金銭的な公的支援有る無しは公平性に欠く。
・お母さん自身が自信を失って様々な情報を得る心の余裕がなくなるし、孤立して前向きな選択が難しくなって結果、親子で縮こまってしまうような気がします。
・親が外出するのを不安がるため仕事ができません。自分が離婚しているので経済的な不安が大きいです。
・はじめての場所や人に不安を感じやすいため、見学等の約束や予約が難しいので、ふらっとその時のタイミングで行ける場所がもっとあれば良いと思う。
・どんな施設があるか分からないので子供も家以外の選択肢を持たない
・こだわりが強く、子供が行きたいと思う居場所がない。
・日中学校がある時間に行ける放デイが限られており、さらに人数の関係で行けない時があった。
・居場所はずっと増えてきているが、その子のニーズに合う場所が見つけにくい。
・子供は家に居たい。私はパート勤務。問題ない。
3-4. 居場所に関して困りごとを感じた経験がある方への質問です。具体的なエピソードがあれば、教えてください。
【回答 一部抜粋して紹介】
・何ヶ所か見学に行っても、本人が行きたいと思わない。
・学校以外の環境(我が家で言えば「すくうる・みらい」)は、あくまでも一時的な居場所と捉えられがちで、どんなにそこで頑張っていてもあくまでもゴールは学校であり、年度が変わるたびになるべくそこ(すくうる・みらい)に戻らないようにというような空気感がある。学校は無理でも、ほんの少し環境を変えてあげればやっていける子はたくさんいる。不登校特例校などの早い設置を望む。
・フリースクールも考えたのですが、お金がかかるので諦めてしまった。
・学校に通えていればお金はかからないのに、フリースクールなどを利用する場合にはお金がかかるので、なにか援助があれば嬉しい。
・フリースクールスペースイオは続けて5回行けないと入れないので不登校の子に5回続けて行くのは難しいと思います。
・フリースクールはあると知っているがそこに足を向けるまでのエネルギーが親にもなかった。 そして、フリースクールなどの情報が本当に少なく、こちらから探さないといけない…藁にもすがる思いで探すのは結構精神的にも労力を使った。
・一緒に買い物に行った時、周囲の視線が気になりました。実際じろじと見られていると感じ、とても嫌な気持ちになりました。 学校がやっている時間帯に子供と家を出入りするのも不登校が隣近所に知られると思い、ストレスでした。 個人の方が行っているフリースペースもネットやSNSで知り行ってみたい気持ちもありましたが、仲良し同士でコミュニティができあがっているのかななどと考えてしまい勇気がなく参加できませんでした。 子供が家に居るから働きに出れない。経済的にも苦しかったです。 ずっと一緒にいるので私も精神的なストレスがたまって体を壊しました。 家に居てばかりなので、子供の体力がますます低下していくのを感じました 。
・日中学校がある時間に行ける放デイが限られており、さらに人数の関係で行けない時があった。
・イオは、3ヶ月休んでいないと行かれない、小学生は親が送迎しないと行かれない、など制限が多すぎる。 その点みらいは柔軟。
・不登校になったすぐは疲弊が強く家の外に出たがらなくなりしばらく続いた為母子のみの閉鎖空間になった。子供の状況の理解にこれでいいのかと自問自答。フリースクール等通い動き出すことに気力がないので娘も消極的で、どこにもつながれない。昼間運動のため調子がいいときのみ買い物や図書館につれていったが学校は?と聞かれることも多く、少数派になるとこんなに心細くつらいものかと感じた。
・不登校になり、社会生活から離れていくのが怖かった。引きこもりになるんではないかと心配する毎日だった。外に出そうと働きかけたいが、どんな場所があるのか情報収集したり、子どもに合っているのか見学に出向いたり、送り迎えが出きるように仕事を調整したりとかなりハードルは高いように感じる。
・送り迎えが必須になってくる事。 自習がメインになると、何をやっていいか分からない フリースクールに通える子は心のエネルギーがある程度たまっていると思う。 エネルギーが切れて、自暴自棄になっている子には、通うのは難しいのかなぁと思った
3-5.居場所に関してどんな支援が必要だ(欲しい)と感じますか?
【回答内訳 昇順】
44件(68.8%)■特徴が違う様々な居場所を増やして欲しい
41件(64.1%)■情報提供(どんな居場所があるか、わかりやすく一覧にまとめた資料の配布など)
40件(62.5%)■居場所に関する相談先の充実(子どもに合う居場所探しについて相談できる場所などの設置)
32件(50.0%)■利用料の経済的支援
1件( 1.6%)■特に新しい支援策は要らない(現状に満足している)
【「その他」の回答内訳】
・子供のニーズがわからない
・送迎手段、その子に合った幸せな支援をしてくれる大人(一方的でなく)
・子供が求めているモノへ、答えられる環境があれば一番良いのかなと思う。親の環境にも左右するので難しいとは、思う。
・学校に行くのが当たり前だ、という風潮を親も子も負担に思わないようなカウンセリングが欲しいです。週末。
・県や市での運営先については学校などから紹介や連携がもっとあればよい
・学校の理解
3-6.どんな居場所が欲しい(必要だ)と思いますか?自由にお書きください。
【回答 一部抜粋して紹介】
・居場所だけではなく、根本的に学校の居心地が良くなればよい
・学校の中で、他の生徒と顔を合わせないでまずは登校を練習するところから始められる教室が欲しいです。
・学校と支援学校の間にあたるような場所。学校は無理だが、支援学校が当てはまらないような子もいる。集団生活では疲れやすい子でも、朝の登校が30分遅めで一日の授業時間が少し短めなど、ほんの少しの配慮で必要以上に無理することなくやっていける子が間違いなくいる。その他個々の状況に配慮できるような自由度の高い、施設ではなく学校があるといい。
・精神的なサポートがしっかり受けられる場所。 個人の状況に合わせた学習の支援が受けられる場所。 好きなことを好きなようにやってもよいと、認めてもらえる居場所。 学校のように、登校時間やカリキュラムが決まっていると、学校と重なり結局行きたがらないので、行きたいときに自由にいける居場所。
・とくに目的もなく、子どもや保護者の方がゆっくり話したりすることができる場
・子供の特徴や性格等に対応出来るスタッフの専門性。 資格だけでは全く意味がない。
・子どもの気持ちを否定せず、大人たちの古い価値観で支配することのない環境が必要だと感じています。素晴らしい子どもたちの感性をもっと未来に繋げて欲しい。まずは大人が変わらなければいけないと思います。未来の日本の為に‼︎
・公的な無料の居場所は学習支援を前提としており、まだ学習に向かうほど心の状態が回復していない子どもや、発達特性などから従来の指導法が合わないタイプの子どもの居場所は設置されていない。まずは家族以外の人と安心して過ごせることなどスモールステップで利用できる公設の居場所の設置も必要に思う。 神奈川県川崎市の公設民営の「子どもゆめパーク」など全国の先進的な取り組みに学んで欲しい。
・共働きなので、週末にカウンセラーさんと話せる状況がほしいです。 スクールカウンセラーさんは、平日しかアポが取れないし、自由に相談できる場所、ラインやメールでもいいと思うんです。そういう場所がほしいです。
・子供だけではなく親が相談しやすいカウンセラーがいるといいと思う。カウンセラーの先生とも相性があるので数人いるといいです。
