地域水環境学

最近の出来事・お知らせ

2018年04月02日:2018年度がスタートしました

2017年10月27日:田中健二・研究員が農業農村工学会京都支部賞・研究奨励賞を受賞しました。

2017年04月09日:2017年度がスタートしました

2016年12月26日:藤原がスーダン国に現地調査に行きました。

2016年12月01日:ホームページを作成。


研究室について

水資源学研究室は、生物資源環境学部 環境科学科 地域環境系に属しています。

 本研究室は、美しい地域環境、田園空間を水循環、水資源、水環境に基づく研究アプローチで創造することを目指しています。ここで、本研究室がターゲットとしている地域環境、田園空間とは、農地だけでなく、田園地帯に豊富な水・物質を供給する高山地帯の自然環境、農地と都市が広がる田園空間、さらには、河川を通じて田園地帯と繋がっている里海環境をも含んでいるエリアを指しています。

研究対象について

1 田園、都市環境を潤す水循環、水資源のより正確な理解

 ・白山の山頂といった高標高地帯の積雪・融雪プロセスの解明

 ・森林内における積雪・融雪の観測および新規観測手法の開発


2 里山・里地・里海における環境変化ー水循環の相互作用の理解

 ・放棄竹林、土砂崩壊などの環境変化が流域水循環に及ぼす影響

 ・砂浜地形の変化が土壌内の水環境に及ぼす影響とそれが生態系に与える影響


3 開発途上国における水環境、灌漑効率の改善への貢献

 ・東南アジアにおける洪水氾濫、水環境の実体把握と改善策の検討

 ・アフリカにおける洪水灌漑の灌漑性能評価と灌漑効率の向上に資する水文学的検討

研究手法について

1. 数値シミュレーション:数値モデル、統計的モデルを用いて水循環をシミュレーションします。

2. リモートセンシング(衛星解析):地球を観測している衛星を利用して環境モニタリングします。

3. 現地観測・現地調査:対象地で気象観測、流量観測、採水、測量なども行います。

4. ビックデータ、データ分析:集めた膨大なデータを最新のデータ分析手法を用いて解析します。

連絡先

石川県立大学 生物資源環境学部 環境科学科


藤原 洋一


〒921-8836 石川県野々市市末松1丁目308番地

E-mail: yfuji[at]ishikawa-pu.ac.jp

Tel: 076-227-7479 Fax: 076-227-7410

http://water.ishikawa-pu.ac.jp/


研究内容に関心がある方は是非、連絡・来室してください(部屋:D208)。