食育

 手づくりごはん

みんなといっしょに食べるごはんは美味しい。週数回、自給自足を念頭に身体にも心にも良い食材を使って手づくりの昼食をいただきます。園内栽培も行っており、食材に感謝する心を育てます。

100年前からつづく   薪でつくる食事

弥生時代から伝わる  釜戸のごはん

手作り昼食はほぼ全て薪を使ったホンモノの火力で、釜戸や中華鍋で作っています。
薪の強い火力で作ると食材のエキスがにじみ出て、短時間に旨味を封じ込めたとてもおいしい食事ができます。釜で作るご飯は鉄分を含んでいるためまろやかで美味しいです。

気になる!富士見のギモン!シツモン!!

どんなものを
食材に使っているの?

子ども達と一緒に育てた野菜、季節を感じられるなるべく無農薬にこだわった食材を使用し、釜戸の力強い火力で一気に作り上げます。

園庭の一角で釜戸で作ると、炭のにおいから食材におい、料理の具体的なにおいが園庭に広まり子どもたちはごはんを楽しみに待ちます。

昼食は子どもたちが仕込んだ「ふじみカレー」、正門横で育った栗を使った栗おこわ、近所の農家さんに協力いただいた果実/野菜を使ったメニューなど様々です。

薪や焚き火って
危なくないの?

子どもたちへの良い効果を考えると、薪や焚き火の経験はさせてあげたいものです。だからこそ、何をしたら危ないか、どうすれば危なくないように過ごせるか、を子どもたちと話し合い共生できるよう取り組んでいます。

また他にも釜戸の火・焚き火には様々な好効果があり、食事をきっかけとした子どもたちの育ちのサポートにもつなげることが期待できます。
・精神的に安定する
・五感が研ぎ澄まされる
・集中とリラックスを自然な形で一度に得られる
・多様な価値観を受け入れられる etc.

焚き火には「1/fゆらぎ」という自然界に溢れる不規則でランダムなゆらぎがあることがわかっています。このゆらぎにより、脳がリラックスするので、焚き火を見ていると癒やされ、心が落ち着くそうです。

参照:Veltra記事他