・熊本県熊本市にあるウィングスクールのような場所。
・あまり経済的な負担が少なくて学校の学区内に1つはあるような感じで、勉強以外にも色々な体験をさせてくれる場所
4.子どもの心理的支援に関わる事柄について
ここからはお子さんの心のケア・心理的支援・相談先に関する質問です。 ここでの「心のケア」とは、カウンセリングや相談室といった特定の形態・場所に関わらず、不登校・登校しぶりの子どもの心の安定・ケアに役立つ人との関り全般を指します。
4-1.子どもが不登校・登校しぶりになった後、関わっている人をすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
61件(95.3%)■家族
57件(89.1%)■学校の先生
37件(57.8%)■医療機関での診察やカウンセリング
32件(50%) ■友人
28件(43.8%) ■スクールカウンセラー
24件(37.5%)■親戚・近所の人
12件(18.8%)■適応指導教室の先生
12件(18.8%)■親の会・家族会の人
10件(15.6%)■フリースクールのスタッフ
10件(15.6%)■放課後デイサービスのスタッフ
6件(9.4%)■スクールソーシャルワーカー
4件(6.3%)■フレッシュ・フレンド(※秋田市が行う事業。大学生や大学院生が自宅を訪問してくれる)
【「その他」の回答一覧】
・職場で関わりのある公認心理師の先生
・学研の先生
・学童の先生
・部活動の生徒、親御さん
・トーキョーコーヒー
・担当の相談員
4-2.子どもにとって、心のケアの役割を担っている(いた)と思う相手を選んでください。
【回答内訳 昇順】
56件(87.5%)■家族
28件(43.8%)■友人
24件(37.5%)■学校の先生(担任・管理職・養護教諭等)
14件(21.9%)■親戚・近所の人
13件(20.3%)■医療機関での診察やカウンセリング
8件(12.5%)■適応指導教室の先生
8件(12.5%) ■スクールカウンセラー
5件( 7.8%)■放課後デイサービス
4件( 6.3%)■親の会・家族会の人
3件( 4.7%)■フリースクールのスタッフ
2件( 3.1%)■フレッシュフレンド
1件(1.6%)■スクールソーシャルワーカー
【「その他」の回答一覧】
・母親
・同じ趣味や興味を持った人
・学研の先生
・全ての大人
・ネットを通した知人
・学童の先生
・SNSの友達
・ネットの友達
・ハムスター
・インスタグラムでの不登校や発達凸凹の母たち(毎日投稿してくれる方など)
・余り普通ではない面白い生き方をしている大人や、過去つまづいて立ち直った人にたくさん会わせました。
4-3.これまで体験したことがある、子どもの心のケアに関する困りごとをすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
30件(46.9%)■家庭以外に、子どもが安心できる場所がない
27件(42.2%)■子ども本人が悩みを相談できる相手がいない(家族には相談出来ている)
25件(39.1%)■保護者が子どもの心のケアをしたいが、上手くいかない(方法がわからない)
19件(29.7%)■子ども本人が悩みを相談しても見当外れなアドバイスや励ましがあるなど相手に理解してもらえない
17件(26.6%)■家庭内に、子どもに心理的ストレスをかける人がいる
17件(26.6%)■子ども本人が相談出来る相手(機関)がどこにあるのかわからない
17件(26.6%)■子ども本人が悩みを相談できる相手がいない(家族にも話さない/話せない)
15件(23.4%)■家族以外に、子どもが安心して接する事ができる人がいない
4件( 6.3%)■子どもの心のケアに関しての困りごとを体験したことはない
【「その他」の回答一覧】
・子供の電話相談
・子供が信頼できる先生に出会ってもいずれ別れがくること。これは間違いなく仕方のないことだが、関係性はすぐには築けないので、ある程度継続的に関われるようなシステムであって欲しい。
・子どもが自分の心の状態をうまく言葉にできない、把握するまで時間が必要
・病院への行き渋りもあり適切なケアが行われていない
・子供が小さかったため、何が不安かを言葉にもできず、気持ちも分からなかったのでうまく相談できなかったので、言葉で表現できない年齢へのカウンセリングも充実して欲しい。
・子供が家族へ相談出来き、その相談を元に学校へ相談はできている。子供が家族以外へ不登校の話はしないので、尊重している。
・お世話になっている医院で心理士の方とお話しできているが2ヶ月に一度ほどなのでもっと話せる機会があればなと思う
・子供の心に寄り添って家族が対応していると、疲れてしまうことがある
・秋田県の相談先一覧をもらったことがあるが、不登校についての相談は、相談員にもまだまだ偏見があると感じてしまい、相談しても気持ちが逆に落ち込んだりする。
4-4.子どもの心のケアに関する困りごとの具体的なエピソードがあれば教えてください。
【回答 一部抜粋】
・児童相談所に電話をしたら、障害の相談にはのれないから、学校や医者に相談しろと言われた。教育研究所で不登校は親の責任、引きこもりになったら大変だと言われた。教育委員会に相談したら学校の先生は頑張っていると言われた。カウンセリングに先生の対応に相談に行ったら、理解する気がないひとにはムダですと言われた。担任にうちのクラスにはいじめをする子供はいない、普通の事だと対応が全くなく、子供は死にたいと口にするようになった。実際、追い詰められ自殺未遂をおこしている。
・スクールカウンセラーの先生にはとても支えて頂きましたが、予約がいっぱいでお忙しいので中々予約が取れない
・不登校なりたては、カウンセリングや心療内科に行きたがらない。学校に行きたくない為、スクールカウンセラーも受けれない。みんなシャットアウトでした。私もどうしていいか分からない…の日々でした。
・不登校の初期は親としては「理由」がわかりたかった。理由がないはずがない、子供本人が理由がわからないはずがないと思っており、親が子供を、先ず学校に行かせようと、頑張らせようと数日してしまい、すぐに子供の心のケアをすることが出来なかった。長期休みにはいり、その後直ぐに適応指導教室に繋がった事で親も切りかえたが、近場にそのような場所がなければ、もっと長く困ったかもしれない
・ひとり親で平日時間がとれないので、イオのカウンセリングが使えない。本人は申込みをしない(必要ないと言っている)。
・子どもが学校の先生に無理矢理強い力で引っ張られたことや、パーカーのフードを引っ張られて校内へ引っ張られたことが何度もあり、そこから先生への信頼がなくなりました。どこへも相談は出来ませんでした。
・我が子は非常に外面が良く、どんな相手に相談しても深いところまで見てもらえず、元気で良いところがいっぱいある素敵な子ですとしか言ってもらえなかった。もっと深いところ、親にしか出せないところで頑張りすぎてしまってエネルギー切れになっているので、どうすればいいのか分からない。
・心療内科や市のカウンセリングなどに行きました。子供の話を親身に聞いてくれる事を期待していましたが、そのようなことはなく、薬を処方したり、サプリメントを勧められたりしました。求めている事と違うなと思いました。
4-5.不登校・登校しぶりの子どもへの心理的支援に関して、秋田市にどんなことを望みますか?
