福井大学

子どものこころの発達研究センター

児童青年期こころの専門医育成部門

公式ウェブサイト

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twitter: https://twitter.com/fukuiikusei

福井大学「子どものこころの発達研究センター」は、欧州の先進地域にある児童青年精神科と同様、小児科や精神科から独立した組織として運営されています。その一部門である「児童青年期こころの専門医育成部門」(以下、当部門)は、杉山登志郎客員教授の指導を受け、福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部を「基幹施設」とした研修プログラムを開始し、全国からレジデントを募集しています。当部門が提供する研修プログラムでは、レジデントは児童青年精神医療に不可欠な臨床スキルを学び、児童青年精神医療のあらゆる現場で活動できる臨床家「子どものこころ専門医」として育成されます。全国からのご参加をお待ちしております。

福井大学を含めた、児童青年精神科研修施設のリストです。それぞれの施設をクリックすると、児童青年精神医療に関するレジデント募集について書かれたウェブサイトがリンクされており、当該診療科で診療する精神科指導医小児神経専門医の数など、児童青年精神医療研修を提供している各施設の特性を知ることができます。

福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部には、平成31年1月現在、スタッフとして、常勤医師8名、非常勤医師1名 (精神科指導医3名, 子どものこころ専門医5名, 小児神経専門医4名) が在籍しており、指導層の分厚さは国内随一です。

若手医師の皆様 (精神科専攻医を希望される方): 福井県の精神医療は、早期退院率(東京都 90.3%, 福井県 87.3%)が全国11位、精神病院入院中の生活保護受給者数が全国45位であり(Okumura et al.,2018a;Okumura et al.,2018b)、地域での生活と社会復帰が重視されています。福井大学医学部附属病院を基幹施設、福井県立病院などを連携施設とした精神科研修プログラム(臨床教育研修センターを参照)は、当部門の研修プログラムと併行して行うことが可能であり、精神医学と児童青年精神医学を基礎から学び、精神科専門医、精神保健指定医の資格を得たい若手医師にとって最良の環境です。神経科精神科当部門のスタッフが共同して、クルズス、症例検討会、抄読会が行われており、単施設で年間100回以上の講義を受けることが可能です。当部門スタッフの鈴木は日本精神神経学会精神科専門医制度指導医であり、精神科病棟の入院事例を含めて、10代の患児の診療をサポートします。

小児科専門医の皆様: 福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部は、小児神経科医である友田明美診療部長の元に、児童青年精神科医と小児神経科医が集い、共同で運営されています。当部門における「子どものこころ専門医」を取得するための研修と並行して、福井大学医学部附属病院神経科精神科、福井県立病院こころの医療センターなどで研修を行うことで、精神保健指定医、一般病院連携精神医学専門医の取得が可能です。子どものこころ診療部には4名の小児神経専門医が在籍しており、神経内科的な観点からのスーパーヴィジョンが得られます。

精神科専門医の皆様: 子どものこころ診療部は外来部門であり、精神病床を管理する神経科精神科と緊密に連携しながら、10代の患児を治療しています。当部門の研修プログラムでは、一般的な精神科外来での有病率の高い障害、すなわち、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、反抗挑発症、素行症、抑うつ障害、強迫症、社交不安症、複雑性心的外傷後ストレス障害、境界性パーソナリティ障害、機能性身体症候群などの臨床に重点が置かれており、さまざまな職種の臨床家が集う認知行動療法研究会「ほくほく」と連携して、認知行動療法、対人関係療法、動機づけ面接などの精神療法がトレーニングされています。大学院での生物学的研究や臨床疫学的研究と、臨床トレーニングを両立させることも可能です。

外来の陪席、院内カンファレンス等の見学を希望される方は「見学申し込みフォーム」からご応募ください。2019年度施設見学会・研修プログラム説明会は、こちらのフォームから申し込みできます。

事務局 問い合わせ先

福井大学病院での研修をご希望、ご検討しておられる方は「研修申し込みフォーム」からご応募ください。2019年度施設見学会・研修プログラム説明会は、こちらのフォームからも申し込みできます。

