温かいものを内包する膜の、瞬間を閉じ込めたくて生まれた作品。
膨らんだ布の写真を透過させ何層にも重ねる。それぞれの瞬間の間の滑り落ちる一瞬を、変わらないうちに冷たく硬いものに収めるイメージで制作した。それは触り心地を想像して、大事に伝えるような作業だった。
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