【回答内訳 昇順】
50件(78.1%)■学校現場の先生に対して、学校に行きにくい子どもの心理状態への理解を深める研修の実施など
45件(70.3%)■地域全体に、不登校・登校しぶりへの適切な理解が広がるような取り組みをして欲しい
34件(53.1%)■相談先やその利用方法などについて、もっとわかりやすく知らせて欲しい
34件(53.1%)■保護者が子どもを心理的にサポートしたり適切な寄り添いができるようになる講座等の実施
28件(43.8%)■相談専門職の知識理解をさらに向上して欲しい
24件(37.5%)■相談先を増やして欲しい(相談先の種類)
22件(34.4%)■相談先を増やして欲しい(地域的に様々な場所に)
1件( 1.6%) ■いま以上に望むことはない
【その他の回答一覧】
・登校するのが正解ではないですが、苦しむ子が1人でも少なくなるように勤めていただきたい
・学校と医療機関との情報共有
・秋田市は子育てに関して積極性に欠いているので何も望まない。
・心のケアや癒しをメインとした 駆け込み場所のような学級があってもいいのではないか。
・子供への心理的支援と言っても、人は相手を信用しないと相談をしないと思うし、支援を必要と思わないと思う。信頼関係が成り立っていて、支援を必要としている人が答えれる質問だと思う。
・学校が全てではないというメッセージや表現
・保護者もケアしてほしい
・気軽に相談できるシステムが欲しいです
・専門知識のある人員を増やして欲しい
・状況を把握してほしい。各学校はどういう対応をしているのか、ご存じでしょうか。実際のところです。
・学校の先生は忙しすぎて、求めるのは申し訳なく思う。
4-6.保護者の方からみて、お子さんはどんな悩みを持っていますか?
【回答内訳 昇順】
37件(57.8%)■勉強のこと
34件(53.1%)■自分の特性・気質に関すること
26件(40.6%)■学校に行っていないことに対する身近な人(友人・近所の人・親戚等)からの視線
24件(37.5%)■将来のこと(進学)
23件(35.9%)■将来のこと(仕事など自立に関すること)
19件(29.7%)■自分に合う居場所がない
18件(28.1%)■友だちが出来ない
17件(26.6%)■内容は分からないが悩んでいるように感じる
15件(23.4%)■(学校に行きにくくなったことで)それまでの友人関係の変化したこと
6件(9.4%)■悩みがあるかどうかわからない
4件(6.3%)■悩みはない(本人がないと言っている)
1件(1.6%)■悩みはなさそうである(本人は何も言わないが保護者から見てそう見える)
【「その他」の回答一覧】
・自己肯定感の低下
・どうして不登校になってしまったのか、理由がわからないこと
・学校と家で自分のあり方を使い分けている。
・これ!という具体的な物は感じられなかったが、自暴自棄が凄かった。
・以前体調不良だった事。今は落ち着いている
・学校の勉強がつまらない
・学校のピリピリした雰囲気がこわい。先生がこわい。
・HSCなのかなと思っています。
・原因は話すがそれが本当の理由なのかがわからない。
・ゲームがやめられない・話し相手がいない・気分の落ち込み
・本人は今のままでいいと言う
・悩み事かは分からないが勉強がめんどくさそうである。
・自分のペースを保ちたい
・1日家にいると刺激がなくて、もっとやることをいろいろやりたいけど、やる気が沸かないそうです。
・予備軍はたくさんいます。学校では先生方が対応しきれていません。社会全体の大きな問題。社会の仕組みを見直せるように、みんなで考えたい。その音頭をとってほしい。
・たとえ自分の子でも100を知ることは出来ないと思うし、知らなくていいと思っている。ただ、生きづらさがあるのであれば手助けはしたい。学校へ行きたい気持ちがあるなら、手助けをしたい。行きたくないなら無理して行かなくていいと思う。いずれ行きたい気持ちが出てくると思っているから。悩みの無い人間は居ないと思う。現在、子供の悩みは言葉で聞いた学校へ行きたいけど行けない事…に関連した内容。
5.保護者の心理的支援に関わる事柄について
5.ここからは、保護者の心理的支援や相談先に関する質問です。 ここでの「心理的支援」とは、カウンセリングや相談室といった特定の形態・場所に関わらず、不登校・登校しぶりの子どもを持つ保護者の心の安定・ケアに役立つ人との関りや事柄全般を指します。
5-1.子どもの不登校・登校しぶりについて、保護者がこれまで相談したことがある相手(機関)をすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
54件(84.4%)■学校の先生(担任・管理職・養護教諭等)
45件(70.3%)■家族
41件(65.2%)■友人・知人・親戚等
35件(54.7%)■医療機関での診察やカウンセリング
32件(50.0%)■スクールカウンセラー(SC)
18件(28.1%)■親の会・家族会などの当事者会(秋田に拠点があり、実際に顔を合わせて話せるもの)
13件(20.3%)■適応指導教室の先生・カウンセラー
11件(17.2%)■フリースクールのスタッフ
10件(15.6%)■放課後デイサービスのスタッフ
10件(15.6%)■地域を限定しないオンラインコミュニティ(不登校・登校しぶりの保護者向けのもの)
7件(10.9%)■スクールソーシャルワーカー
1件( 1.6%)■誰にも相談していない(相談したいが、相談先がない/わからない)
1件( 1.6%)■ 誰にも相談していない(相談する必要がない/自己解決できる)
【「その他」の回答一覧】
・秋田県発達障害支援センターふきのとう 2名
・職場で関わりのある心理師の先生
・秋田市役所
・学研の先生
・オンラインコミュニティ
・進学希望先のスタッフ
・子供が所属しているサッカーチームの親御さん
・学校外のカウンセラー
・担当の相談員
・教育研究所
・兄の時に相談していました。アンケート回答の子の時は誰にも相談していません。
※注)今回のアンケート対象のお子さんについての回答ではないとのことなので、この方がチェックされた項目については数を修正。
5-2.子どもの不登校・登校しぶりについて、保護者がこれまで相談したことがある相手(機関)の中で、「助けになった」と感じるものをいくつでも選んでください。
【回答内訳 昇順】