事務局 問い合わせ先

「ラター児童青年精神医学」抄読会

北陸水曜会

児童青年精神医学の標準的テキストである「Rutter's Child and Adolescent Psychiatry, 6th Edition」は、長尾圭造先生を中心としたグループによって翻訳され、2018年4月に「ラター児童青年精神医学原書第6版」という邦題で発刊されました。福井大学からは、松崎秀夫教授が「第24章: 遺伝学」、鈴木太准教授が対人関係療法や動機づけ面接を論じた「第40章: 対人関係を基本とした治療」の訳者として参加しました。

北陸水曜会は毎週の水曜に行なわれ、「ラター」の他「認知行動療法トレーニングブック第2版」などをテキストとしています。

お知らせ (子どものこころ診療部で診療する教員の講演など)

2019年度レジデント募集概要

  • 研修期間福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部(基幹施設)で2年間、連携施設で1年間
  • 応募資格: 以下のいずれかに相当する医師。
    • 新医師臨床研修制度において初期研修2年間を修了したか、修了見込みの医師
    • 小児科・心療内科・精神科のいずれかにおいて、1年間以上の臨床経験を有した医師
  • 採用予定日: 2019年4月
  • 募集人員: 上限5名
  • 職位: 医員・病院助教・助教のいずれかであり、最初の2年間は週4日間の基幹施設勤務が必要です。
  • 応募手続き
    1. 2019年度の時点で、小児科専門医、精神科専門医、精神保健指定医を未取得の方: 原則、医員としての応募となります。 研修申し込みフォームからご連絡いただくか、 fukuiikusei@gmail.com にお問い合わせください。
    2. 2019年度の時点で、小児科専門医、精神科専門医、精神保健指定医のいずれかを取得または取得見込みの方: 厳正な選考に基づいて、医員、病院助教、助教のいずれの職位となるか決定されます。研修申し込みフォームからご連絡いただくか、fukuiikusei@gmail.com にお問い合わせください。
      • 履歴書その他書類の提出先
        • 福井大学子どものこころの発達研究センター 児童青年期こころの専門医育成部門
        • 住所: 〒910-1193 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
        • 電話番号: 0776-61-8675 (松岡キャンパス 総務室運営係)
  • 給与・待遇・福利厚生等
    1. 給与: 職位によって異なり、医員の平均月額は30数万円です。福井大学医学部附属病院での当直業務は義務付けられておらず、平日や休日の他院での当直、平日の日勤帯(最大で週1日)や休日の他院での診療、産業医業務など、本務に支障がない範囲で外勤が可能です。外勤を行う施設は、特定の地域、特定の診療科に制限されません。また、必要に応じて、精神科や小児科の外勤を適宜ご紹介いたします。
    2. 休暇: 年次有給休暇(採用から6ケ月継続勤務後10日付与)、夏季休暇(3日間)、一斉休業(2日間)、忌引、看護・育児・介護休業等があります。
    3. 福利厚生: 健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険を適用します。
    4. 宿舎: 家賃1万円台で松岡地区に職員宿舎を完備しています。
  • 選考方法: 書類審査及び面接
  • 応募締め切り: 2019年度の医員募集については「福井大学医学部附属病院専門研修募集要項」をご参照ください。
  • 修了証の交付: 所定の研修を修了した方に修了証を交付します。

北陸児童青年期精神医療セミナー

北陸児童青年期精神医療セミナーは、年間に数回行われる児童青年精神医療に関するセミナーであり、北陸三県及び近隣地域で勤務する臨床家の交流及びスキル向上を目的としています。セミナーの講師としては、児童青年精神医療や精神療法に熟練した医師、臨床心理士、公認心理師、認定/専門行動療法士の先生方をお招きします。医学部学生、医師、看護師、臨床心理士、公認心理師、認定行動療法士、社会福祉士、精神保健福祉士、その他守秘義務のある専門職の方にご参加いただけます。費用は無料です。

セミナーの詳細はこのウェブサイトで告知いたします。

  • 第1回: 2018年1月25日(木) 上島医院, 南大阪睡眠医療センター: 渥美正彦先生 「アンガーマネジメント」
  • 第2回: 2018年3月16日(金) 四国こどもとおとなの医療センター: 中土井芳弘先生
  • 第3回: 2018年9月12日(水) 兵庫医科大学病院精神科神経科: 山田恒先生
  • 第4回: 2019年7月13日(土)

Last modified: 2019/01/16