36件(56.3%)■友人・知人・親戚等
33件(51.6%)■家族
27件(42.2%)■学校の先生(担任・管理職・養護教諭等)
22件(34.4%)■医療機関での診察やカウンセリング
18件(28.1%)■スクールカウンセラー(SC)
15件(23.4%)■親の会・家族会などの当事者会(秋田に拠点があり、実際に顔を合わせて話せるもの)
9件(14.1%)■地域を限定しないオンラインコミュニティ(不登校・登校しぶりの保護者向けのもの)
8件(12.5%)■放課後デイサービスのスタッフ
7件(10.9%)■適応指導教室の先生・カウンセラー
7件(10.9%) ■フリースクールのスタッフ
5件(7.8%) ■スクールソーシャルワーカー
1件(1.6%) ■ 誰にも相談していない(相談する必要がない/自己解決できる)
1件(1.6%)■どの相談先(相手)も助けにならなかった
【「その他」の回答一覧】
・経験者にしか本質はわからないと思う。専門機関も先生も、心から助けになった、よかったとはまだ思えていない。
・学校の先生の対応に救われることもあるが、傷ついたり追い込まれる時もある。
・県や市でやっている電話相談
・児相(児童相談所)
・不登校の親の方のブログ
・学研の先生
・オンライン
・学校外のカウンセラー
5-3.子どもの不登校・登校しぶりについて、保護者がこれまで相談したことがある相手(機関)の中で、「助けにならなかった」と感じるものをいくつでも選んでください。
【回答内訳 昇順】
27件(42.2%)■学校の先生(担任・管理職・養護教諭等)
12件(18.8%)■スクールカウンセラー(SC)
12件(18.6%)■相談した相手/機関は、すべて助けになった
※注)「その他」の『助けにならなかったと感じたことはない』『助けにならなかったものはなかった』の2件を合算。
11件(17.2%)■医療機関での診察やカウンセリング
7件(10.9%)■家族
7件(10.9%)■友人・知人・親戚等
3件(4.7%) ■適応指導教室の先生・カウンセラー
2件(3.1%) ■スクールソーシャルワーカー
2件(3.1%)■フリースクールのスタッフ
2件(3.1%) ■親の会・家族会などの当事者会(秋田に拠点があり、実際に顔を合わせて話せるもの)
1件( 1.6%)■放課後デイサービスのスタッフ
1件( 1.6%)■誰にも相談していない(相談したいが、相談先がない/わからない)
1件( 1.6%)■誰にも相談していない(相談する必要がない/自己解決できる)
1件( 1.6%)■地域を限定しないオンラインコミュニティ(不登校・登校しぶりの保護者向けのもの)
【「その他」の回答一覧】
・担任以外に相談したことは今のところない
・本
・教育委員会
・助けにならないような人へ相談はしない。
・全然ならなかったわけではないので。
・ペアレントトレーニングのカウンセラー
・教育研究所
・学校の先生は助けにならなかった、という訳ではないですが、理解してもらうまでに時間がかかりました。
・学校の先生の中でもとても親身になって子ども自身を認めてくれた方もいるが、深く踏み込んでくる先生は多くない感じがしている。先生も忙しくて大変だろうな、申し訳ないと思うこともあり。
・直接的な助けにはならなくとも、(自分とは相容れない)こんな考え方の人や機関があるんだと、社会勉強にはなっている
5-4.保護者の心理的支援や相談先に関する困りごとで当てはまるものをすべて選んでください。
【回答内訳 昇順】
33件(51.6%)■どんな相談先や支援機関があるのか、わからない(わかりにくい)
24件(37.5%)■相談先や支援機関の情報(利用方法や問い合わせ先など)を調べるのが大変
22件(34.4%)■相談してかえって辛くなることがある
19件(29.7%)■悩みを相談しても相手に理解してもらえない(見当外れなアドバイスや励ましがあるなど)
14件(21.9%)■相談先が足りない
9件(14.1%)■心理的支援や相談先に関する困りごとはない
6件( 9.4%)■悩みを相談できる相手が家族しかいない
4件 ( 6.3%)■悩みを相談できる相手が誰もいない
4件 ( 6.3%)■オンライン上の相談相手しかいない(地域に相談できる人・適切な関りをしてくれる人がいない)
【「その他」の回答一覧】
・アドバイスは回答は的確だが本人が実行できないため困っている
・相談ほどではなくても話せるような環境があったらいいなと思います
・ペアレントトレーニングのカウンセラーの方と話した時はかえって辛くなった
・相性が合うカウンセラーなどとの出会いも大切と思います
・スクールカウンセラーに相談出来る機会に回数に制限がある
・公的な場所は、学校に戻すことを前提としているイメージ(人から聞いた話などから)があり相談する気持ちになれない。
5-5. 保護者の心理的支援や相談先に関する困りごとに関して、具体的なエピソードがあれば教えてください。
【回答 一部抜粋】
・スクールカウンセラーや医療機関に関しては、話を聞いてもらうという意味では有り難かったが、自分の負担が減ったり具体的に何かが進んだということはなかった。家族や友人の存在も支えになった一方で、実際に学校に掛け合ったりする母親とそうでない父親では正直負担は全く違うし、不登校の経験のない友人に伝えられない本音もある。
・価値観が違う、行くたびに同じことを何回も何回も伝えなきゃ行けない。相談すればするほど辛くなる。追い詰められる。
・学校からの毎日の連絡が負担になることがあった。負担だと正直に伝えたが、変わらなかった。相談しても的外れな答えが返ってきて、相談しずらくなることがあった。
・電話相談でお母さんが頑張らなければいけないと言われるが、これ以上何をしたらいいのかわからず電話でアドバイスを求めているのに、愚痴やストレスの発散だと思われる事
・相談をしても具体的に支援してもらってはいないです。アドバイスだけで、コーディネートしてもらったことはありません。コーディネートしてもらいたいですが、ソーシャルスクールワーカーは予約が取れない状況です。
・当時は不登校に関していいイメージが無かったので、我が子が実際になったときに全て母である自分のかかわりのせいだと自分を追い詰めていた。本を読んで母のせいではない、自分を責めないと書かれていても当時は全く入ってこなかった。不登校は愛情不足で、失敗した子育て=恥ずかしいことだと思い込んで誰にも最初はカミングアウトすらできなかった。専門機関に相談することはハードルが高く踏み出せなかった。
・子供と同じように、親も苦しいのに、情報が少なく、やっと連絡してみても見当外れな事が、きつい事を言われ、心が折れた事があった。
・仕事をしているとなかなか心理的相談先に相談できる日にちがない
5-6.不登校・登校しぶりの子を持つ保護者の心理的支援や相談先に関して秋田市にどんなことを望みますか?
【回答内訳 昇順】
50件(78.1%)■学校現場の先生方に対し、不登校・登校しぶりの子どもと保護者への適切な対応について周知や研修等を行って欲しい
43件(67.2%)■地域全体に、不登校・登校しぶりへの適切な理解が広がるような取り組みをして欲しい
37件(57.8%)■相談先や利用方法などについて、必要な人にわかりやすく知らせて欲しい
31件(48.4%)■相談専門職の知識や理解のさらに向上させて欲しい
28件(43.8%)■親の会などの当事者団体や民間機関の情報も教えて欲しい
21件(32.8%)■相談先を増やして欲しい(相談先の種類)
19件(29.7%)■相談先を増やして欲しい(地理的に色々な場所に)
3件( 4.7%)■いま以上に望むことはない
【「その他」の回答一覧】
・アンケートを今後も継続してほしい
・実際に教育や相談業務に関する資格があったとしても、その人が実際に体験していなければ理解することは難しいと思います。資格重視の取り組みではなく、実際に不登校の子を持つ親御さんたちを中心にした取り組みが救われる人を増やす手段だと思います。
・相談の電話に出る人には、その出た電話は、やっとやっと勇気を出して電話してきた電話だって事を理解して対応して欲しい。
・具体的な対応の相談に来ているのに、「わかります。大変でしたね〜。」と終始共感におわるとかえって心理的にも時間的にも負担になる。 カウンセリング的な相談先はこちら、具体的な行動に移せる相談先はここ、など支援先をわかりやすくして欲しい。
・学校が、オンラインで気軽に授業を配信できるようにしてほしい。
・スクールカウンセラーの面談に決まりをもうけず、柔軟に対応して欲しい。
5-7.子どもが不登校・登校しぶりになったことで保護者としてどんな心理的負担(ストレス)が増えましたか?
【回答内訳 昇順】
50件(78.1%)■子どもの将来のこと(学習の遅れ・進学・将来の自立等を含む)
49件(76.6%)■子どもの心の健康のこと
40件(62.5%)■保護者(回答者)自身の精神状態が悪化した
35件(54.7%)■子どもの発達特性に関すること
35件(54.7%)■保護者の働き方の変化に起因すること(保護者の自己実現・社会参加・自立の観点でのストレス)
30件(46.8%)■情報集めや環境整備など子どもの育ちに関する事柄を、家庭のみで背負わないといけない気がすること29件(45.3%)■学校の先生とのやり取りや関係性に関すること
27件(42.2%)■PTAのこと(わが子が参加できない行事に親のみが係として参加する辛さや、わが子が精神的に不安定で一人で居られないのに役員などの集まりにいかないといけない)
23件(50.0%)■子どもに勉強を教えないといけないのが大変
22件(34.4%)■経済的なこと ※詳細については次の設問でご回答ください。
21件(32.8%)■親(子どもの祖父母)や親戚から、子どもの状況について色々言われる
18件(28.1%)■近所の人から何か言われる(または、言われないが視線が気になる)
16件(25.0%)■夫婦関係が悪化した
14件(21.9%)■それまで親しくしていた人との関係の悪化や疎遠になるなど、人間関係の悪化
7件(10.9%)■子どもとの関係が悪化した
0件( 0%)■心理的ストレスの増加はない(それ以前と変わらない)
【「その他」の回答一覧】
・困っているのに自己責任という感じが辛かったです。
・これも兄の時のですが、今はストレスは無いです。
※注)今回のアンケート対象のお子さんについての回答ではないとのことなので、この方がチェックされた項目については数を修正。
6.不登校や登校しぶりに関連した収支の変化など、経済的な事柄について
6-1あなたの家庭では、子どもの不登校・登校しぶりを理由とした収入の変化はありましたか?(回答者以外の家族の収入を含めて回答してください。)
【回答内訳 昇順】
27件(42.2%)■収入の変化はない
18件(28.1%)■働き方(時間・職種・雇用形態など)を変えた為、収入が減った
※注)「その他」に回答されていた『収入は減った』を合算。
14件(21.9%)■働く予定だったが働けず、見込んでいた収入が得られなくなった
5件(7.8%) ■仕事を辞めて収入がなくなった
【「その他」の回答一覧】
・働きたいが考える余裕がない
・早退や、不登校で有休をつかわなけばならず、収入は減らないが有給がギリギリ
・離婚したので完全に無収入になった
・不登校とは関係なく父の仕事が何度も変わり収入も激減した
・普段は変わらないですが休む回数が多いため、有給がなくなると欠勤になるため、そのときは収入は減ります
注)6-4(支出の増加理由)に当てはまる回答があった為、6-4に記載しました。
6-2.上記6-1で何らかの(見込み含む)収入変化があったと回答した方への質問です。働く状況が変化した理由として当てはまるものを選んでください。
【回答内訳 昇順】
21件(56.8%)■遅刻早退などで学校に行く際の送迎が必要な為
18件(48.6%)■子どもが一人で家に居られないから(精神的に不安定な為)
14件(37.8%)■子どもが一人で家に居られないから(低年齢の為)
13件(35.1%)■学校外の居場所への送迎が必要な為
10件(27.0%)■つき添い登校の為
8件(21.6%)■子どもの不登校・登校しぶりにより保護者自身の心身の健康状態が悪化したため
【「その他」の回答一覧】
・自宅で自営業をしている為、休業日を増やさざるを得なくなった。
・ひとり親で兄弟もいる為、県外から実家に転居した。
・ひとりで家に居られるが時々、午後から等一緒にいるため早退しているから。
・保護者自身も難を抱えている
6-3.あなたの家庭では、子どもが不登校・登校しぶりを理由とした支出の増加はありましたか?
【回答内訳 昇順】
46件(71.9%)■支出が増加した
15件(23.4%)■支出は増加していない
【「その他」の回答一覧】
・増加した部分とそうでない部分がある
・収入も減った為、多少増えたかと思います。
・良くわかりません
6-4.上記6-3で「支出が増加した」と回答した方への質問です。増えた支出の内容にあてはまるものを選んでください。
【回答内訳 昇順】
29件(60.4%)■家にずっといるので学校に行っていた頃より光熱費が増えた
25件(52.1%)■昼食費が二重にかかる(給食費の支払いにプラスして、登校しない日が多いので家庭でも昼食費がかかる)
19件(39.6%)■保護者が不登校・登校しぶりへの適切な対応を学ぶための費用(勉強会・オンラインサロン・書籍代など
18件(37.5%)■学習環境を作るための出費(塾・教材・オンラインコンテンツ利用料など)
16件(33.3%)■遠くの居場所に送迎する為、ガソリン代(電車で行く場合は交通費)などが増えた
13件(27.1%)■フリースクール等、居場所利用に関わる費用
【「その他」の回答一覧】
・外出の際の出費、子供が自宅にいるため食費や外出等で出費が増えた
・私立にしか入学できなかったため学費が高い
・子供の趣味の出費が増えた
・心の発達の病院に通院していた為
・親への愛情の試し方が娘は、物だった為
・ずっと自宅にいるので、外出させる(外で食事や買い物等)事が増えた。
・自宅とは別に住居を借りた
・給食費は止めたのでかかっていないが、食費が増えた。
・有料のカウンセリングに通った。
・バス代
・子供が日中は家で一人でいるため、寂しくないように子供の希望で猫を飼ったので、当たり前ですがお金がかかります。やりたいと言ったのでギターを購入したのに結局やらなかったりで、元気になってほしくて、他に夢中になれるものがあればいいと思って購入したのにお金だけかかってしまいました。不登校の子に怒れないのが辛いです。
・これも兄ので、今は無いです。
※注)今回のアンケート対象のお子さんについての回答ではないとのことなので、この方がチェックされた項目(青字)については数を修正。
6-5.不登校・登校しぶりの子どもがいる家庭にどんな経済的支援が必要だと思いますか?
【回答内訳 昇順】
41件(64.1%)■フリースクールや居場所の利用料助成
40件(62.5%)■オンラインも含めた教材費用への助成
38件(59.4%)■給食を食べた時だけ支払える制度の導入
35件(54.7%)■居場所への送迎支援
29件(45.3%)■不登校・登校しぶり起因の収入減少家庭への経済支援
1件(1.6%) ■現状の支援で充分である(これ以上の支援は必要ない)
【その他の回答一覧】
・分からない
7.不登校・登校しぶりへの支援や対応全般について
7-1.秋田市における不登校・登校しぶりに関する支援や対応について望むものすべてを選んでください。
【回答内訳 昇順】
53件(82.8%)■発達障がいや敏感性の高い子どもを含めたすべての子どもが生き生きと学べる学校づくり
52件(81.3%)■不登校・登校しぶりの子どもや保護者の気持ちを、より理解した対応
52件(81.3%)■登校のみを目的としない、中長期的な自立に向けた支援
46件(71.9%)■別室登校や合理的配慮など、学校内で、より過ごしやすくするための対応
43件(67.2%)■個々の事例にきめ細かく対応できるよう、学校現場の多忙解消
43件(67.2%)■個々の状況に応じた柔軟な対応が出来るような学校の体制づくり
42件(65.6%)■不登校・登校しぶりの相談等に関する専門スタッフの設置
40件(62.5%)■様々なニーズに対応する公的な学び場や居場所の設置
40件(62.5%)■ICTをもっと活用した対応(自宅からも授業が受けられるようにする等)
37件(57.8%)■子どもの学習権や人権を、より踏まえた対応
35件(54.7%)■相談先や居場所などの情報が必要な人に必要なタイミングで届くよう、わかりやすく周知すること
34件(53.1%)■相談先の拡充や質の向上
33件(51.6%)■経済的支援全般
1件( 1.6%)■いま以上に望むことはない
【「その他」の回答一覧】
・学校にスクールカウンセラーが常にいてほしい
・不登校に対応出来る医療機関の拡充
7-2.上記で回答した項目の内、秋田市に、特に優先的に取り組んでほしいと思う項目を1つ~3つ選んでください。
【回答内訳 昇順】
27件(42.2%)■発達障がいや敏感性の高い子どもを含めたすべての子どもが生き生きと学べる学校づくり
24件(37.5%)■登校のみを目的としない、中長期的な自立に向けた支援
20件(31.3%)■ICTをもっと活用した対応(自宅からも授業が受けられるようにする等)
18件(28.1%)■不登校・登校しぶりの子どもや保護者の気持ちを、より理解した対応
18件(28.1%)■個々の事例にきめ細かく対応できるよう、学校現場の多忙解消
16件(25.0%)■個々の状況に応じた柔軟な対応が出来るような学校の体制づくり
14件(21.9%)■不登校・登校しぶりの相談等に関する専門スタッフの設置
13件(20.3%)■別室登校や合理的配慮など、学校内で、より過ごしやすくするための対応
11件(17.2%)■子どもの学習権や人権を、より踏まえた対応
9件(14.1%)■相談先や居場所などの情報が必要な人に必要なタイミングで届くよう、わかりやすく周知すること
6件( 9.4%)■経済的支援全般
5件( 7.8%)■様々なニーズに対応する公的な学び場や居場所の設置
5件( 7.8%)■相談先の拡充や質の向上
1件( 1.6%)■いま以上に望むことはない
【「その他」の回答一覧】
・いつでも相談できるように学校にスクールカウンセラーが常にいてほしい
7-3. 上記にチェックした項目に関して、具体的な内容・希望などあれば自由にお書きください。
【回答一部抜粋】
・不登校特例校の早い設置を望みます。本来であれば、不登校に限らず、どんな状況でも、子供は学ぶ機会を与えられるべきであるが、あまりにも選択肢が少なく、安心した環境で学べない子がいる。 また親や先生が多忙で、大人自身に余裕がない。何かを頑張ることはもちろん大事だが、心身を休めることの大切さを教える教育も必要なのでは。
・学校を卒業すると不登校は終わりますが、真に考えなければならないのは「どう働き生きていくか」「多様な生き方の選択肢がある」という安心感の提示や支援だと思います。高校に進学せず(または中退して)働く子もいます。将来的な職業選びやマッチングなどに、義務教育のころからゆるやかにつながる策が何かあればと思います。
・義務教育にも多様性を
・グレーゾーンにいる子どもたちが安心して過ごせる学校があればいいなと思います。
・とにかく先生によっての知識のバラツキが大きかった。家庭が悪いと責めるような発言をする先生には落ち込みましたが、別の先生は情報をくれて話しも聞いてくれて励ましてくれて助けられたことも多かったので各学校ごとに専門の知識を持ったスタッフの配置と、病院との連携もして欲しいです。
・まずは、地域全体の学校や先生方に色々な子どもがいる事を理解していただきたいのと、型に当てはまらない子ども達や保護者への接し方等を、工夫していただけるとありがたいです。不登校等は今後ますます増える可能性がある事なので、今一度これからの対応を地域で見直していただけるとありがたいです。
・空き教室はたくさんあるのに、教職員の人手不足を理由に別室登校は不可能だった。教室にいることが苦しくなれば、帰宅の選択肢しかなかった。 定期テストや受験期の実力テスト等は、別室で対応してもらいたかった。テストに関しては学校に来て受けれるなら別室で、と柔軟に対応しているという学校もあったようなので。 別室登校を選択できない学校をなくしてほしい。
・幼稚園や保育園などでは一斉の活動から個々の活動が主流になり、個人が尊重されるようになって来ているなかで、学校教育はいまだに一斉の教育で一緒にできないことは悪いことと捉える風潮があり、戦後からあまり変わってない。子どものために奔走する熱心な若い先生もいるが、校長など上の立場の先生方が長年のやり方を変えられないため、その中でやれることが限られていると聞いたこともある。学校教育はアップデードが早急に必要だと思う。そのためには組織の見直しを行ったり、仕事量を減らし現場に余裕があることも大事だと思う。ぜひ子どもが学校を楽しいと思える学校作りをしていって欲しいと思う。
・敏感な子どもの居場所が少ないと思った。 どんな子どもも取りこぼさず学べる機会を増やして欲しい。 学びとは既存の授業だけでなく身体を使った体験型の学びが増えれば良いと思う。
・すくうるみらいに登校しています。 とてもいい先生方がいて元気を取り戻しました。基本的に自習ですが、分からない所は丁寧に教えてくれます。おかげで前向きに勉強出来ています。 でも受験生としては、授業を受けられる環境がなく、学校に行かなければ授業を受けられないのはどうかと思います。 教室に入るのが難しい子も授業を受けられる環境が早く実現してほしいです。 勉強が出来ない、嫌いな訳では無いので、授業を受ける権利はあると思っています。
8.市や地域に対する要望
8.その他 市・学校・地域社会全体に伝えたいことで、これまでの回答欄に書き切れなかった内容があれば、自由にお書きください。
【回答一部抜粋】
・子どもの命を健全に育むために、学校だけ、市だけ、親だけ、ではなく、大人が一丸となって秋田の子供たちを育てていく温かいこころで寄り添いながら暮らせる地域をつくりたいです。
・宿題・部活動・習い事・友達付き合い・形骸化した全国学力テストの対策……学生がやることが多すぎると感じます。子供本人がやりたい活動や、質の良い食事や睡眠に充てる時間が足りません。 これらを両立できる人は良いとして、できない人間はどうすれば良いのでしょう。子供達をふるいにかけ、できない子供を隔離(=不登校)する施設が今の学校です。 学校へ通う子供への支援も十分とは思いませんが、通っていない子供への支援はもっと足りません。 子供達が生きていて楽しいと思えないから、秋田を離れようと思うし、自殺を考える人も多いのです。苦しい学生時代を過ごした場所で子供を生み育てようとはなりません。 学校に行き辛い(生きづらい)ことは秋田が抱える多くの問題と繋がっています。登校の有無に関わらず子供が楽しく生きられる社会になって欲しいです。
・小中学校の義務教育期間の子供の選択肢が少なすぎる。個性も大切だとするならば、せめてもう少し選択肢を増やすべきではと思う。冷静に考えれば、学校にすべての人間が当てはまるはずがない。ただでさえ生まれる子自体が少なく少子化が問題になっているのだから、もっと個々の個性を大切にしなければ、せっかく生まれた子の人生すらダメにしてしまう。生まれてきてくれてありがとうと、もっとウエルカムな世の中にならなければ。
・不登校の子供が幸せな環境は、地域にとっても優しく暮らしやすい環境になると思います。
・不登校=ひきこもりという概念をなくして欲しい。 不登校でも、外に出て活動できる子もいる。 不登校だから、将来がないという言い方をされた事があるが、様々な視点から関われば、子供の将来は広がると思っている。 怠けているともとられることもあるが、行けないけれど、子供も精一杯頑張っていることを理解して欲しい。
・不登校には、親のメンタル安定と気持ちの切り替えが必要だと思います。親が大丈夫!と思える事。学校行けなくなった時すぐに、適切な情報がすごく身近にあると親のメンタルもケア出来るのかなぁと思います。不登校を経験して、親が不安がらずに早期に対応してあげれば良かったと後悔があります。学校行かなくなった→どうしよう→世間体がある→学校には行かせなければ→まわりからの刺激→親が病んでしまう と、不登校も長引くと思います。この、学校いかなくなった→でも、こんな場所があるんだった!あそこに相談してみよう!行ってみよう!と思えるぐらい身近に居場所や情報があって欲しいなぁと思います。
・当時は不登校=ダメなことと間違った知識しか無かったので余計に苦しんだ。不登校に関係ない人にも、別に悪いことではないし、そういう選択をしただけ、多様性の時代など不登校を肯定的なイメージで捉え、正しい知識が持てるように働きかけて欲しい。不登校の子がいてもあたり前の世の中になればいざ我が子がなったときに受け止めやすいと思う。
・担任の先生がクラスの子の授業・精神面・事務的なことを1人で請け負うのは無理があります。 もっと学校全体の大きな問題として、専門の部門が必要です。
・一番大変なのは子供ですが、それを支える親も大変なことを理解してほしいです。
先生から「毎日欠席連絡することで何か不都合ありますか?」と聞かれたので、理解してほしいです。
母親ばかりに責任を押し付けないでほしいです。不登校の原因は育て方ではなく元々の気質によるものでもあるので。
全国の学校で映画「かがみの孤城」や映画「今日も明日も負け犬」を学校で上映してほしいです。
不登校という言葉がマイナスに聞こえるので別のネーミングがあったらいいなと思います。
・早く不登校という言葉が古いものになりますように。学校も多様性の組織になりますように。
・障害の有り無しでの色メガネではなく、子供を見て欲しい。 相談の主観ではなく、自分がわからないときは他に繋げられるように、きちんと相談を聞く人にも勉強をして欲しい。 聞きっぱなしではなく、マニュアルではない、きちんとしたアドバイスが欲しい。
・不登校でも特別視されず、不登校だとしてもそういう選択肢があるのが当たり前だと思えるような社会なって欲しい。
・母子登校も不登校の数にいれて欲しいです。学校の対応は、「お母さんがいれば普通に学校で過ごせるのでとにかく、ついてきて欲しい」とのことだったので登校しぶりの子供に1日中付き添うため家庭と両立や、兄弟とのバランスの取り方が本当に大変でした。 学校に三年間母子登校した私の意見としては、悪い先生というのはいなかったので、とにかく先生の負担が大きすぎて大変そうでした。忙しいだろうと相談もしにくかったです。(心ない言葉をかけてくる先生もいましたが) やはり質のよい専門のスタッフ(親のこころのケアと子供の気持ちのくみとれる方)の配置が各学校に毎日必要だと感じています。 それから、いわゆるママ友の方達からの甘やかしてるんじゃないか。という問いも辛かったです。 ネットで検索すると母子登校は母親の愛情不足とでてくるのも辛かったですが、臨床心理士の先生にその逆よといってもらえたことが救いになりました。 子供のいいところを臨床心理士の先生にはたくさん教えてもらえて本当に救われたのでこういう方が学校にいたら良かったと常に思っていました。 こういう態度をしたなら次はお母さんはこういう行動をしてみて。と具体的に教えてくれたのも臨床心理士の先生でした。
・不登校の子どもたちは、学校の異常な空気を敏感に察知して、自ら身を引いているのではないか。先生方は何年も前から限界なのに、地域は学校という組織に期待しすぎています。過去のイメージは捨てて、学校にもっと柔軟性を持たせるべく、先生以外も勉強してほしいと思います。
9.実行委員へのメッセージ
この項目は、実行委員へのメッセージであることから公表はいたしませんことご理解ください。
アンケート実施について肯定的なメッセージを多数いただき、想いを同じくする人がたくさんいることを感じてとても励まされました。メッセージを書いてくださった皆様、本当にありがとうございました。
最後に
今回のアンケート項目作成においては、「困りごとや支援ニーズを丁寧に拾い上げること」かつ「回答してくださる方のご負担を可能な限り減らすこと」を目標としました。その為、選択式回答の設問を多くして出来るだけ回答にかかる時間が短時間になるように考慮しました。同時に、選択肢は考えつく限り多くすることで、選択式ではあってもそれぞれの家庭の状況やニーズを詳細に伝えてもらいやすいように心がけました。そして、回答に時間を要する自由記述式回答の設問については全て回答任意としました。
しかしながら、私たちが想像した以上に多くの方が、任意回答欄にご意見や体験談を書いてくださいました。皆さんの生の声に、時に共感し、時に胸がいっぱいになりながら、一つひとつ読ませていただきました。たくさんの保護者が苦しい思いをしている現状を改めて知る一方で、その体験があるからこそ、”後に続く親子の負担を少しでも軽くしたい”、”すべての子どもたちが生き生きと育つ秋田であって欲しい”と願う方が大勢いらっしゃると分かり、とても励みになりました。
選択式回答についても、「その他」を選び、選択肢にはない体験やニーズを伝えてくださった方が数多くいらっしゃいました。このことは、『不登校』『登校しぶり』と一口に言っても、本当にそれぞれ、状況が多様であることを表わしていると感じました。
アンケートに回答してくださった皆様に改めて心より御礼申し上げます。周知にご協力くださった皆様にも感謝の気持ちで一杯です。
また、アンケートの作成にあたっては複数の当事者保護者の皆さんにご協力を頂きました。意見を出してくださったり、試作アンケートに回答してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この結果を基に、今後必要に応じて更に詳細な分析を行う事も視野に入れ、頂いた声を最大限生かして、行政との対話の場作りをはじめとしたこれからの活動を行っていく予定です。みんなの声が地域に届き、すべての子どもたちがいきいきと育てる秋田市になるよう、皆さんと一緒に歩んでいきたいです。
今後の活動についても、プロジェクトのWebサイトやSNSで適時ご報告していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。